定員:ジャポニスム学会の毎年の活動は、年1回の総会(講演会同時開催)、年数回の例会と見学会、年1回の会報を中心としています。秋には、公益財団法人荏原畠山記念文化財団との共催でシンポジウムを開催します。以下に最近のニュースと活動内容を掲載します。

2023年度

ジャポニスム学会2023年度第2回関東例会

「開館20周年記念展/帝国ホテル二代目本館100周年 フランク・ロイド・ライト:世界を結ぶ建築」展 レクチャーと見学会

日時:2024年2月24日(土)14:00から
場所:パナソニック汐留美術館

プログラム:

13:30 受付開始
13:50 集合 ※レクチャー会場への移動のため、時間厳守でお願いします。
14:00 レクチャー(パナソニック東京汐留ビル内の会議室)
田中厚子(研究者・神奈川大学非常勤講師)「ライトとジャポニスム」(仮)(約30分)
大村理恵子(パナソニック汐留美術館主任学芸員)「ライト:ジャポニスムからグローバル・アーキテクトへ」(展示解説、約30分)
15:00 展覧会見学(自由見学、観覧チケットは団体割引)

(流れ解散、当日は18:00まで開館)

 

 

■ ジャポニスム学会国際シンポジウム2023 Performative Japonisme : 「動き」のなかのジャポニスム

日程: 20231126日(日) 10001730 対面とオンラインのハイブリッド開催
会場:武蔵野美術大学 市ヶ谷キャンパス
主催: ジャポニスム学会/公益財団法人 荏原 畠山記念文化財団
使用言語: 日本語、英語(同時通訳付き)
定員:対面70名、オンライン150
参加費:無料趣旨:19世紀半ばに起こった日本の美術工芸への熱狂的関心は、19世紀末から20世紀初頭にかけて、文学、服飾、建築、音楽、舞踊など多種多様な日本文化に対する関心へと広がった。とりわけ、ジャポニスムの多様化において注目すべきは、造形芸術や文学に加えて、舞台芸術や映画、音楽、ダンス、ファッションなど「動き」を伴うPerformative な分野においてもジャポニスムを見い出すことができるようになったことではないだろうか。たとえば、19世紀半ば以降の欧米の女性が日本の着物に魅せられ、実際に着用して歩いた姿もまたジャポニスム現象として捉えるべきであろう。本シンポジウムでは、ジャポニスム研究において、これまで中心を占めることの少なかった Performative なジャポニスム、すなわち、「動き」のなかのジャポニスムをテーマに取り上げ、新たな観点からジャポニスムを見直すことを目的としたい。具体的には、演劇、パレエ、オペラ、音楽、映画、ダンス、ファッション、舞台美術、さらには、それらを表現した絵画や彫刻なども含めて、広い意味でのPerformative Japonisme の研究の可能性を探ってみたい。プログラム9:30     受付
10:00        開会 司会 岸佑
10:00-10:10 ご挨拶 宮崎克己 ジャポニスム学会会長
松井昭憲 公益財団法人 荏原 畠山記念文化財団常任理事
10:15-10:25 趣旨説明 釘宮貴子第1セッション 演劇、オペラ、舞踊のジャポニスム 司会 井上瞳招待講演
10:30-11:00 ダニエラ・フランケ オーストリア演劇博物館
1900年頃のウィーンにおける舞台のジャポニスム」研究発表11:05-11:20 橋本 順光 大阪大学教授 (発表15分)
「ジャポニスムの臨界と変容 ローレンス・アーヴィング脚色の『タイフーン』(1913)上演とその余波」

11:25-11:40 釘宮貴子 徳島文理大学短期大学部教授 (発表15分)
「ドイツ・オーストリアにおけるジャポニスム・オペラの変容―テオドル・サーントーのオペラ《タイフーン》(1924)に描かれた日本人」

11:40-11:50 質疑応答

11:55-12:10 根岸徹郎 専修大学教授 (発表15分)
「クローデル流ジャポニスムについて――散文詩、劇作品、そして日本で出版された本」

12:15-12:30 村上由美 慶応義塾大学専任講師 (発表15分)
「ポール・クローデルの舞踊作品にみられるジャポニスム」

12:30-12:40 質疑応答 

12:45-13:45 昼休憩 

第2セッション  動きのジャポニスムの諸相 司会 釘宮貴子

招待講演

13:45-14:15 武石みどり 東京音楽大学理事・副学長
「舞踊家伊藤道郎とジャポニスム ――新しいジャンル形成への原動力」

研究発表

14:20-14:40 鶴園紫磯子 ピアニスト、桐朋学園大学講師 (発表20 
「オペラからバレエ・リュスへ〜1910年代に変化するポストジャポニスムと新たなオリエンタリズム」

14:40-14:50 質疑応答

14:55-15:15 稲賀繁美 京都精華大学特任教授 (発表20 分)
「武術・武道の海外展開 敗戦後の合気道の欧州展開を中心に」

15:15-15:25 質疑応答

15:25-15:40 休憩

15:40-16:00 深井晃子 京都服飾文化研究財団理事 (発表20 分)
「ポワレのモデルたちのお練り」:「動き」から見るモードのジャポニスム」

16:00-16:10 質疑応答

16:15-16:35 渡辺采香 ソルボンヌ大学大学院博士課程 (発表20 分)
「19世紀フランスの旅行記における東洋の踊りー オリエンタリズムとジャポニスム」

16:35-16:45 質疑応答

まとめと講評

16:50-17:20 馬渕明子 ジャポニスム学会顧問 
17:25 閉会挨拶 石井元章 ジャポニスム学会理事長
17:30 閉会

■ 2023年第一回関西例会

株式会社千總での講演会ならびに工房見学

日時:2023930日(土)
場所:株式会社千總
協力:千總文化研究所

概要:
京友禅の製作・販売・企画を生業とする千總の創業は、1555の室町時代に遡ります(1937年に株式会社設立)。
明治維新の遷都により衰退の危機に直面した京都の染織業界は、新たな顧客・販路を開拓すべく図案や技法・品質の改良に取り組み、
当時盛んであった内国勧業博覧会や万国博覧会に積極的に参加しました。
千總は、川島織物と共にその第一線に立ち、主に飯田呉服店(現・高島屋)と組んで、着物だけではなく、
衝立や屛風といった新たな形状の商品、さらには天鵞絨友禅などを開発して、数多くの製品を海外に輸出しました。
また、明治以降に京都を訪れた多くの美術関係者が千總を訪れてもいます
今年度の関西例会では、ジャポニスムにおいて重要な役割を果たした千總について、講演会ならびに友禅工房の見学を通して、
より深く知ることができる機会を提供します。

プログラム:

14時:集合
株式会社千總本店前
[京都市中京区烏丸三条西入:地下鉄烏丸線御池駅から徒歩5分]
1410分~15分:例会挨拶
1415分~1515分:講演会[含:質疑応答]
演題:明治大正時代における海外と千總の交わり
講師:小田桃子氏[千總文化研究所研究員]
1515分~1615分:本社・友禅工房見学
1630分:解散
株式会社千總
https://www.chiso.co.jp/
千總文化研究所
https://icac.or.jp/public/
1730分~20時:懇親会

 

■ 2023年第一回関東例会


「ポール・ジャクレー フランス人が挑んだ新版画展」見学会

会場: 太田記念美術館
   http://www.ukiyoe-ota-muse.jp/exhibition/pauljacoulet
   ハローダイアル03-5777-8600
   150-0001 東京都渋谷区神宮前1丁目10−10
   JR原宿駅表参道口 徒歩5

日程: 7月1日(土)14:30から

1415 受付開始
1430 スライドレクチャ (太田記念美術館内の地下一階視聴覚室)
猿渡紀代子(大佛次郎記念館)「ポール・ジャクレー 人と作品」
日野原健司(太田記念美術館)「新版画におけるポール・ジャクレーの位置」
1530 自由見学(流れ解散、当日は17:30まで開館)

 

 

2022年度

 

■ 2022年度 関西例会  「若手ラボとの共催による研究発表会」

日時:12月17日(土)13時30分~16時45分[受付開始:13時]
会場:京都国立近代美術館1階講堂
https://www.momak.go.jp/Japanese/guide/hoursAdmission.html#access

テーマ:演劇とジャポニスム
主旨:これまで関西例会は、主として展覧会や関係機関の視察を行ってきました。しかし、会員、特に若手に研究発表の場を提供し、質疑応答を通して研究を深めていくことも学会にとって重要な使命です。そのため今回は、現在サスキア・トゥーレンさんが中心となって運営されている「若手ラボ」と協力し、若手研究者二人による発表を行います。

プログラム
13:30~13:40  挨拶・主旨説明
13:40~14:40  発表①+コメント
14:40~14:45  休憩
14:45~15:45       発表②+コメント
15:45~16:00  休憩
16:00~16:40  質疑応答+討議
16:40~16:45  挨拶

司会・進行:池田祐子(例会担当理事/京都国立近代美術館副館長・学芸課長)
サスキア・トゥーレン(若手ラボ主宰/文化学園大学助教)

コメンテーター:馬渕明子(ジャポニスム学会顧問)

