「ジャポニスム学会国際シンポジウム2019」研究発表公募締め切り延長のお知らせ

先般、国際シンポジウム2019における研究発表公募をお知らせし、5月10日で応募を締め切りましたが、応募状況とプログラム構成を鑑み、選択の幅を広げるため今一度発表を募りたく、締め切りを6月10日(月)まで延長することにいたしました。

応募要領に変更はありません。発表をご希望の方は、下記をご覧の上、奮ってご応募ください。

なお、応募資格は学会員であることですので、現在学会員ではない方が発表を希望する場合は、応募と同時に入会を申請していただき、理事会における入会審査を経て、発表の受付となります。入会お申し込み方法は、学会HPをご覧ください。

また、学会では、海外から自己負担で来日し発表する方についてはその事情に応じて、少額ながら旅費滞在補助費を支給する場合があります。補助を希望する方はその旨を必要とする事由とともに応募の際にお知らせください。

皆様のご応募をお待ちしております。

 

 

ジャポニスム学会国際シンポジウム2019 研究発表公募要項(再掲)

「人の移動とジャポニスム」

 ジャポニスム学会は、公益財団法人荏原 畠山記念文化財団の共催を得て、ジャポニスム学会国際シンポジウムを開催する運びとなりました。今回は「人の移動とジャポニスム」と題して、さまざまな角度からジャポニスムの現象を検証することを目指します。

19世紀半ばの開国と同時に、外交官、お雇い外国人、商人、観光客が日本を訪れ、街並みや風習、職人技や出会いの経験を日記や書簡に記し、工芸品を持ち帰りました。一方、日本から欧米へも、ビジネスや興行、留学や移住を目的とした多様な人の移動があり、彼らは欧米で他者の表象となりました。地球上のさまざまな場所で交錯したこれらの人の移動は、どのようにジャポニスムの原動力となったのでしょうか。美術品などの物の移動から視点を変えて、人の移動を再検討することで、近代から現代に至るジャポニスムの多種多様な新たな意味を理解することができるでしょう。

2019年のジャポニスム学会国際シンポジウムは、旅と移動がもたらしたジャポニスムに関する研究と議論を掘り下げようとするものです。「観光」「留学」「外交」「商取引」「興行」「移民」「他者」「エージェンシー」などに関する意欲的・実験的なテーマの発表の応募を期待します。

 

日時:2019年10月5日(土)

会場:国立西洋美術館(日英同時通訳配置予定)

発表使用言語:日本語または英語

応募資格:ジャポニスム学会員であること。現在会員でない方は応募と同時に入会申込手続き(学会ホームページ入会案内参照)をしてください。理事会で入会審査を行なった後、発表申込を受け付けます。

研究発表(20分間予定)希望者は、発表内容の要旨を1200字前後(A4判 1枚、英文も同様)にまとめ、メールに添付して2019年6月10日までに下記学会事務局にご提出ください。査読の上、7月10日を目途に採否を理事会で決定し、通知します。

また、発表が決定した場合、同時通訳に使うため発表原稿を9月28日(土)までに提出する義務を負っていただきます。

 

問い合わせ・応募書類送付先:

ジャポニスム学会事務局

(株)ワールドミーティング内

〒160-0007 東京都新宿区荒木町5-14

ネオ荒木町ビル2F

tel. +81-3-3350-0363

fax. +81-3-3341-1830

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