「ジャポニスム 学会賞」
年 度 | 受賞者 | 受 賞 業 績 題 名 | |
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第45回 | 2024年 | Sophie Basch |
著書 “Le Japonisme, un art français (ジャポニスム―フランス美術としての),” Les presses du Réel, 2023 |
特別賞 | 2023年 | 木々康子 高頭麻子 |
編著『美術商・林忠正の軌跡1853-1906 19世紀末パリと明治日本とに引き裂かれて』藤原書店、2022年12月30日刊 |
第44回 | 2023年 | 鈴木順二氏 |
著書『園芸のジャポニスム―明治の庭師ハタ・ |
第43回 | 2022年 | 該当者なし | |
第42回 | 2021年 | 該当者なし | |
第41回 | 2020年 | Jean-Sébastien Cluzel | 著書 Le japonisme architectural en France 1550-1930, Editions Faton, France, 2018. |
第40回 | 2019年 | 該当者なし | |
第39回 | 2018年 | 深井晃子 | 著書『きものとジャポニスム―西洋の眼が見た日本の美意識』 平凡社、2017年 |
第38回 | 2017年 | 今井祐子 | 著書『陶芸のジャポニスム』 名古屋大学出版会、2016年 |
第37回 | 2016年 | 金子美都子 | 著書『フランス二〇世紀詩と俳句ージャポニスムから前衛へ』 平凡社 2015年 |
第36回 | 2015年 | 南明日香 | 著書 『国境を越えた日本美術史 ジャポニスムからジャポノロジーへの交流誌1880-1920』藤原書店、2015年 |
第35回 | 2014年 | Ricard Bru Turull (リカル・ブル・トゥルイ) | 著書『エロティック・ジャポニスム:西洋美術における日本の性的画像の影響』 (英文) Erotic Japonisme ;The Influence of Japanese Sexual Imagery on Western Art. Leiden: Hotei Publishing , 2013. |
第34回 | 2013年 | 廣瀬 緑 | 著書『アール・ヌーヴォーのデザイナー M. P. ヴェルヌイユと日 本』クレオ、2013年3月25日 |
第33回 | 2012年 | 今井 朋 | 展覧会図録 Un Gout d’Extreme-Orient. Collection Charles Cartier-Bresson (Juin, 2011)に収録された論文≪Un Gout d’ Extreme-Orient, un regard de collectionneur de la fin du XIXe siecle ≫ および図録編纂 |
第32回 | 2011年 | マヌエラ・モスカティエッロ | 『ジョゼッペ・デ・ニッティスのジャポニスム、19世紀末のフランスで活躍したイタリア人画家』( Le Japonisme de Giuseppe De Nittis, Un peintre italien en France a la fin du XIXe siècle, Peter Lang, Bern, 2011 ) |
第31回 | 2010年 | 柴田 依子 | 『俳句のジャポニスム クーシューと日仏文化交流』 (角川学芸出版、2010年3月10日発行) |
第30回 | 2009年 | 土田 ルリ子 | 「ガレとジャポニスム」 展、展覧会企画、同展図録編集および掲載論文「ガレが見た日本の美意識」 |
第29回 | 2008年 | 宮崎 克己 | 『西洋絵画の到来 日本人を魅了したモネ、ルノワール、セザンヌなど』( 日本経済新聞出版社) |
第28回 | 2007年 | 岡部 昌幸 | 「ジャポニスムのテーブルウエア-西洋の食卓を彩った“日本”-」 展の企画および同展図録掲載論文「ジャポニスムのテーブルウエア-19世紀末、欧米の食卓を彩った日本の美意識」 |
第27回 | 2006年 | 鈴木 禎宏 | 『バーナード・リーチの生涯と芸術』(ミネルヴァ書房) |
第26回 | 2005年 | クラウディア・ デランク | 『ドイツにおける日本= 像』( 思文閣出版) |
羽田 美也子 | 『ジャポニズム小説の世界』(彩流社) | ||
第25回 | 2004年 | 小野 文子 | Ayako Ono, Japonisme in Britain: Whistler, Menpes, Henry, Hornel and Nineteenth-Century Japan, Routledge Curzon, 2003. |
第24回 | 2003年 | 松村 恵理 | 『壁紙のジャポニスム』(思文閣出版) |