発表者 ①:藤井美優[早稲田大学大学院博士後期課程]
題目:アルベール・ドゥスドゥベ訳『忠臣蔵あるいは日本の復讐劇』(1886) 掲載の挿絵と河鍋暁斎の関係について
概要:1886年にパリで刊行された『忠臣蔵あるいは日本の復讐劇』(Tchou-Chin-Goura ou une vengeance japonaise 以下、本書) は、イギリスの日本文学研究者フレデリック・ディキンズ (Frederick Victor DICKINS, 1838-1915) によって刊行された英語版『仮名手本忠臣蔵』を原本として、アルベール・ドゥスドゥベ (Albert DOUSDEBÈS, 生没年不明) がフランス語に訳した文献である。そのため、ディキンズ研究において英語版『仮名手本忠臣蔵』に関する研究は多数認められる。しかし、これらの先行研究では本書への言及はなくディキンズ自身の経歴や英語版の内容解釈にとどまり、英語版と本書に共通する29点の挿絵に関する考察は不十分であると言える。
本発表では、まず19世紀後半のフランスにおける「忠臣蔵」の受容概要について述べたのちに、本書を概観した上で挿絵29点のうち3点が国芳門人 歌川芳盛 (1830/天保元-1885/明治18) によるものであることを指摘する。次に本書に「忠臣蔵」の挿絵と共に掲載された能「高砂」を主題とする挿絵《播州高砂ノ浦》に関して、「高砂」の図像分類と弟子ジョサイア・コンドル旧蔵の《日の出に鶴亀》との様式上の比較を行う。そして最後に芳盛との関係や当時能狂言を描く絵師として評価されていた点も踏まえて、《播州高砂ノ浦》を河鍋暁斎 (1831/天保2-1889/明治22) が担当していた可能性を検討する。

発表者 ②:柏木純子[大阪大学大学院博士後期課程]
題目:舞台衣装に表現される夢の/現実の日本像―フェリックス・レガメ《『蝶々夫人』のための舞台衣装デザイン》(1906)を中心に
概要:本発表では、国立西洋美術館が2019年に収蔵したフェリックス・レガメ作《『蝶々夫人』のための舞台衣装デザイン》(1906、計28点)を軸に、西洋の劇作品において和装がどのような意図と共に用いられたのかを考察する。
1904年にミラノのスカラ座で初演されたオペラ『蝶々夫人』は日本を題材とする舞台作品として名高い。こんにちに至るまで、世界中で演出、翻案が繰り返され、物語や登場人物が抱える悲劇性に関し多角的な解釈が提示されてきた。実のところ、作曲家ジャコモ・プッチーニが創作に携わった初期の上演から、作品の再解釈の歴史は始まっている。ミラノでの初演が不評のうちに幕を閉じ、ブレシアで改訂版を上演した。その後、欧米を巡演しながら修正を繰り返し、1906年にオペラ・コミック座で創作したフランス初演を決定版とした。
《『蝶々夫人』のための舞台衣装デザイン》は、この決定版のために日本研究家のフェリックス・レガメが描いたものである。レガメは来日経験があり、当時の日本研究家の中でも着物文化に造詣が深く、彼の知識がこのデザイン画の随所に反映されている。一方で、日常的な和装を写実的に再現するのではなく、作品内容に合わせて再解釈したと思われる点もある。上演に使用された楽譜や演出ノート、フランス演劇界における日本文化受容の潮流を鑑みながら、レガメがオペラ『蝶々夫人』において何を提示しようとしたのかを考察する。

 

■ ジャポニスム学会国際シンポジウム2022「グラフィック・デザインとジャポニスム:19-20世紀」

日程:2022年11月12日(土)10:00~17:25
Zoomミーティングによるオンライン開催
主催:ジャポニスム学会/公益財団法人 荏原 畠山記念文化財団
使用言語:日本語、英語(遠隔同時通訳付き)
定員:150名
参加費:無料

趣旨
⽇本のグラフィック・デザインの重要性は、これまで浮世絵版画や⼯芸の「図案」との関連で論じられてきた。しかし、近代の⼀世紀以上に亘り多様な形態をとった主要な視覚⾔語としての役割はあまり論じられてはいない。⽇本のグラフィックといえば、江⼾期の浮世絵版画と絵⼿本の類を源とするが、明治期に⼊ってからも、より商業的な媒体として発展し、「図案帖」や「⾒本帖」、あるいはポスターや商品パッケージなどのかたちで国際的なマーケットの増⼤する受容に応えてきた。さらにその後は、戦時におけるプロパガンダ・イメージにおいても発展するとともに、戦後も映画や演劇、⾳楽などの社会的かつ⽂化的活動のポスターやブックレットなどの分野でも重要な役割を果たしている。今⽇では、⽇本のグラフィック・デザインは、⻄洋の美学に最も強⼒な影響を及ぼした視覚⾔語のひとつとなっている。
20 世紀の⻄洋の映画や⾳楽、演劇のポスターは、⽇本のグラフィック・デザインとタイポグラフィーに注⽬してきた。⽇本が欧⽶のポスターに⽬を向けたのとは対照的である。今⽇でも⽇本特有の「空⽩」と単純性の嗜好は⾮常にエレガントな表現として、欧⽶で新たに注⽬されている多様なジャンルやメディアの創造活動に影響を及ぼし続けている。
このシンポジウムでは、グラフィック・デザインをめぐる⽇本と欧⽶の⽂化間交流と相互の影響関係を全体テーマとし、19 世紀の「図案」から、⼯芸作品やテキスタイルなどの応⽤芸術を経て、現代のグラフィック・デザインまで、幅広く相互の交流状況を具体的に検討したい。

プログラム

10:00   開会   藤原貞朗(総合司会、ジャポニスム学会理事)
10:00 – 10:10   ご挨拶     宮崎克己 ジャポニスム学会会長
松井昭憲 公益財団法人荏原畠山記念文化財団理事
10:15 – 10:45  趣旨説明  ロッセッラ・メネガッツォ(テーマ提案者、ミラノ大学准教授)

第1セッション「図案帖の出版・収集・展覧会」①
司会:田中厚子(ジャポニスム学会理事)

10:50 – 11:20  早光照子(版元芸艸堂)
基調報告「芸艸堂、明治創業の出版社の歴史」
11:25 – 11:55   大平奈緒子(渋谷区立松濤美術館学芸員)
基調報告「津田青楓の図案表現:『津田青楓 図案と、時代と、』展開催報告」

12:00 – 13:00  昼休憩

第1セッション「図案帖の出版・収集・展覧会」②
司会:田中厚子

13:05 – 13:35    エレオノラ・ランツァ(ミラノ大学博士課程)
研究発表「北イタリアにおける日本の図案の流通と収集 :ヴァレーゼ市立図書館コレクションのケーススタディ」
13:40 – 14:10 ケヴィン・グラフ・シューマッハ(ミュンヘン大学〔LMU〕博士課程)
研究発表「ジャポニスムの還流?:明治大正期の日本におけるグラフィック・デザイン、模様、モティーフ、装丁」

第2セッション「図案と応用芸術:輸出と再解釈」
司会:石井元章(ジャポニスム学会監事)

14:15 – 14:45  竹内有子(京都先端科学大学講師)
研究発表「色彩印刷を通じた日英交流:クリストファー・ドレッサーの『デザイン研究』」
14:50 – 15:20  サスキア・トゥーレン(文化学園大学助教)
研究発表「ストーリーテリングを通した着物再評価:銀座もとじの着物コレクションに見えるグラフィック・デザインのケーススタディ」

15:20 – 15:30  小休憩

第3セッション「ヨーロッパのポスターにおける日本のグラフィックの影響」
司会:石井元章

15:35 – 16:05 レジャーヌ・バルジエル(フランス国立装飾美術館名誉学芸員)
研究報告「19-20世紀のフランスのポスターにおける日本の図像の再解釈」
16:10 – 16:40  ロッセッラ・メネガッツォ(ミラノ大学准教授)
研究発表「19-20世紀のイタリアのポスターにおける日本の図像の再解釈」

まとめと講評

16:45 – 17:15 稲賀繁美(京都精華大学教授)
17:20 閉会挨拶 人見伸子(ジャポニスム学会理事長)
17:25 閉会

 

若手ラボ オンラインワークショップ

ジャポニスム学会は、シンポジウムや例会において、若手研究者に対する活動の場を積極的に設けてきました。2020年度はコロナウィルス感染拡大により、軌道に乗りつつあった若手研究者向けのワークショップを中止せざるを得ませんでしたが、今年度は感染状況を踏まえつつ若手研究者が集まる場を設けたいと考えています。そのため、2022年度第1回若手ラボ オンラインワークショップを開催いたします。今回は本学会の学生、若手研究者が集まり、お互いのことを知り合いながら、研究に関する話し合いや情報交換を行い、そして、これからの若手研究者による活動について気軽に話したいと思います。

・日時:202286日(土) 17:00~19:00
・場所:オンライン、Zoom
・参加対象:学生(学士、修士、博士)、ポスドク、若手研究者
・定員:20名、申し込み先着順
・参加費:無料
・内容:自分の研究をシェアしながら、お互いへ資料の紹介や研究のコツを交換する会

 

2022年度第1回例会

この度、本学会の理事長を4年間務められた三浦篤氏が『移り棲む美術―ジャポニスム、コラン、日本近代洋画』(名古屋大学出版会、2021年2月)により、第34回和辻哲郎文化賞及び第72回芸術選奨文部科学大臣賞を受賞なさいました。ジャポニスム学会では祝意を表するとともに、この機会に改めて三浦先生のお話を伺い、これからの研究活動に生かしたく例会を開催いたします。基調講演、ドイツ系のジャポニスム研究に精通されている池田祐子氏との質疑の後、参加者の皆様からのご質問の時間を30分ほどとります。ご参加をお待ち申し上げます。

タイトル:「今、ジャポニスム(研究)を考える」
発表者:三浦篤氏(東京大学大学院総合文化研究科教授)
コメンテーター:池田祐子氏(京都国立近代美術館 副館長兼学芸課長)
日時: 2022年10月15日(土)17:00 - 18:30
開催方法:Zoomオンライン(定員100名)

