この勉強会では、日本内外の美術館・博物館における東西文化交流の視点を含んだ展覧会、あるいはこの視点で読み解くことの可能な収蔵作品等に関する情報の交換や集積を行い、文化交流にまつわる研究活動等の一助とすることを目指します。会員の方で、美術館・博物館等の学芸員の方、学芸員経験がおありの方、あるいはこうした活動にご関心がおありの方、どなたでもご参加いただけます。また、非会員の方でも、会員のご紹介がおありでしたら、お越しいただくことができます。
1回目の勉強会は、以下の内容と日時で行います。事前予約等は必要ありませんので、参加ご希望の方は、直接会場にお越しください。
・日時:2014年12月5日(金)15:00?17:00
・場所:帝京大学霞ヶ関キャンパス
・テーマ:「没後100年 徳川慶喜」展(第2回ジャポニスム学会展覧会賞受賞)について
・講師と演題:
齊藤洋一氏(松戸市戸定歴史館副館長)
「将軍と開成所油絵 ―1867年パリ万博イタリア美術展示室写真から―」
吉田恵理氏(静岡市美術館学芸係長)
「徳川慶喜の油彩画を読む―シンポジウム企画開催の経緯とその後」