第23回 | 2002年 | 小山 ブリジット | Burigitte Koyama-Richard, ‘Japon Rêvé – Edmond de Goncourt et Hayashi Tadamasa’, Paris:Hermann.2001 Burigitte Koyama-Richard, Japon Rêvé – Edmond de Goncourt et Hayashi Tadamasa, Paris:Hermann, 2001 |
第22回 | 2001年 | 隠岐 由紀子 | 「ギュスターヴ・モローと仏教芸術」(『ジャポニスム研究』第20号) |
第21回 | 2000年 | 高木 陽子 | Yoko Takagi, ‘”Le Japonisme et les livres ornementés à la fin du dix-neuvième siécle en Belgique. 1ère partie: Découverte de l’art du livre japonais et Max Elskamp. 2e partie: Réaction artistique de H. van de Velde, G. Lemmen, F. Khnopff et Th. van Rysselberghe”, Le Livre et l’estampe, Revue de la Société royale des Bibliophiles et Iconophiles de Belgique, XXXXV, 1999 no.151. |
第20回 | 1999年 | クリストフ・マルケ | 『Ebisu』1998年冬期特別号パリ市立チェルヌスキ美術館100周年記念シンポジウム報告書「H.チェルヌスキ(1821-1890)その政治・経済活動と東洋美術蒐集」の 編集・ 出版 |
鈴木 弘子 (筆名 桂木紫穂) | 「[画商の使徒]テオ・ファン・ゴッホとカミーユ・ピサロ」(『 印象派から20 世紀への絵画名品展』図録所収) | ||
特別賞 | 深井 晃子 | 「モードのジャポニスム展」(ロサンゼルス・ニューヨーク)の企画 | |
第19回 | 1998年 | 馬渕 明子 | 『ジャポニスム- 幻想の日本 』(ブリュッケ) |
第18回 | 1997年 | 審査行われず |
「ジャポネズリー研究学会賞」
年 度 | 受賞者 | 受 賞 業 績 題 名 | |
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第17回 | 1996年 | 審査行われず | |
第16回 | 1995年 | 審査行われず | |
第15回 | 1994年 | 審査行われず | |
第14回 | 1993年 | 審査行われず | |
第13回 | 1992年 | 審査行われず | |
第12回 | 1991年 | 渡辺 俊夫 | Toshio Watanabe, High Victorian Japonisme, Peter Lang, 1991. |
第11回 | 1990年 | 該当者なし | |
第10回 | 1989年 | 該当者なし | |
第 9回 | 1988年 | 三浦 篤 | 「サロンにおける 日本趣味(ジャポニスム)1850年~1880年のパリのサロンに発表された日本を 題材とする絵画作品に関する研究 -(『美術史論叢』4号) |
第 8回 | 1987年 | 該当者なし | |
第 7回 | 1986年 | 谷田 博幸 | Hiroyuki Tanita, ‘W.M. Rossetti’s “Hoxai” [Hokusai]’,The Journal of Pre-Raphaelite Studies, vol.VI no.1. 「英国における日本趣味(ジャパニズム)の形成に関する序論 1851-1862」『 比較文学年誌』22号 |
特別賞 | 1986年 | 猪瀬 直樹 | 『ミカドの肖像』( 小学館) |
第 6回 | 1985年 | 宮島 久雄 | 「サミュエル・ビングと日本」(『 国立国際美術館 紀要』1 号 ) |
近藤 映子 | 「パリ国立図書館蔵未発表摺物アルバム三巻について」(『 浮世絵芸術 』80-82 号) | ||
第 5回 | 1984年 | 三輪 英夫 | 『久米桂一郎素描集』(日動出版)、『方眼美術論』( 中央公論美術出版)の執筆・編集 |
第 4回 | 1983年 | 該当者なし | |
特別賞 | 1983年 | ジークフリート・ ヴィッヒマン | Siegfried Wichmann, Japonismus: Ostasien-Europa Begegnungen in der Kunst des 19. und 20. Jahrhunderts, Schuler Verlagsgesellschaft Herrsching, 1980. |
第 3回 | 1982年 | 鶴園 紫磯子 | 「近代フランス音楽にあらわれたオリエントと日本」(『ジャポネズリー研究学会 会報』2 号) |
第 2回 | 1981年 | 定塚 武敏 | 『海を渡る浮世絵』(美術公論社) |
