活動(2023-)

ジャポニスム学会の毎年の活動は、年1回の総会(講演会同時開催)、年数回の例会と見学会、年1回の会報を中心としています。秋には、公益財団法人荏原畠山記念文化財団との共催でシンポジウムを開催します。以下に最近のニュースと活動内容を掲載します。

2023年第一回関西例会

株式会社千總での講演会ならびに工房見学


日時:
2023930日(土)
場所:株式会社千總
協力:千總文化研究所

概要:
京友禅の製作・販売・企画を生業とする千總の創業は、1555の室町時代に遡ります(1937年に株式会社設立)。
明治維新の遷都により衰退の危機に直面した京都の染織業界は、新たな顧客・販路を開拓すべく図案や技法・品質の改良に取り組み、
当時盛んであった内国勧業博覧会や万国博覧会に積極的に参加しました。
千總は、川島織物と共にその第一線に立ち、主に飯田呉服店(現・高島屋)と組んで、着物だけではなく、
衝立や屛風といった新たな形状の商品、さらには天鵞絨友禅などを開発して、数多くの製品を海外に輸出しました。
また、明治以降に京都を訪れた多くの美術関係者が千總を訪れてもいます
今年度の関西例会では、ジャポニスムにおいて重要な役割を果たした千總について、講演会ならびに友禅工房の見学を通して、
より深く知ることができる機会を提供します。

プログラム:

14時:集合
株式会社千總本店前
[京都市中京区烏丸三条西入:地下鉄烏丸線御池駅から徒歩5分]
1410分~15分:例会挨拶
1415分~1515分:講演会[含:質疑応答]
演題:明治大正時代における海外と千總の交わり
講師:小田桃子氏[千總文化研究所研究員]
1515分~1615分:本社・友禅工房見学
1630分:解散
 株式会社千總
https://www.chiso.co.jp/
千總文化研究所
https://icac.or.jp/public/
1730分~20時:懇親会
 場所:未定
[会場は四条烏丸界隈、会費は7,000円程度を予定しています(学生会員の方は3,500円程度)]

申込締切:915日(金)
* ジャポニスム学会事務局(ワールド・ミーティング内)まで、メールでお申し込みください。japonisme@world-meeting.co.jp
* 本例会への参加はジャポニスム学会会員に限らせていただきます。

 

 

2023年第一回関東例会

「ポール・ジャクレー フランス人が挑んだ新版画展」見学会

会場 太田記念美術館
   http://www.ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/pauljacoulet
   ハローダイアル03-5777-8600
   150-0001 東京都渋谷区神宮前1丁目10−10
   JR原宿駅表参道口 徒歩5

日程7月1日(土)14:30から

1415 受付開始
1430 スライドレクチャ (太田記念美術館内の地下一階視聴覚室)
猿渡紀代子(大佛次郎記念館)「ポール・ジャクレー 人と作品」
日野原健司(太田記念美術館)「新版画におけるポール・ジャクレーの位置」
1530 自由見学(流れ解散、当日は17:30まで開館)

 

 


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