 

 

2021年度

 

2021年度第三回例会

ジャポニスム学会では数年来、「ジャポニスムとは何か」という問題について考察してまいりました。それを踏まえてこの度「ジャポニスム研究とは何か」について学会員の方々と考えたく、例会を開催いたします。欧米日で多年にわたり多言語で研究・指導に携わっていらっしゃる渡辺俊夫先生に、お話を伺います。ご参加をお待ち申し上げます。

タイトル:「1970年以降の欧米におけるジャポニスム研究」
発表者:渡辺俊夫氏(Ph. D. セインズベリー日本藝術研究所教授)
コメンテーター:村井則子(Ph. D.上智大学准教授)
日時: 2022年2月26日(土)18:00 - 19:30(日本時間)
開催方法:Zoomオンライン(イギリスからのライブ中継)

 

■ ジャポニスム学会国際シンポジウム2021「ジャポニスムと東洋思想(宗教・哲学・美学):19-20世紀」

日程:    2021年12月4日(土) 9:30~17:20
Zoomミーティングによるオンライン開催
主催:     ジャポニスム学会/公益財団法人 荏原 畠山記念文化財団
使用言語: 日本語、英語(遠隔同時通訳付き)
定員:     200名
参加費:   無料
趣旨: ジャポニスムで喚起された日本に対する眼差しが、東洋思想が持つ精神性へ向けられた側面に焦点を当てる。

19世紀半ばにはシーボルトが著書『日本』で日本の宗教や思想を紹介し、アメリカでは仏教や神道を詳述したパンペリーがジョン・ラファージに影響を与えた。このほかファン・ゴッホをはじめ、ゴーガンやルドン、さらにはクレーなど東洋思想の影響が見られる画家は少なくない。またギメ美術館やボストン美術館では仏像展示室が設けられた。これと同時期に、神智学やエドウィン・アーノルドらにより東洋思想が流布するとともに、1893年シカゴの万国宗教会議で世界に東洋の宗教が周知されている。

東洋思想の欧米での受容は20世紀に引き継がれ発展する。岡倉覚三の『茶の本』や鈴木大拙の『禅』を通じ、「空(虚)」、「無(為)」、さらには「わび」、「さび」など日本の美学も伝えられ、アーサー・ウェイリーからオイゲン・ヘリゲルまで、欧米での東洋思想や日本美学の研究が活発化した。思想受容とともに、資本主義や物質文明に対峙する精神性をそなえた東洋思想は、文芸作品や演劇、建築などにも影響を与えた。

シンポジウムでは、19世紀から20世紀半ば頃までの具体的な事例を通じて、東洋思想とジャポニスムとの関係、及びその意義について考察したい。

プログラム

9:30       開会 司会 田中厚子
9:30‐9:40      ご挨拶
宮崎克己 ジャポニスム学会会長
松井昭憲 公益財団法人荏原畠山記念文化財団常務理事 事務局長
9:40‐10:00  趣旨説明  井上瞳、藤原貞朗

招待講演   司会 井上瞳

10:05‐10:45 ハンス・マーティン・クレーマ ハイデルベルク大学教授
19世紀ヨーロッパの学界における仏教の受容―日本仏教を中心として
1セッション ジャポニスムにおける東洋思想の位置  司会 藤原貞朗
10:50‐11:20  橋本順光 大阪大学文学研究科教授
「神智学とジャポニスム 三酸図・柔術・能」
11:25‐11:55   井上瞳 愛知学院大学准教授
「1909年ボストン美術館『仏像展示室』設置に関する考察」

12:00‐ 昼休憩

2セッション 異国趣味か、精神性の表現か  司会 藤原貞朗
13:00‐13:30  釘宮貴子 名古屋大学人文学研究科博士研究員
「オペラに描かれた日本の精神性 フェリックス・ワインガルトナー《村の学校》」
13:35‐14:05  鶴園紫磯子 桐朋学園大学講師
「セガレンとドビュッシーの友情 エクゾティスム試論をめぐって」

3セッション 日本の美学と宗教の表象  司会 井上瞳
14:10‐14:40  ソン・ア・キム・リー 関西外国語大学常勤講師
「ポジとネガの重層:フランク・ロイド・ライトのライト・スクリーンにおける濃淡」
14:45‐15:15  スヴィトラーナ・シールズ インデペンデント・スカラー
「夫婦岩:グスタフ・クリムトを魅了した神道の岩」
15:15‐15:30  休憩

4セッション 禅の流行とその表象   司会 井上瞳
15:30‐16:00  土金康子 クーパー・ユニオン大学准教授
「東西で共有するアンフォルメルの「禅」幻想と堂本印象作 Bokuseki(1959)」
16:05‐16:35  岩崎達也  インデペンデント・スカラー
「マーク・トビーと日本 トビー《変動するアルファベット》と書の影響」
16:40‐17:10      まとめ 橋本順光、藤原貞朗
17:15      閉会挨拶 人見伸子 ジャポニスム学会理事長
17:20      閉会

 

2021年度関西例会「発見された日本の風景:美しかりし明治への旅―外から見る/外へ見せる」展

ギャラリーツアー付見学会と昼食懇談会

日時:2021年9月26日(日)

場所:京都国立近代美術館

概要:今年のNHK大河ドラマの主人公は渋沢栄一。先般の放送では1867年パリ万博の様子が取り上げられていました。その後、日本を訪れた多くの外国人がそこで見聞した風景や風俗を画にし、さらにそこに現れた「眼(視線)」と「技法」を日本の画家たちが積極的に受容しました。今年度の関西例会では、京都国立近代美術館で開催される「発見された日本の風景:美しかりし明治への旅―外から見る/外へ見せる―」展の鑑賞を通じて、西洋文化の受容を通じて新たに見いだされた日本の風景・風俗とその表現について考える機会としたいと思います。

※    展覧会の詳細については、添付のチラシおよび京都国立近代美術館ホームページをご覧ください。
https://www.momak.go.jp/Japanese/exhibitionArchive/2021/443.html

 

 

2020年度

 

■ 2020年度若手ラボ オンライン話し合い

2020年2月29日に、ジャポニスム学会の若手研究者が集まり、お互いの研究に対する興味を知り合いながら、新しいジャポニスム研究の手法、分野、アプローチなどについてのアイディアを出し合う場を作りました。今回のセッションでは、2020年に行った各自の研究分野・興味のマッピングを引き続き展開させ、それに基づいて気軽な話し合いを行いたいと思っています。

・日時:2021年5月3日(月)20:00~21:00

・場所:Zoom

・参加対象:学生(学士、修士、博士)、ポスドク、若手研究者(自称「若手」も可)

・参加費:無料

 

■ 2020年度 3月例会(地方例会)  例会中止

「Connections」展 見学
事前申込必須 申込期間:2月15日[月]~3月7日[日] 定員25名)

日時:2021年3月13日(土) 14:00〜(受付:13:30~ )
会場:ポーラ美術館(神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285)
集合場所:B1F 講堂(1Fロビーで受付後、お進みください。)
展覧会概要:ポーラ美術館公式サイト(https://www.polamuseum.or.jp/sp/connections/)をご覧ください。

スケジュール:
13:30 受付開始
14:00〜14:05 参加時注意事項確認
14:05〜14:25  展覧会担当学芸員の方によるミニレクチャー
14:30頃〜 展覧会自由見学、流れ解散(美術館閉館時間は17:00)
*入場に際しては、美術館のご厚意により、上記定員分の招待券をご恵与いただける予定です。

 

■ ジャポニスム学会40周年記念フォーラム「ジャポニスム研究の可能性-歴史と現在」

ジャポニスム学会は本年度をもちまして設立40周年を迎えます。つきましては記念イベントをオンライン上で開催いたします。詳細は、下記開催要項、プログラムをご覧いただき、また参加上の注意事項もご確認の上、ふるってご参加ください。皆様のお申し込みをお待ちしております。

日時:          第一部(発表)
2021年2月19日(金)~3月19日(金)
発表動画を特設サイトにて公開
第二部(パネルディスカッション)
2021年2月21日(日) 15:00-20:15(日本時間)
Zoomミーティングによるオンライン開催
主催:          ジャポニスム学会
助成:          公益財団法人石橋財団
使用言語:   日本語、英語(発表動画は2カ国語で視聴可、Zoomは遠隔通訳付き)
定員:          第一部 申し込みが完了した方はどなたでも視聴可

第二部 定員250名(先着順)
参加費:       無料
趣旨:          「ジャポニスム」は西洋発の文化現象としてとらえられてきました。そこに立ち現れた「日本」とは、西洋から見て異文化の「他者」としての「日本」でありましたが、実際には日本政府や日本人も、ジャポニスムの演出者としてその受容を媒介してきました。学会40周年を記念するフォーラムとして、ジャポニスム(あるいは広義に「欧米が消費してきた日本表象」)に対して日本がどのように関わってきたのかを、そしてジャポニスムに関する言説と研究がどのように展開してきたのかの検証を、4つの観点から考えてみます。これまでの学会の歩みを振り返るとともに、ジャポニスム研究の現在を踏まえ、未来へと繋がる闊達な議論の機会にしたいと希望します。

