● ジャポニスム学会後援:シンポジウム「越境と往還—美術史研究の諸相」のお知らせ
ジャポニスム学会の後援により、2024年9月20日・21日(金・土)に、東京大学駒場Iキャンパスで、シンポジウム「越境と往還–美術史研究の諸相」が行われます。参加方法は対面のみ(録画なし)で、事前の申し込みは不要です。
日時:2024年9月20日(金)10:30–14:30、21日(土)13:10–16:40
場所:東京大学駒場Iキャンパス 11号館1101教室(20日)・18号館ホール(21日)
登壇者:安藤 智子・井口俊・泉 美知子・金沢 百枝・小泉 順也・齋藤達也・申 旼正・陳岡 めぐみ・鈴木禎宏・松井裕美・三浦篤・吉岡 知子
主催:国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))22K0002「美術作品の流通と美術コレクション形成–通時的/共時的分析とデータベース」(代表:寺田寅彦)
共催:東京大学総合文化研究科超域文化科学専攻比較文学比較文化研究室/日仏美術学会
後援:美術史学会/ジャポニスム学会
● ジャポニスム関連イベント:「シンポジウム 縮緬絵の実態とその未来について」
日時 11月18日(土)12時30分〜17時30分
場所 東京藝術大学中央棟第3講義室(zoom併用)
主催 縮緬絵シンポジウム実行委員会
趣旨 縮緬絵は安価な玩寿品として軽んじられてきました。しかし 幕末に全権大使徳川昭武が赴いたパリ万博では、日本の代表的な美術品として出品されました。様々な文献から、ファン・ゴッホなどのヨーロッパ絵画へ影響を与えたことも分かってきました。布の様な風合いを持つ縮緬浮世絵の実態について、美術史および科学的側面から解明し、新しい美的価値の創出を目指します。zoomでの参加も可能ですので、奮ってご参加ください。
詳細は添付のチラシをご覧になって、チラシのQRコードから11月10日までにお申し込みください。
● 講演「Japonisme, a French Art Form」
日時 5月31日
場所 フランス国立極東学院・京都支部 〒606-8276 京都市左京区北白川別当町29
講師 Sophie Basch(Sorbonne University)
演題 Japonisme, a French Art Form
使用言語 英語、通訳なし
公演 チラシ
●シンポジウム「没後100年渡辺省亭とその時代―日仏近代美術の黎明―」
日時:2017年3月10日(金) 17:00-20:30
会場:シンポジウム 日仏会館ホール(恵比寿)
展示:日仏会館ギャラリー(3月9日~11日)
主催:渡辺省亭展実行委員会、日仏会館
後援:ジャポニスム学会、日仏美術学会、日本フェノロサ学会
【プログラム】
17:00-17:05 フランス事務所長挨拶(予定)
【第1セッション 渡辺省亭の基礎研究】司会 植田彩芳子(京都府文化博物館学芸員)
17:05-17:20 「渡辺省亭の生涯と作品」
17:20-17:55 「渡辺省亭と日仏美術の黎明」 岡部昌幸(帝京大学教授)
17:55-18:05 休憩
18:05-18:40 「渡辺省亭と明治美術(仮)」 塩谷純(東京文化財研究所近・現代視覚芸術研究室長)
18:40-19:00 コーヒーブレイク
【第2セッション パネル・ディスカッション 渡辺省亭再評価へ】
19:00-20:30 モデレーター 岡部昌幸
パネリスト: 佐藤道信(東京芸術大学教授)、 山下裕二(明治学院大学教授・山種美術館顧問)、野地耕一郎(泉屋博古分館館長)、塩谷純
コメンテーター : 荒屋鋪透(ポーラ美術館前館長)、三浦篤(東京大学教授、日仏会館理事)、岩切信一郎(美術史家)、古田亮(東京芸術大学大学博物館准教授)
☆なお参加ご希望の方は日仏会館、あるいはジャポニスム学会事務局へお申込みください。また今春、渡辺省亭の展覧会が以下のように開催されます。
「SEITEI 〜 渡辺省亭:蘇る!孤高の神絵師」展
会期 平成29年3月18日(土)〜平成29年4月9日(日)
時間 午前10時〜午後6時
会場 加島美術1階・2階展示スペース(東京都中央区京橋3−3−2)
●ワークショップ「19−20世紀の美術をめぐる言説」
■日時:2016年12月18日(日)14時〜17時30分