ジョヴァンニ・ ペテルノッリ | 「1800年代のフランスにおける北斎評価の変遷」(『浮世絵芸術』58号)、「エドモン・ド・ゴンクール宛の林忠正未刊書簡について」(『浮世絵芸術』62・63号) | ||
第 1回 | 1980年 | 大森 達次 | 「浮世絵と印象派展」(東京・ 大阪・ 福岡)カタログ編集・執筆 |
稲賀 繁美 | 同上 |
「ジャポニスム 学会 奨励賞」
年 度 | 受賞者 | 受 賞 業 績 題 名 | |
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第12回 | 2024年 | 該当者なし | |
第11回 | 2023年 | 該当者なし | |
第10回 | 2022年 | チャプコヴァー ヘレナ |
著書『ベドジフ・フォイエルシュタインと日本』成文社(阿部賢一訳)、2021年 |
第9回 | 2021年 | 釘宮 貴子 | 博士論文『1890年代から1910年代のドイツ・オーストリアにおける音楽のジャポニスム』名古屋大学大学院、2020年 |
トゥーレン サスキア |
博士論文『アール・ヌーヴォー期におけるグローバル化とアート戦略〜着物を通して見る三越の百貨店化プロセス』文化学園大学大学院、2020年 | ||
第8回 | 2020年 | 該当者なし | |
第7回 | 2019年 | 野村 優子 | 著書『日本の近代美術とドイツ―『スバル』『白樺』『月映』をめぐって』 九州大学出版会、2019年 |
第6回 | 2018年 | 該当者なし | |
第5回 | 2017年 | 粂 和沙 | 著書『美と大衆-イギリスのジャポニスムと女性たち』 日本女子大学叢書18、ブリュッケ、2016年 |
寺本 敬子 | 著書『パリ万国博覧会とジャポニスムの誕生』 思文閣出版、2017年 | ||
第4回 | 2016年 | 山塙 菜未 | 論文「明治期博覧会における園芸振興と日本植物ブーム」『近代画説』第23号 2014年12月 |
第3回 | 2015年 | サワシュ 晃子 | 論文「20世紀初頭の英国における日本製輸出キモノの流通と日英業者の相互交渉について」『意匠学会会誌 デザイン理論 65号』2014年 |
第2回 | 2014年 | 安永 麻里絵 | 論文「伝統と近代のはざまでー美術史家カール・ヴィートの日本滞在と『日本の仏教彫刻』」『超域18号』2013年 |
第1回 | 2013年 | 三谷 理華 | 論文「ラファエル・コランの極東美術コレクション―新出旧蔵品に ついて」『静岡県立美術館紀要』第28号 2012年 |
「ジャポニスム学会 展覧会賞」
「ジャポニスム学会 展覧会賞」は2020年に終了いたしました。
回 (年度) |
受賞展覧会 | 会場・会期・主催者 等 |
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第7回 (2019年) |
「ゴッホ展 巡りゆく日本の夢」 | [北海道展] 会場:北海道立近代美術館 会期:2017年8月26日-10月15日 主催:北海道立近代美術館、北海道新聞社、NHK札幌放送局、NHKプラネット北海道[東京展] 会場:東京都美術館 会期:2017年10月24日-2018年1月8日 主催:東京都美術館、NHK、NHKプロモーション[京都展] 会場:京都国立近代美術館 会期:2018年1月20日-2018年3月4日 主催:京都国立近代美術館、NHK京都放送局、NHKプラネット近畿、京都新聞 |
「ウィーン万国博覧会 産業の世紀の幕開け」 | 会場:たばこと塩の博物館 会期:2018年11月3日-2019年1月14日 主催:たばこと塩の博物館 |
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第6回 (2018年) |
「北斎とジャポニスム HOKUSAIが西洋に与えた衝撃」 | 会場:国立西洋美術館 会期:2017年10月21日-2018年1月28日 主催:国立西洋美術館、読売新聞社、日本テレビ放送網、BS日テレビ |
「美術工芸の半世紀 明治の万国博覧会[Ⅲ]新たな時代へ*」 | 会場:久米美術館 会期:2017年10月21日-12月3日 主催:一般社団法人霞会館、久米美術館 |
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第5回 (2017年) |
「ガレの庭 花々と声なきものたちの言葉 Emile Galle-Nature and Symbol」 | [東京展] 会場:東京都庭園美術館 会期:2016年1月16日-4月10日 主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都庭園美術館、東京新聞[宇都宮展] 会場: 宇都宮美術館 会期:2016年4月24日-6月5日 主催:宇都宮美術館、東京新聞監修:池田まゆみ |