第一部:発表(特設サイトで視聴可)
ジャポニスム研究の系譜①:近代美術史学におけるジャポニスム研究
稲賀繁美 国際日本文化研究センター・総合研究大学院大学教授
「斜(はす)かいから眺めた「回顧」」
グレッグ・トーマス 香港大学教授
「西洋の文化交流研究におけるジャポニスムの役割」
馬渕明子 国立西洋美術館館長
「日本人にとってのジャポニスム」
南明日香 相模女子大学教授
「「日本趣味」から「ジャポニスム」研究へ」
ジャポニスム研究の系譜②:学際的研究領域としてのジャポニスム研究
石井元章 大阪芸術大学教授
「殖産興業とジャポニスム 長沼守敬と農商務省商品陳列館」
橋本順光 大阪大学教授
「朝顔をめぐる英語圏のジャポニスム ガーデニングから禅まで」
ソフィー・バッシュ ソルボンヌ大学教授
「エドモン・デュランティと<ジャポニスムの病>」
ジャポニスム言説の越境と日本:他者としての自己像
木田拓也 武蔵野美術大学教授
「観光と手仕事の「美しい日本」:1930年代につくられたジャポニスム・イメージ」
中地幸 都留文科大学教授
「浮世絵と詩の世界―アメリカ詩と野口米次郎を中心にー」
ミカエル・リュケン フランス国立東洋言語文化大学教授
「親ギリシア主義としてのジャポニスム、ジャポニスムとしての親ギリシア主義 : 擬似形態と相互意味」
ジャポニスム研究のこれからと可能性
高馬京子 明治大学准教授
              Mousumé からshojoへ:フランスにおいて構築、継承される未熟なかわいい日本の女性像」
高木陽子 文化学園大学教授
「ジャポニスムと現代の文化芸術の関係を考える:過去と現代を架橋する方法  してのジャポニスム」
村井則子 上智大学准教授
「Japonisme/ジャポニスム/日本主義:齟齬(そご)としての文化表象」

第二部:パネルディスカッション(Zoomミーティングとして開催)
2021年2月21日(日)*日本時間で表示
15:00        開会     総合司会    人見伸子(ジャポニスム学会事務局長)
挨拶  馬渕明子(ジャポニスム学会会長)
説明     村井則子(40周年記念フォーラム準備委員長)

第1セッション
15:15-16:15           ジャポニスム研究の系譜①:近代美術史学におけるジャポニスム研究
座長:宮崎克己(昭和音楽大学教授)
パネリスト:稲賀繁美、グレッグ・トーマス、馬渕明子、南明日香

休憩

第2セッション
16:30-17:15          ジャポニスム研究の系譜②:学際的研究領域としてのジャポニスム研究
座長:三浦篤(東京大学教授)
パネリスト:石井元章、橋本順光、ソフィー・バッシュ

休憩

第3セッション
17:30-18:15           ジャポニスム言説の越境と日本:他者としての自己像
座長:岡部昌幸(帝京大学教授)
パネリスト:木田拓也、中地幸、ミカエル・リュケン

休憩(60分)

第4セッション
19:15-20:00          ジャポニスム研究のこれからと可能性
座長:池田祐子(京都国立近代美術館学芸課長)
パネリスト:高馬京子、高木陽子、村井則子
20:05            閉会     高木陽子(ジャポニスム学会理事長)

ジャポニスム学会40周年記念フォーラム報告

2021年2月21日、日本時間15:00よりジャポニスム学会40周年記念フォーラム第2部・パネルディスカッションが、完全オンラインで開催されました。19日に公開された第1部・発表動画の内容を踏まえて、4つの観点から総括・議論が行われました。総合司会は本学会事務局長・人見伸子氏が務めました。
第1セッション ジャポニスム研究の系譜①:近代美術史学におけるジャポニスム研究
パネリスト:稲賀繁美氏、グレッグ・トーマス氏、馬渕明子氏、南明日香氏
まず、座長・宮崎克己氏により論点整理が行われました。馬渕氏は、「日本人が参加していない、西洋人の幻想込みの評価」がジャポニスムであったとし、それがやがて日本側からの積極的な言説へとすり替えられていく問題を指摘しました。トーマス氏は、英語圏の美術史でジャポニスムは主にモダニズムとの関係において分析されてきたことを述べ、南氏・稲賀氏は「日本趣味」といった言葉の翻訳の難しさ―さまざまな意味で使われている現状―を語る場面がありました。最後にトーマス氏が、ジャポニスム研究には越境文化交流の理論を導き出す可能性があると提起しました。
第2セッション ジャポニスム研究の系譜②:学際的領域としてのジャポニスム研究
パネリスト:石井元章氏、橋本順光氏、ソフィー・バッシュ氏
座長・三浦篤氏の「ジャポニスム研究は出発点からして学際的たらざるを得ない」との総括のもと、質疑が開始されました。石井氏は「美術品と言うべき」美術工芸を陳列する農商務省商品陳列館が中国大陸では非常に効果を上げているとの記述を取り上げ、その効果を今後追っていく必要性を提起しました。また、橋本氏は、欧米でのアサガオ表象をハランやクズと対比し、同化可能な場合には日本の起源が忘れられ、統合への脅威を及ぼすと「日本的なもの」として排除されると指摘しました。また、バッシュ氏は批判的な立場の「反ジャポニスム」の存在を取りあげ、カスタニャリの言説がフランス民族主義的な立場であったと述べています。これは橋本氏の「脅威としての日本」に通じる指摘でした。
第3セッション ジャポニスム言説の越境と日本:他者としての自己像
パネリスト:木田拓也氏、中地幸氏、ミカエル・リュケン氏
開始冒頭で座長・岡部昌幸氏の通信が切れるハプニングがありましたが、総合司会の機転で質疑を先に行い、進行されました。浮世絵がアメリカの詩人たちへ与えたインパクトに関する質問で、中地氏は「ひとつのインスピレーション」であったとし、野口米次郎はジャポニスムというブームに乗り、内側から批判する形で作品を展開していったと述べました。リュケン氏に対しては、19世紀の日本とギリシャの国際的立場、東洋、ジャポニスムとネオクラシシスムへの共通性の指摘がありました。これに関連し、「ジャポニスム」という語彙の問題―「印象派」と「印象主義」の使い分けと同様に、イズムの問題が提起されました。木田氏は、国際観光局による「モダン」なイメージをどう捉えるかという質問に対し、新しい日本とレトロな日本が入れ子細工になったような日本イメージが作られたとしました。
第4セッション ジャポニスム研究のこれからと可能性
パネリスト:高馬京子氏、高木陽子氏、村井則子氏
座長・池田祐子氏が各発表の要点をまとめた後、討議に入りました。高馬氏はフランスでマンガやファッションを通して現在受容されている「カワイイ」「少女」がジャポニスム時に構築されたgeisha, mousméといった日本女性像を継承している点を指摘しました。また、高木氏は体験などの「無形のジャポニスム」とも呼ぶべき新たな視点が従来のような狭義のジャポニスムへのフィードバックにつながるとの展望を語りました。村井氏は「ジャポニスム」というフランス語の権威を取り込んで日本を礼賛しようとする「アプロプリエーション」がされている危惧を述べています。
また、本セッションの最後、藤原貞朗氏が「主義としてのジャポニスム」の再検討と、ジャポニスム理念の危うさについてコメントし、『ジャポニスム批判』という入門書があってもよいとの提案をし、全てのセッションが終了しました。
40周年を記念した本フォーラムは、「ジャポニスムとは何か」を問う内容となりました。それは、ジャポニスム学会への問いかけでもありました。
今回、オンラインという形が幸いし、他分野の方々にもご参加いただけました。また、開催時間を日本時間で夕方に設定したため、ヨーロッパやアメリカなどの異なる地域の方々の参加が可能となったのも、大きな収穫でした。わかりにくかった点や、配慮が行き届かななかった点は心よりお詫び申し上げるとともに、今後の改善点として活かして参ります。引き続き、本学会にご期待ください。
最後になりますが、助成を賜りました公益財団法人石橋財団に心よりお礼申し上げます。

 

■ 2020年度 12月例会

「琳派と印象派」展 見学
(事前申込必須 申込期間:11月14日[土]~12月6日[日] 定員25名)

日時:2020年12月12日(土) 14:00〜(受付:13:30~ )
会場:アーティゾン美術館(東京都中央区京橋1-7-2)
集合場所:3Fレクチャールーム
展覧会概要:アーティゾン美術館公式サイト(https://www.artizon.museum/exhibition/detail/45)をご覧ください。

スケジュール:
13:30 受付開始
14:00〜14:05 参加時注意事項確認
14:05〜14:25 展覧会担当学芸員の方によるミニレクチャー
14:30頃〜 展覧会自由見学、流れ解散(美術館閉館時間は18:00)

 

■ 2020年度  ジャポニスム学会国際シンポジウム 「建築と空間のジャポニスム―1860年代から現代まで」

日時:        2020年10月10日(土) 9:30~17:30
Zoomミーティングによるオンライン開催
主催:        ジャポニスム学会/公益財団法人 荏原 畠山記念文化財団
使用言語:    日本語、英語(遠隔同時通訳付き)
定員:           300名
参加費:        無料
趣旨:   エドワード・S・モースやブルーノ・タウトが日本の建築文化について著し、フランク・ロイド・ライトがシカゴ万博の日本館に影響を受け、数回来日したことはよく知られる。彼ら明治以降来日した西洋人は日本建築のどのような点に惹かれたのか。他方、浮世絵や工芸品に夢中になったジャポニザンたちの目は日本の建築にも向けられたのだろうか。また、日本建築の特徴はどのように理解されて西洋の建築に取り入れられ、モダニズム建築の誕生にどのような影響を与えたのか。
翻って、数々の万国博覧会で日本建築が紹介されたが、海外に向けた日本側の発信はどのようになされたか。さらに安藤忠雄、SANAA、隈研吾など世界的に活躍する日本人建築家は、設計にあたって和の要素をどのように意識し、それは西洋からどのように評価されているのか。
2020年のジャポニスム学会国際シンポジウムでは、これらの東西文化の出会い、そこから生ずる驚き、学び、そして応用といった問題を、建築のデザイン面と建築空間が生み出す思想面の双方から検討したい。