■場所:名古屋大学文系総合館7階 カンファレンスホール
■講演者:
●クレール・バルビヨン(ポワチエ大学教授)
「美術批評・美術史・美術理論:フランスにおける分化の過程、1848年〜1914年」
●稲賀繁美(国際日本文化研究センター副所長, 総合研究大学院大学教授)
「ヨーロッパにおける琳派の受容、1876年〜1918年:テオドール・デュレ、ルイ・ゴンス、蜷川式胤、S.ビング、ロジェ・マルクス」
【主催】名古屋大学文学研究科人類文化遺産テクスト学研究センター(CHT)
【後援】日仏美術学会
【助成】日本学術振興会科研費(若手研究B:16K16727)
【言語】日本語およびフランス語(逐次通訳あり)
●国際シンポジウム「江戸の庶民絵画 大津絵を読み解くー街道絵師からミロまで」
日時:2016年7月8日(金)-9日(土)
場所:東京 日仏会館 1階ホール
聴講無料 ◆以下の事前申し込みが必要です 言語:日本語、一部英語(同時通訳付き)
【企画担当者】クリストフ・マルケ(日仏会館・フランス国立日本研究センター)
【登壇者】ポール・ベリー(関西外国語大学)、リカル・ブル(バルセロナ自治大学)、小林優(足立区立郷土博物館)、クリストフ・マルケ(日仏会館・フランス国立日本研究センター)、佐藤悟(実践女子大学文芸資料研究所)、嶋田華子(美術史研究者)、白土慎太郎(日本民藝館)、鈴木堅弘(京都精華大学)、植田彩芳子(京都文化博物館)、矢島新(跡見学園女子大学)、横谷賢一郎(大津市歴史博物館)
【司会】内田保廣(共立女子大学)、岡部昌幸(帝京大学)、尾久彰三(元日本民藝館学芸部長)、クリストフ・マルケ(日仏会館・フランス国立日本研究センター)
主催:日仏会館フランス事務所
共催:國學院大學、実践女子大学文芸資料研究所
協力:大津市歴史博物館、日本民藝館
助成:平成28年度 文化庁 地域の核となる美術館・歴史博物館支援事業
後援:日仏美術学会、明治美術学会、ジャポニスム学会
当日プログラム: http://www.mfj.gr.jp/agenda/_data/otsuepdf.pdf
大津絵は江戸初期から明治にかけて、琵琶湖畔の大津宿の西端、東海道沿いの追分・大谷界隈で売られていた庶民絵画である。独特の素朴な描法で宗教的、道徳的、あるいは風刺的な画題を描いているが、これまで美術史をはじめとした学術領域ではあまり扱われてこなかった。大津絵に関して初めてとなる今回の国際シンポジウムでは、大津絵の起源・図像・江戸時代の文芸との関係などについて再検討したい。また、近代になってから、画家の河鍋暁斎や梅原龍三郎、篆刻家の楠瀬日年、思想家の柳宗悦などが、いかにして大津絵を再発見、再評価、見立てや我流の引用をしたかを考える。そして、二十世紀になって、この素朴でありながら多様な意味合いが含まれている大津絵が、民族学者ルロワ=グーラン、彫刻家セラ、画家ミロなど、外国人の眼にどのように映ったのかについて考察する。
◆大津絵の展示会
下記3ヶ所で大津絵の展示があります。
・日仏会館内ギャラリー:7月8日ー10日、9時ー19時(8日は21時まで)
・國學院大學博物館:7月4日ー10日、10時ー18時
・日本民藝館:6月21日ー8月21日、10時ー17時(「沖縄の工芸」展で一部併設展示)
●国際シンポジウム 「北欧の近代美術とジャポニスム」
International Symposium “Modern Art and Japonisme in the North”
日 時: 2015年10月31日(土曜日)10:00~18:00
会 場: 国立西洋美術館 講堂
詳 細: http://www.nmwa.go.jp/jp/events/index.html#2015japonism
会場アクセス: http://www.nmwa.go.jp/jp/visit/map.html
問合せ先: ☎ 03-3828-5131
* 学会員の為に30席が用意されています。参加ご希望の方は10月23日(金)までに学会事務局までお申し込みください。
●ICCEESのジャポニスム関連パネルディスカッション
8月7日金曜日 14:30〜16:00 神田外語大学 4−104教室にて