「没後100年 宮川香山」 | [東京展] 会場:サントリー美術館 会期:2016年2月24日-4月17日 主催:サントリー美術館、NHK、NHKプロモーション、読売新聞社[大阪展] 会場:大阪市立東洋陶磁美術館 会期:2016年4月29日-7月31日 主催:大阪市立東洋陶磁美術館、NHK大阪放送局、NHKプラネット近畿、朝日新聞社[愛知展] 会場:瀬戸市美術館 会期:2016年10月1日-11月27日 主催:瀬戸市美術館、公益財団法人瀬戸市文化振興財団、NHK名古屋放送局、NHKプラネット中部、中日新聞社 |
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第4回 (2016年) |
「画鬼・暁斎 KYOSAI-幕末のスター絵師と弟子コンドル展」 | 会場:三菱一号館美術館 (2015年6月27日-9月6日) 主催:三菱一号館美術館、公益財団法人河鍋暁斎記念美術館 共催:株式会社テレビ朝日 監修:河鍋楠美 |
「ビアズリーと日本展」 | [宇都宮展] 会場:宇都宮美術館 (2015年12月6日-1月31日) 主催:宇都宮美術館[滋賀展] 会場:滋賀県立近代美術館 (2016年2月6日-3月27日) 主催:滋賀県立近代美術館、京都新聞、BBCびわ湖放送[新潟展] 会場:新潟県立万代島美術館 (2016年4月29日-6月26日) 主催:新潟県立万代島美術館、新潟日報社、N S T[石川展] 会場:石川県立美術館 (2016年7月23日-8月28日) 主催:石川県立美術館、北陸中日新聞社、石川テレビ放送監修:河村錠一郎 |
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第3回 (2015年) |
「ボストン美術館 華麗なるジャポニスム展」 | [東京展] 世田谷美術館 (2014年6月28日 - 9月15日) 主催:世田谷美術館(公益財団法人せたがや文化財団) ボストン美術館、NHK、NHKプロモーション[京都展] 京都市美術館 (2014年9月30日 - 11月30日) 主催:京都市美術館(京都市)、ボストン美術館、 NHK京都放送局、NHKプラネット近畿、京都新聞[名古屋展] 名古屋ボストン美術館 (2015年1月2日 - 5月10日) 主催:名古屋ボストン美術館、ボストン美術館、NHK名古屋放送局 共催:中日新聞社出品内容: ボストン美術館の所蔵品の絵画、版画、素描、写真、工芸等 約150点 図録編集: 遠藤望(世田谷美術館)、加藤絢(同)、尾崎眞人(京都市美術館)、 後藤結美子(同)、井上瞳(名古屋ボストン美術館)、鏡味千佳(同)、 NHK、NHKプロモーション |
「ホイッスラー展」 | [京都展] 京都国立近代美術館 (2014年9月13日 - 11月16日) 主催:京都国立近代美術館 NHK京都放送局、NHKプラネット近畿、京都新聞[横浜展] 横浜美術館 (2014年12月6日 - 2015年3月1日) 主催:横浜美術館、NHK、NHKプロモーション出展内容: 油彩、水彩、版画など約130点 監修・企画構成: 小野文子(信州大学) 制作・運営: 池田祐子(京都国立近代美術館)、内山淳子(横浜美術館)、片多祐子(同)、沼田英子(同) |
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第2回 (2014年) |
「没後100年 徳川慶喜」展
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[松戸展] 松戸市戸定歴史館(2013年10月5日 - 12月15日) 松戸市制七〇周年記念事業 主催:松戸市戸定歴史館。[静岡展] 静岡市美術館(2013年11月2日 - 12月15日) 徳川家康公顕彰四〇〇年記念事業 主催: 静岡市、静岡市美術館、指定管理者(公財)静岡市文化振興財団、静岡朝日テレビ、日本経済新聞社 後援: 静岡市教育委員会、静岡県教育委員会助成: 芸術文化振興基金 企画: 斎藤洋一(松戸市戸定歴史館館長補佐)、吉田恵理(静岡市美術館学芸員) 図録編集: 斎藤洋一、吉田恵理、大石沙織(静岡市美術館学芸員) |
第1回 (2013年) |
KATAGAMI Style
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[東京展] 三菱一号館美術館・2012年4月6日~5月27日・三菱一号館美術館、日本経済新聞社[京都展] 京都国立近代美術館・2012年7月7日~8月19日・京都国立近代美術館、日本経済新聞社、京都新聞社[三重展] 三重県立美術館・2012年8月28日~10月14日・三重県立美術館、日本経済新聞社、中日新聞社、三重テレビ放送出品内容: 型紙、テキスタイル、壁紙、家具、工芸品、ポスター等 計456点 コミッショナー: 馬渕明子(日本女子大学教授)、高木陽子(文化学園大学教授)、長崎巌(共立女子大学教授)、 池田祐子(京都国立近代美術館 主任研究員) キュレーター: 阿佐美淑子(三菱一号館美術館主任学芸員)、池田祐子(京都国立近代美術館主任研究員)、 生田ゆき(三重県立美術館学芸員) |