プログラム
9:30    開会 司会 石井元章 大阪芸術大学教授
9:30 ~ 9:40ご挨拶
馬渕明子 ジャポニスム学会会長、国立西洋美術館館長
中村弘志 公益財団法人 荏原 畠山記念文化財団理事
9:40~9:50 趣旨説明
田中厚子 芝浦工業大学 特任教授

第1セッション 外国人の日本建築観 司会 田中厚子
9:50 ~ 10:20 濱島広大 筑波大学大学院後期課程
「19世紀中葉の駐日英国人の日本建築観 アーネスト・サトウとA. B. ミットフォードを中心に」
10:25 ~ 10:55 大久保美春 比較文化研究家
「外国人の見た茶室  その美と哲学の理解」

第2セッション 海外における日本建築受容と理解 司会 大久保美春
11:00 ~ 11:30  ボズレー、エドワード・R. ギャンブル・ハウス館長
「太平洋の両側  グリーン&グリーンの建築と日本」
11:35 ~ 12:05 クルゼル、ジャン・セバスティアン ソルボンヌ大学准教授
「フランスのジャポニスムを代表する重要建築の修復について:ミドリノサト、アルベール・カーン邸庭園の日本家屋、ラ・パゴード、鴻の間」

昼休憩

第3セッション 万国博覧会の日本館:その意図と表現  司会 大久保美春
13:05 ~ 13:35 石井元章
「万国博覧会参加の牽引車としての日本建築  1911年のローマ・トリノ二重万国博覧会の日本館」
13:40 ~ 14:10 萬代恭博 野村不動産株式会社特別専門職、長谷川香 東京理科大学助教、山名善之 東京理科大学教授
「『新しき日本建築』としてパリ万国博1937日本館  坂倉準三が表明した『日本の建築精神』」
14:15 ~ 14:45 チャプコヴァー、ヘレナ 立命館大学准教授
「ギャラリーになった日本の空間  万国博覧会日本館のその後」

休憩

第4セッション モダニズムの空間と日本建築 司会 田中厚子
15:00 ~ 15:30  オーシマ、ケン・タダシ ワシントン大学教授
「裏返しのジャポニスム  ブルーノ・タウトから隈研吾へ」
15:35 ~ 16:05  岸 佑 国際基督教大学アジア文化研究所研究員
「『日本的』建築の形成と展開」
16:10~16:40  江本 弘 日本学術振興会特別研究員PD(千葉大学)
「ミースを囲む雄弁  『日本建築の影響』言説の形成史」
https://www.youtube.com/watch?v=SBof09vUZzY
16:45~17:15  グラシア、リリ パリ・ベルヴィル建築学校修士課程、長谷川香、山名善之
「ローランド・シュヴァイツァーによる日本の伝統建築と近代性に根ざした弁証法的思考の具現化  シューのユース・センター(1973)とブレストのムーラン・ブラン・インターナショナル・センター(1983)」
17:15 ~ 17:25 まとめ   田中厚子、山名善之
17:25                  閉会挨拶 高木陽子 ジャポニスム学会理事長 文化学園大学教授
17:30                  閉会

 

 

2019年度

 

■ 2019年度 第5回例会および若手ラボ ワークショップのご案内

学会創立20周年記念事業として企画された『ジャポニスム入門』(2000年刊行)から約20年経ち、本年ジャポニスム学会創立40周年を迎える中で、ジャポニスム研究にどのような変化があったか、さらに、今後どのように発展させていくべきか考える時期がきています。そこで、ジャポニスム学会の若手研究者で集まり、お互いの研究に対する興味を知り合いながら、新しいジャポニスム研究の手法、分野、アプローチなどについてのアイデアを出し合う場を作りたいと思っています。

(なお、このワークショップは学会の国際シンポジウムの一環であり、荏原畠山記念文化財団の助成事業となります。)

・日時:2020年2月29日(土) 15:30~17:30

・場所:文化学園大学F館4階 F42教室

渋谷区代々木3-22-1 https://bwu.bunka.ac.jp/access/

JR・地下鉄・小田急・京王線 新宿駅下車、徒歩7分

・参加対象:学生(学士、修士、博士)、ポスドク、若手研究者(自称「若手」も可)

・定員:20名、申し込み先着順

・参加費:無料

・内容:各自の研究紹介(分野マッピング)、今ジャポニスム研究をするうえの問題点、

方法論や新たな視点、アプローチの提案など。

若手ラボの前に同じ場所で第5回例会が開催されます。こちらはとくに申込みの必要はありませんので、ふるってご参加ください。

日時:2020年2月29日(土) 13:00~15:30

場所:文化学園大学F館4階 F42教室

今回は国際シンポジウムに発表を申し込んだ若手研究者2名が発表いたします。

発表者:

氏名 釘宮 貴子

所属,資格:名古屋大学人文学研究科博士候補研究員

タイトル:

「日本の旋律と詩歌による1880年代から1900年代のドイツ・オーストリアにおける音楽作品」

氏名 潘 夢斐 (パン メンフェイ)

所属,資格 :青山学院大学国際マネジメント研究科 助手

タイトル:「地縁」と集団活動から読み解く明治期「上野芸術界」

 

■ 2019年度 第3回例会
ジャポニスム学会2019年度 第3回例会「草の根のアール・ヌーヴォー:明治期の文芸雑誌と図案教育」展開催記念 講演会&ギャラリートーク

(事前申込必須 申込期間:9月13日[金]~11月4日[月・振休] 学会員枠は定員20名)

日時:2019年11月9日(土) 13時~

会場:京都工芸繊維大学美術工芸資料館

主催:京都工芸繊維大学美術工芸資料館、国際日本文化研究センター大衆文化研究プロジェクト、ジャポニスム学会

テーマ

「草の根のアール・ヌーヴォー:明治期の文芸雑誌と図案教育」展を記念して、講演会およびギャラリートークを開催します。講演会講師にお招きするのは、ミュシャ財団キュレーターの佐藤智子氏。本展は、佐藤氏が監修を務めた「みんなのミュシャ」展(於:京都文化博物館)の内容にもリンクしており、二つの展覧会をより楽しめるお話しが聴けることでしょう。また、出品作品や作家に即した内容となるミニレクチャーとギャラリートークは、本展の世界へと一層深く誘います。

プログラム

12時30分~                  開場、受付

13時00分~10分          主催者あいさつ 並木誠士(京都工芸繊維大学教授、美術工芸資料館館長)

13時15分~14時45分   講演会 演題:「ミュシャ様式とアール・ヌーヴォー再考」

講師:佐藤智子氏(ミュシャ財団キュレーター、「みんなのミュシャ」展[於:京都文化博物館]監修)

[休憩 15分]

15時00分~25分          ミニレクチャー 演題「日本ミュシャ事始め―白馬会周辺から」

講師:三谷理華(静岡県立美術館学芸課長)

15時30分~16時00分  ギャラリートーク 講師:前川志織(国際日本文化研究センター特任助教)

佐藤智子氏略歴:ミュシャ財団キュレーター・「みんなのミュシャ」展監修者。

福島県郡山市生まれ。イギリス、レディング大学卒業 (美術史・建築史専攻)。マンチェスター大学大学院で美術館・博物館学を修了。1985年にロンドン初の日本芸術祭のコーディネーターを務めた後、1988年よりロンドン、バービカン・アート・ギャラリーに勤務。2007年よりミュシャ財団の専属キュレーターとしてミュシャ資料の調査・研究や展覧会の企画に従事。ミュシャ関係の近年の著書は『MUCHA: The Artist as Visionary』(Taschen Basic Art Series 2.0, Köln, 2015)、『Alphonse Mucha (共著)』(Éditions de la Réunion des Musées Nationaux – Grand Palais, Paris, 2018) など。

展覧会情報

「草の根のアール・ヌーヴォー:明治期の文芸雑誌と図案教育」

会場:京都工芸繊維大学美術工芸資料館 会期:2019年10月28日(月)~11月22日(金)

展覧会URL : http://www.museum.kit.ac.jp/

「みんなのミュシャ ミュシャからマンガへ――線の魔術」

会場:京都文化博物館 会期:2019年10月12日(土)~2020年1月13日(月・祝)

展覧会URL : http://www.bunpaku.or.jp/exhi_special_post/mucha2019/

 

■ ジャポニスム学会国際シンポジウム2019 「人の移動とジャポニスム」

チラシ2019日本語版表   チラシ2019日本語版裏

日時:  2019年10月5日(土)

会場:   国立西洋美術館

主催:   ジャポニスム学会/国立西洋美術館/公益財団法人 荏原 畠山記念文化財団

使用言語:  日本語、英語(同時通訳付き)

定員:  120名

参加費:  無料

趣旨: 19世紀半ばの開国と同時に、外交官、お雇い外国人、商人、観光客が日本を訪れ、街並みや風習、職人技や出会いの経験を日記や書簡に記し、工芸品を持ち帰りました。一方、日本から欧米へも、ビジネスや興行、留学や移住を目的とした多様な人の移動があり、彼らは他者の表象となりました。地球上のさまざまな場所で交差したこれらの人の移動は、どのようにジャポニスムの原動力となったのでしょうか。美術品などの物の移動から視点を変えて、人の移動を再検討することで、近代から現代に至るジャポニスムの多種多様な新たな意味を理解することができるでしょう。
2019年のジャポニスム学会国際シンポジウムは、旅と移動がもたらしたジャポニスムに関する研究と議論を掘り下げようとするものです。