ウクライナについては、国立ウクライナ芸術大学のスベトラーナ・リバルコ教授、セルビアについては多摩美術大学の嶋田沙千さん、ロシアについては福間加容さん、ディスカッサントは岡山大学鐸木道剛教授、司会は関西大学の角教授(チェーホフ研究者)。使用言語は英語。
2:30 pm – 4:00 pm, Room 4-104Friday, August 7, 2015
Role | Name | Affiliation | Countries & regions | Title |
Chair | Nobuaki Kaku | Kansai U | Japan | |
Presenter | Svetlana Rybalko | Kharkiv National Academy of Culture | Ukraine | Japonisme in Ukrainian Culture at the Turn of the Century |
Sachi Shimada | Tama Art University | Japan | Art Nouveau in Serbia | |
Kayo Fukuma | Chiba U | Japan | Japonisme and Russian Art in the Early 20th Century | |
Discussant | Michitaka Suzuki | Okayama U | Japan | |
神田外語大学
〒261-0014 千葉県千葉市美浜区若葉1-4-1
最寄り駅:JR京葉線「海浜幕張駅」、京成電鉄「幕張駅」、JR総武線「幕張駅」
*JR総武線「幕張本郷駅」からバス10分
● シンポジウム「万博と芸術:バルセロナ、ウィーン、パリ」 (ポスター)
【日時】 7月19日(日) 13:00~17:00 (12:30 受付開始)
【会場】 国立西洋美術館 講堂 (企画展示館地下2階)
【主催】 スペイン・ラテンアメリカ美術史研究会、国立西洋美術館
【後援】 美術史学会、ジャポニスム学会
【プログラム】
13:00~13:05 代表挨拶 岡田裕成 (大阪大学)
13:05~13:15 国立西洋美術館長挨拶 馬渕明子
13:15~13:25 趣旨説明 木下亮 (昭和女子大学)
13:25~14:25 基調講演 リカル・ブル (博報財団招聘日文研研究者)
「1888年バルセロナ万博とジャポニスム」(英語による講演、和訳要旨配布)
14:25~14:35 休憩
14:35~15:05 研究発表1 伊藤喜彦 (東海大学)
「ドゥメナク・イ・ムンタネー初期作品の展開とバルセロナ万博」
15:05~15:35 研究発表2 寺本敬子 (跡見学園女子大学)
「1867年・1878年パリ万博とジャポニスム」
15:35~16:05 研究発表3 海老澤模奈人 (東京工芸大学)
「1873年ウィーン万博と都市、建築」
16:05~16:15 休憩
16:15~17:00 パネル・ディスカッション
*事前申し込み不要、先着順(140名)
展覧会をご覧になるには別途観覧券が必要ですのでご了承下さい。
● 日仏会館におけるシンポジウムのご案内
「河鍋暁斎とジョサイア・コンドル―海外における評価と受容」 (仮題)
7月4日(土)14:00-16:30(予定)
会場:日仏会館ホール
定員:120名、オンライン事前申し込み制:申込み先
参加料:1000円(税込)、後援団体会員500円(税込)、日仏会館会員および学生無料(要学生証提示)
司会: クリストフ・マルケ氏
冒頭挨拶:高橋明也館長 (5分)
講演1: 野口玲一氏、暁斎展の紹介を中心に (40分)
講演2: 山口静一氏、暁斎とコンドルについて (40分)
休憩 10分
パネルディスカション: 河鍋楠美氏、タイモン・スクリーチ氏、及川茂氏、野口玲一氏、
山口静一氏 (55分)
● 京都国立博物館 国際研究セミナー「日仏漆芸交流史を学ぶ」 開催のお知らせ
2015年1月25日(日)に京都国立博物館で国際研究セミナーが行われます。ジャポニスム学会の皆様におかれましては、学会に所属されている旨とお名前を以下の連絡先に1月22日(木)までに申し込んでいただき、その返信メッセージをご呈示いただければ、当日当館に無料でご入館いただけます。ふるってご参加下さい。なお詳細につきましては添付のチラシをご覧下さい。