プログラム 

9:00   開場 受付

9:30 ~ 9:40ご挨拶

馬渕明子 ジャポニスム学会会長、国立西洋美術館館長

中村弘志 公益財団法人 荏原 畠山記念文化財団常務理事

第1部 夢想の日本: 情報発信と日本からの移動 司会 遠藤 望

9:40 ~ 10:00

井戸桂子 駒沢女子大学教授

「日本から世界へ ~日光の場合~」

10:05 ~ 10:25

フィリス・フロイド ミシガン州立大学准教授

「日本の“名所”と西洋における旅行ガイド」

休憩

10:40 ~ 11:00

鈴木順二 慶應義塾大学名誉教授

「園芸のジャポニスムに関わったフランス在住日本人―畑和助と協力者たち」

11:05 ~ 11:25

落合桃子 福岡大学講師

「秋田の医家に生まれ、ドイツで日本美術専門家になる―原震吉の生涯と仕事」

11:30 ~ 11:50

ウェイン・E.アーノルド 北九州市立大学准教授

「ヘンリー・ミラーとジャポニスム:遠方の動向」

昼休憩

第2部 夢想の実現 日本への移動 司会 石井元章

13:30 ~ 13:50

モニカ・ブラウ 文筆家

「ジャポニスムの先駆者―スウェーデン人植物学者・医師カール・ペーター・ツンベルク(トゥーンベリ)とその滞日(1775-1776)がもたらしたもの」

13:55 ~ 14:15

ステーファノ・トゥリーナ 美術史家

「絹糸とジャポニスム―イタリアおよびその他の諸国における日本の文物の広まりに果たしたイタリア人蚕種商人の役割」

14:20 ~ 14:40

稲賀繁美 国際日本文化研究センター教授、総合研究大学院大学教授

「エミール・ギメとフェリックス・レガメの日本訪問 1876-1877」

休憩

15:00 ~ 15:20

ドヴ・ビング ワイカト大学名誉教授

「ジークフリート・ビングとその一族: ヤコブ・サミュエル・レナー、ミカエル・ベア、ジークフリートとオーギュスト・ビング、そしてマルセル・ビング」

15:25 ~ 15:45

ジル・マスタルスキ 東京国際フランス学園歴史学教諭

「中欧から日出る国を訪れた最初のジャポニススムの画家―ユリアン・ファワト(1853-1929)の日本旅行とその作品に現れた日本の美術および美学の影響」

休憩

ディスカッション

16:10 ~ 16:55 全体質疑およびディスカッション 司会 井戸桂子

17:00 閉会

会場のご案内

国立西洋美術館
〒110-0007 東京都台東区上野公園7-7

JR上野駅下車(公園口出口)徒歩1分
京成電鉄京成上野駅下車 徒歩7分
東京メトロ銀座線、日比谷線上野駅下車 徒歩8分

アクセス案内  https://www.nmwa.go.jp/jp/visit/map.html

 

■ 2019年度 第2回例会
ジャポニスム学会2019年度 第2回例会 「松方コレクション」展 見学等

日時:2019年7月20日(土)11:30-15:30

会場:国立西洋美術館、美術館講堂

〒110-0007東京都台東区上野公園7-7

受付:11:30-14:00【美術館1階正面入口から入って右手に進んでいただき、企画展に向かう階段手前にて】(下図参照)

1)「松方コレクション」展 自由見学

2)「松方コレクション」展 関連講演 14:00-15:30

「印象派ブームわき起こる~第一次大戦直後の日本」宮崎克己(昭和音楽大学教授)

 

■ 2019年度 第1回例会

「岡本太郎と日本の伝統」展開催記念公開シンポジウム 「日本美術にとって伝統とは何か」
事前申込必須 申込期間:4月27日[土]~5月25日[土] 学会員枠は定員20名)
日時:2019年6月2日(日) 10:00~16:30(受付時間:9:30~9:50)

会場:かわさき宙(そら)と緑の科学館―サイエンスプリン(川崎市青少年科学館)2階学習室1・2・3(川崎市多摩区枡形7-1-2 http://www.nature-kawasaki.jp/service/access.html)

主催:川崎市岡本太郎美術館

共催:学習院大学人文科学研究所共同研究プロジェクト

「前近代日本の造形文化における古典知の構築」

後援:ジャポニスム学会、美学会、美術史学会

シンポジウムテーマ:「岡本太郎と日本の伝統」展を記念し、岡本の著書『日本の伝統』をきっかけ

としながら、日本人にとって「伝統」とは何かについて多角的に考察します。

プログラム内容:

9:30 受付開始

10:00-10:10 開会あいさつ

セッション1

10:10-10:40  花井久穂 氏(東京国立近代美術館工芸館主任研究員) 「『日本の伝統』と埴輪」

10:45-11:15  島尾 新 氏(学習院大学教授) 「『日本の伝統』と雪舟」

11:20-11:50  玉蟲敏子 氏(武蔵野美術大学教授) 「『日本の伝統』と琳派」

昼休憩 11:50-13:00

セッション2

13:00―13:30  稲賀繁美 氏(国際日本文化研究センター教授)

「『日本の伝統』とイサム・ノグチ」

13:35-14:05  三浦 篤 氏(東京大学教授) 「『日本の伝統』とジャポニスム」

14:10-14:40  佐々木秀憲(川崎市岡本太郎美術館学芸員) 「『日本の伝統』と岡本太郎」

休憩・会場転換 20分間

ディスカッション

15:00-16:00  討論  モデレーター 稲賀繁美氏 パネリスト6名

16:30 閉会
【参加申込方法】

参考:「岡本太郎と日本の伝統」展

会場 川崎市岡本太郎美術館 会期 2019年4月27日[土]-6月30日[日])

URL http://www.taromuseum.jp/

 

■ 第39回ジャポニスム学会総会および記念講演会

日時:2019年3月2日(土)13:00〜16:00

会場:拓殖大学 文京キャンパスC館 C101教室

東京都文京区小日向3-4-14  東京メトロ 丸ノ内線 茗荷谷駅下車 徒歩3分

(交通アクセス)http://www.takushoku-u.ac.jp/access.html

(校内図)  http://www.takushoku-u.ac.jp/summary/bunkyo-campus.html

<スケジュール>

12:30~  受付開始

13:00~13:40 総会

会長挨拶

議案: 1) 2018年度 事業報告

2) 2018年度 決算報告・監査報告

3) 2019年度 事業計画案審議

4) 2019年度 予算案審議

5)役員改選

6) その他

13:40~14:00 休憩

14:00~16:00 授賞式

第39回学会賞受賞者記念講演

深井晃子:「きものとジャポニスム:西欧の眼が見た日本の美意識」
Kimono and Japonisme : The Japanese Aesthetic Through Western Eyes

 

 

2018年度

 

第8回畠山公開シンポジウム

テーマ:ジャポニスムと女性

極東から運ばれてきたエキゾチックな品々に、17世紀以降西洋の女性たちが強い関心を寄せたことはよく知られている。クロード・モネの《ラ・ジャポネーズ》を例に挙げるまでもなく、女性はジャポニスム絵画の画題として頻繁に描かれてきたし、女性が表現の主体として頭角を現し始めるのもまた19世紀以降の特徴ともいえよう。ジャポニスムが女性によって支えられ、女性を主題とし、また女性によって生み出される諸例は、女性がジャポニスムの本質に関わるという事実を示すといえる。

本シンポジウムは、「主体」「客体」「メタファー」といった視点よりジャポニスムと女性の関係に関する研究と議論を掘り下げようとするものである。

日時:2018年10月6日(土) 10時~18時(受付9時30分)

会場:拓殖大学文京キャンパス

定員:150名

参加費:無料

主催:ジャポニスム学会

共催:公益財団法人 荏原 畠山記念文化財団

プログラム

2018年10月6日(土)

シンポジウム 9:30 受付開始

会場:拓殖大学文京キャンパスE館3階 E307

ごあいさつ

10:00〜10:10  馬渕明子(ジャポニスム学会会長、国立西洋美術館館長)

中村弘志(公益財団法人 荏原 畠山記念文化財団常務理事)

【基調講演】

10:10~10:50    馬渕明子(ジャポニスム学会会長、国立西洋美術館館長)

「ジャポニスムは「女性的」か?」

【セッション1 表現された女性-客体】司会:沼田英子

10:55~11:25    隠岐由紀子(美術史家)

「西洋のジャポニスムの中でゲイシャに収斂していく日本女性のイメージ」

11:30~12:00   アナマリー・ V. サンデッキ(ティファニー・アーカイヴ主任アーキヴィスト/ヘッド・キュレイター)

「19世紀ティファニー社の日本女性のイメージ―宝石、テーブルウェア、アクセサリーの分析」

昼休憩

【セッション2 表現する女性―主体】司会:池田祐子

13:30〜14:00  マルケータ・ハーノヴァー(プラハ国立美術館 東洋

洋・アフリカ美術コレクション・ディレクター)

「チェコのジャポニスムにおける女性の力―美の偶像と日本の美術・美学の受容者たち」

14:05~14:35  スヴィトラナ・シールズ(美術史家)

「東欧におけるジャポニスムの道筋をたどる―ウクライナとロシアの女性美術家作品に日本が果たした刺激としての役割」

休憩

【セッション3 パトロン、メタファー、ジェンダー】司会: 宮崎克己

14:50〜15:20  村井則子(上智大学准教授)

「ある近代婦人の肖像―J. S. サージェント作《イザベラ・スチュワート・ガードナー像》におけるジェンダーと観音表象」

15:25〜15:55  フィリス・フロイド(ミシガン州立大学准教授)

「ジャポニスムとモダニズムにおける美の媒介者としての女性たち」

16:00〜16:30  岡部昌幸(帝京大学教授、群馬県立近代美術館館長)

「交差する性、アール・ヌーヴォー、アール・デコの女性表現-絵入本(版本)浮世絵の挿絵とクリムト、ビアズリー、アイナー・ヴィーイナまで」

休憩

ディスカッション

16:45〜17:55        討論

司会     村井則子(上智大学准教授)

パネリスト  池田祐子(国立西洋美術館主任研究員)

沼田英子(横浜美術館主席学芸員)

馬渕明子(ジャポニスム学会会長、国立西洋美術館館長)

宮崎克己(昭和音楽大学教授)

18:00 閉会

会場のご案内

拓殖大学 文京キャンパス

〒112-8585 東京都文京区小日向3-4-14

東京メトロ 丸ノ内線「茗荷谷駅」下車 徒歩3分

アクセス案内 https://www.takushoku-u.ac.jp/access.html

 

■ 見学会(エクスカーション)

2018年10月5日(金)

迎賓館「没後100年 渡辺省亭特別展」および「サラ・ベルナールの世界展」見学

11:00迎賓館西門集合。

中央線・総武線「四ッ谷」駅下車、赤坂口
より徒歩約7分、東京メトロ丸ノ内線・南北線「四ッ谷」駅下車より徒歩約7分。

内容:赤坂迎賓館「渡辺省亭展」見学後~ 首都高・外環道・関越道~ 藤岡IC ~ 群馬県立近代美術館・サラ・ベルナールの世界展~往路逆ルート ~ 新宿駅西口センタービル前付近で降車(19:00予定)
参加費:5500円(予定、参加者数により参加費に多少増減があります。当日払い)
※移動は大型バス(貸し切り)経費、入館料、昼食(軽食)代を含みます。定員45名。シンポジウム関連事業で、非学会員のかたも参加できます。

チラシ表web用  チラシweb用裏

 

■ 若手研究ワークショップ 「ジャポニスム研究のこれから」

2018年10月7日(日)10時~14時

会場:東京大学 東洋文化研究所(本郷キャンパス内)3階 第2会議室

参加対象:学生、ポスドク、若手研究者(自称「若手」も可)

定員:20名、申し込み先着順

参加費:無料

日本とフランスとで開催された1988年のジャポニスム展から30年が経とうとしています。そして、今年は日仏友好160周年を記念し、「Japonismes 2018」と題されて、雅楽から初音ミク、縄文土器からマンガ・アニメまで幅広く日本の文化がフランスで紹介されています。「ジャポニスム」の熱が新たな高まりをみせるなか、「ジャポニスム研究」自体もまた、新しい視点や切り口を模索し、これまで扱われてこなかったメディアを対象として進化するときがきているのではないでしょうか。今回の第8回畠山公開シンポジウムのテーマは「ジャポニスムと女性」です。ジャポニスム研究にジェンダーの視点をとりいれるという新たな試みの討議のあと、若手研究者が集まり、新しいジャポニスム研究の手法についてのアイデアを出し合う場をつくります。

内容:各自の研究紹介、方法論や新たな視点、アプローチの提案などを、必要に応じてグループワークも交えながらおこないます。学会誌の別冊に報告を掲載する予定です。

若手チラシ最終版

 

■ 2018年度 第3回例会

日 時: 7月21日(土) 14:00-17:00

会 場: 拓殖大学 文京キャンパスE館4階 E407教室

発 表:

14:00-14:40

「19世紀末期、パリで活躍した画商・林忠正は日仏で「北斎」をプロモートしていたのか?」

神山 典士(ノンフィクション作家)

14:50-15:30

「幕末・明治の花鳥図案―細密・瀟洒の二つの〈美学〉」

野呂田 純一(かながわ国際交流財団/文教大学国際学部)

15:40-16:20

「紙と革のジャポニスム-金唐紙と金唐革の循環史的考察」

鵜飼 敦子(日本学術振興会 特別研究員)

ジャポニスム学会展覧会賞受賞講演:

16:30-17:00

「美術工芸の半世紀 明治の万国博覧会展【Ⅰ-Ⅲ】(久米美術館)について」

大口 裕子(一般社団法人 霞会館 資料展示委員会 学芸員)

※発表終了後、17:30よりE館9階展望ラウンジで懇親会を開催いたします。

 

■ 2018年度 関西例会(第2回例会)

概要:今年は、ジャポニスムが広がる契機となった明治維新から150年となります。そこで今年度の関西例会は、欧米に大きなインパクトを与えつつ、自らも西洋からの影響を大きく受けて展開した明治期の美術・工芸を改めて知る機会としたいと思います。

日時:2018年5月11日(金)、および5月12日(土)

場所:川島織物セルコン織物文化館ならびに工場、および京都国立近代美術館

プログラム

【5月11(金):川島織物セルコン 織物文化館・工場

  • 織物文化館ならびに工場見学

13時30分:集合  叡山電鉄「出町柳」駅改札前

14時30分~15時30分:織物文化館見学

「明治150年 川島織物 傑作《冨士巻狩》に挑む―明治宮殿 西溜之間 綴織壁掛の出来るまで―」

解説:小栁正美(織物文化館学芸員)

WEBサイト http://www.kawashimaselkon.co.jp/bunkakan/index.html

15時30分~16時30分:工場見学

17時30分~20時:懇親会

【5月12(土):京都国立近代美術館 3階企画展会場

  • 150年展 明治の日本画と工芸」担当学芸員によるギャラリーツアー

13時45分:集合  京都国立近代美術館1階ロビー

14時00分~15時30分:ギャラリーツアー

大長智広(京都国立近代美術館研究員)

  • 20時まで開館しています。

WEBサイト:http://www.momak.go.jp/Japanese/exhibitionArchive/2017/424.html

 

■ 2018年度 第1回例会

「ルドン―秘密の花園展」展 見学と解説 (要 申し込み)

★参加者(定員20名)は、17:45までに美術館中庭口エントランスにご集合ください。

日 時:2018年3月30日(金)18:00〜21:00(閉館)

会 場:三菱一号館美術館 http://mimt.jp/

東京都千代田区丸の内2-6-2

(JR東京・有楽町駅ほか、東京メトロの各駅も利用可能)

内容:    「展覧会の秘密の花園:「ルドン 秘密の花園展」展覧会解説」

安井裕雄氏(三菱一号館美術館 学芸グループ 副グループ長)

解説終了後、館内自由見学。

 

■ 第38回ジャポニスム学会総会および記念講演会

日 時:2018年2月17日(土)13:00〜17:00

会 場:拓殖大学 文京キャンパスC館 C101教室

東京都文京区小日向3-4-14  東京メトロ 丸ノ内線 茗荷谷駅下車 徒歩3分

(交通アクセス)http://www.takushoku-u.ac.jp/access.html

(校内図)  http://www.takushoku-u.ac.jp/summary/bunkyo-campus.html

<スケジュール>

12:30〜      受付開始

13:00〜13:40 総会

13:40〜14:00 休憩

第5回ジャポニスム学会奨励賞受賞者記念講演

14:00〜14;45 粂和沙 「イギリスの室内装飾における「女性的」な趣味とジャポニスム」

14:45〜15:30 寺本敬子「パリ万博とジャポニスムの社会史」

15:30〜15:50 休憩

第38回ジャポニスム学会賞受賞者記念講演

15:50〜16:50 今井祐子「陶芸のジャポニスム——蜷川式胤『観古図説 陶器之部』の影響」

 

 

2017年度

 

■ 2017年度 第5回例会

「北斎とジャポニスム」展 講演と見学

日時:2018年1月13日(土)16:00-18:00
会場:国立西洋美術館講堂
〒110-0007東京都台東区上野公園7-7
主催:ジャポニスム学会、国立西洋美術館

受付:15:30-【美術館1階に設置された講演専用受付にて】

1)「北斎とジャポニスム」展関連講演

16:00-16:45 「北斎はどのように西洋に知られたか」
馬渕明子(国立西洋美術館館長)

16:45-17:20 「ゴーガンとナビ派における北斎受容」
袴田紘代(国立西洋美術館研究員)

17:20-17:30 休憩

17:30-18:00 質疑応答

2)「北斎とジャポニスム」展・自由見学(当日開館は20:00まで)

 

■ 第7回畠山公開シンポジウム

テーマ:20世紀のジャポニスム ―その波及と変容―

ジャポニスムは、その顕著な表れとされる仏英絵画などでは二十世紀初頭までにおおむね下火になったが、服飾・文学・音楽など絵画以外のジャンルでは第二次世界大戦近くまで豊かな成果を生み続けた。また北・南・東欧などの地域では、西欧よりも遅れてブームになった。このようにジャポニスムは、地域的には中心としての西欧から他の地域に波及し、分野としても変容したと考えられる。本シンポジウムでは、ジャポニスムの周縁の問題として捉えられてきた二十世紀の動きに焦点を当て、同時にジャポニスムの定義をも再検討したい。

日時:2017年 11月25日(土)~26日(日)

会場: 帝京大学霞ヶ関キャンパス(平河町森タワー9階)(MAP)

主催: ジャポニスム学会

共催:公益財団法人 荏原 畠山記念文化財団

協力:帝京大学

プログラム

畠山シンポ2017チラシ 表 畠山シンポ2017チラシ 裏

2017年11月25日(土)

見学会

「20世紀工芸・建築: モダニズム VS ジャポニスム」

10:00−12:00     JR目黒駅西口集合~徒歩にて移動

久米美術館-上大崎新興住宅地-東京都庭園美術館

解説       樋田豊次郎(東京都庭園美術館館長)