京都国立博物館 学芸部 教育室 ファクス:075-531-7719
● 日仏会館におけるジャポニスム関連イベントのお知らせ
ジャポニスムに関連する講演会が日仏会館にて催されます。
詳細は添付チラシおよび日仏会館のページをご覧ください。事前申し込み制です。
2015年1月22日(木) 18時30分~20時30分
「プルーストと『モダン・スタイル』──『失われた時を求めて』における装飾芸術と政治」
講師 ソフィー・バッシュ(パリソルボンヌ大学)
2015年2月6日(金) 18時~19時30分
「漂白の浮世絵師ポール・ジャックレー 1930年代~1950年代の多色木版画に見る日本とミクロネシア」
講師 クリスチャン・ポラック (明治大学、社会科学高等研究院)
● 講演会
ジャポニスム学会会長馬渕明子氏による
講演会「描かれた“日本人”―ジャポニスムの一側面」が
2014年7月26日(土)14時~15時半に世田谷美術館にて開催されます。
● 5月30日、成蹊大学において以下のようなジャポニスム関連のワークショップ(英語)が行われます。5月9日の第一回例会に発表をいただく加藤めぐみ氏、本学会監事の中地幸氏の参加も予定されています。
Japan in the Eyes of Others
Receptions of Japanese Culture and Society in the West
International Workshop, 30 May 2015 (Saturday), Seikei University (Tokyo)
10:30 WELCOME AND INTRODUCTION
10:45 Kamila Pawlikowska (Seikei University, Tokyo): ‘Responses to the Modernisation of Meiji Japan in England and Poland: A Comparative Reading.’
11:30 Fabien Arribert-Narce (Aoyama Gakuin University, Tokyo): ‘Franco-Japanese Cultural Encounters in the Twentieth and Twenty-First Centuries: A Fascination for the Everyday.’
12:15 Laurence Williams (The University of Tokyo): ‘Chained Islands: Japan in English Political Thought of the Restoration and Early Eighteenth Century.’
13:00 – 14:00 LUNCH BREAK (lunch provided)
14:00 Megumi Kato (Tsuru University, Yamanashi): ‘An Artist of the Floating World: Sayume Tachibana and the Reception of his Artworks in Europe.’
14:45 Andrew Elliott (Doshisha Women’s College, Kyoto): ‘“How to Deal with Japan”: Travel, Empire, and Anglophone Attempts to Write Japan, 1853-1945.’
15:30 Sachi Nakachi (Tsuru University, Yamanashi): ‘Madame Butterfly as Japanese Lolita: Japanese Women in the Western Imagination and the Formation of “Kawaii” Culture in Modern Japan.’
16:15 ROUNDTABLE DISCUSSION
17:15 – 18.00 WINE RECEPTION
Venue: Seikei University, building 10 (大会議室- large meeting room, first floor)