ナビゲーター    岡部昌幸(帝京大学教授、群馬県立近代美術館館長)

◆シンポジウム 13:00 受付開始

会場:帝京大学霞ヶ関キャンパス 教室4, 5(平河町森タワー9階)

ごあいさつ

13:30〜13:40 馬渕明子(ジャポニスム学会会長、国立西洋美術館館長)

長田憲幸(公益財団法人 荏原 畠山記念文化財団常務理事)

【セッション1 問題提起】

13:40~14:20  渡辺俊夫(ロンドン芸術大学およびイースト・アングリア大学教授)

「20世紀のジャポニスム  –  1920年代から1960年代まで」

14:25〜15:05  宮崎克己(昭和音楽大学教授)

「ジャポニスムの「終息」とそれ以降〜その再定義を踏まえて」

【セッション2 イギリス、ドイツ、イタリアにおける変遷 20世紀初頭から大戦間へ】

15:20〜15:50 クラウディア・デランク(美術史家、
クンストラウム・クラウディア・デランク主宰)

「青騎士の画家たちと日本美術  –  20世紀におけるジャポニスムの新たな一歩の
定義に向けて」

15:55〜16:25  板橋美也(法政大学准教授)

「第二次世界大戦前イギリスの木版画リバイバルにおける漆原木虫」

16:30~17:00  石井元章(大阪芸術大学教授)

「大戦間時代の日本とイタリア」

◆奨励賞授賞式およびレセプション

会場:帝京大学霞ヶ関キャンパス ラウンジ(同階)

17:15〜19:15    奨励賞授賞式、懇談会

2017年11月26日(日)

【セッション3 ロシアおよびハプスブルクの帝国支配下の国々における受容】

10:00〜10:30 福間加容(大分市歴史資料館嘱託学芸員)
「帝政期ロシアのジャポニスム」
10:35〜11:05 バート・プシャウ(メリーランド大学大学院博士課程)
「バルト・モダニズムにおける日本のルーツ」
11:10〜11:40 ヘレナ・チャプコヴァー(早稲田大学助教)
「「装飾美術から印象的地域建設と素材へ」-  チェコ共和国の新たなジャポニスム
(1918-1938)」
11:45~12:15    ミリヤム・デーネシュ(ホップ・フェレンツ東洋美術館アシスタント・キュレーター)
「交錯するジャポニスムの波―「世紀末芸術」とモダニズムのはざまの
ハンガリー」

昼休憩

【セッション4 音楽、ファッション】

13:30〜14:00 鶴園紫磯子(ピアニスト、桐朋学園大学講師)
「20世紀前半のモダニズムとジャポニスムについて―ストラヴィンスキーと
メシアンを中心とした考察」

14:05〜14:35 深井晃子(京都服飾文化研究財団理事、名誉キュレーター)
「写実から抽象へ―ヴィオネと日本」

14:35〜15:00 コーヒ―ブレイク 学会賞受賞式

【ディスカッション】

15:00~17:00  討論
司会     石井元章 大阪芸術大学教授
パネリスト  岡部昌幸 帝京大学教授、群馬県立近代美術館館長

高木陽子 文化学園大学教授

橋本順光 大阪大学准教授

宮崎克己 昭和音楽大学教授

渡辺俊夫 ロンドン芸術大学、イースト・アングリア大学教授

17:00   閉会

 

■ 2017年度 関西例会

今年10月6日(金)から11月19日(日)まで大阪阿倍野のあべのハルカス美術館で大英博物館との共催で開催される北斎晩年の肉筆画を中心とした「北斎 富士を超えて」展に併せて、関西例会を開催します。

日時:2017年10月28日(土)13時30分~18時(13時受付開始)

場所:あべのハルカス美術館 および

大阪芸術大学スカイキャンパス(あべのハルカス24階)

※   アクセスについては各HPをご覧ください。

https://www.aham.jp/access/

http://www.osakageidai.ac.jp/geidai/guide/campus/skycampus.html

主催:ジャポニスム学会

共催:大阪芸術大学

協力:あべのハルカス美術館

レクチャーと見学会「北斎―その〈波〉をめぐって」

プログラム:

13時30分~14時30分:講演

講師:秋田達也(大阪市立美術館主任学芸員)

演題:「北斎の波 ―表現とその源泉―」

要旨:江戸時代後期に浮世絵師として活躍し、世界的にも名前を知られる葛飾北斎(1760~1849)。北斎が描いた作品として最もよく知られる「冨嶽三十六景」シリーズの中でも、「凱風快晴」と双璧をなす「神奈川沖浪裏」のダイナミックな波の表現は、私たちを魅了してやまない。本発表では、その波の表現がどのように成立したのか、その過程および源泉について検討するとともに、そこに描かれた激しい波のイメージについて考察する。

14時30分~15時30分:講演

講師:鶴園紫磯子(桐朋学園大学非常勤講師)

演題:「北斎の波からインスパイアーされた1900年代のフランス音楽」

要旨:19世紀後半のジャポニスムにおいてもっとも大きな影響をあたえた北斎。「神奈川沖浪裏」をはじめとする風景版画を愛好したドビュッシー、ストラヴィンスキーらは20世紀の音楽を刷新した音楽家である。かれらは北斎の奇抜な構図や遠近法にとくに魅せられたとされる。交響詩「海」や「3つの日本の歌」のスコア(総譜)の扱いに北斎芸術がどのように関わったのかを考えてみたい。

15時30分~15時50分:休憩

15時50分~16時15分:解説

講師:浅野秀剛(あべのハルカス美術館館長)

解説:「〈北斎 富士を超えて〉展について」

定員:50名

16時30分~18時:展覧会鑑賞

※   学会員の方には、あべのハルカス美術館のご厚意により、招待券をご用意します。

18時半~20時半:懇親会(天王寺駅周辺のお店を予定)

参考:新大阪発東京行新幹線時刻

20時46分、20時56分、21時3分、21時10分、21時23分

あべの(天王寺)から新大阪(新幹線のり口)までの所要時間は約30分。

 

■ 2017年度 第3回例会

日 時:2017年7月8日(土) 14:00−16:00
場 所:拓殖大学文京キャンパス(地図)E館8階 E806教室

研究発表:
・トゥーレン・サスキア(文化学園大学大学院、生活環境学研究科博士後期課程)
「言説分析による三越のアール・ヌーヴォー振興」
・サワシュ晃子(服飾史家)
「英国人ファッションデザイナー、ルシルのデザインにおけるキモノの影響と日本物演劇について」

 

■ 2017年度 第2回例会

日 時:2017年5月27日(土)13:30~16:30

会 場:横浜美術館レクチャーホール http://yokohama.art.museum/

シンポジウム「ファッションとアートにみる東西交流の様相」(横浜美術館と共催)

■ 基調講演「ファッションとしてのジャポニスム」

深井晃子(京都服飾文化研究財団理事/名誉キュレーター)

■ 発表

1.「ジャポニスムの広がりー19世紀末から20世紀の工芸・装飾美術・生活芸術」

岡部昌幸(帝京大学教授)

2.「輸出された室内着」周防珠実(京都服飾文化研究財団キュレーター)

3.「日本画に描かれた洋風ファッション」内山淳子(横浜美術館主任学芸員)

モデレーター:沼田英子(横浜美術館主席学芸員)

 

■ 2017年度 第1回例会

日程:2017年4月7日 (金) 17:00~20:00(閉館)

★参加者(定員20名)は、16:45までに美術館中庭口エントランスにご集合ください。

会場:三菱一号館美術館 http://mimt.jp/

東京都千代田区丸の内2-6-2(JR東京・有楽町駅ほか、東京メトロの各駅も利用可能)

内容:開催中の「オルセーのナビ派展」見学

 

■ 第37回ジャポニスム学会総会および記念講演会

2017年2月18日  会場:拓殖大学C館1階C101教室

12:30~    受付開始

13:00~13:40 総会

13:40~14:15 休憩

14:15~15:30 学会賞受賞者・金子美都子氏の講演

「20世紀の新しい表現法――フランスの日本詩歌 [ハイカイ] 運動

Un mouvement japonisant : le Haïkaï français 」

15:30~15:45 休憩

15:45~17:00 奨励賞受賞者・山塙菜未氏の講演

「明治期博覧会における園芸振興と日本植物ブーム」(仮)

 

 

2016年度

 

■ 第37回ジャポニスム学会総会および記念講演会

2017年2月18日  会場:拓殖大学C館1階C101教室

12:30~    受付開始

13:00~13:40 総会

13:40~14:15 休憩

14:15~15:30 学会賞受賞者・金子美都子氏の講演

「20世紀の新しい表現法――フランスの日本詩歌 [ハイカイ] 運動
Un mouvement japonisant : le Haïkaï français 」

15:30~15:45 休憩

15:45~17:00 奨励賞受賞者・山塙菜未氏の講演

「明治期博覧会における園芸振興と日本植物ブーム」(仮)

 

■ 第6回畠山公開シンポジウム(10月21日・22日)

(jpg)  (pdf)

テーマ:ジャポニスムの人物ネットワーク

近年、ジャポニスム研究は多方面にわたり、絵画・工芸といった美術のみならず文学・演劇・音楽にまで興味深い事実が明らかになってきた。また早くから研究の進んでいるフランス、イギリス、アメリカ以外の西洋各国についても、視野が急速に広がってきている。このシンポジウムでは、ジャポニスムの多方面への拡大に貢献したキーパーソンたちを取り上げる。ジャポニスムを媒介した者たち、自ら影響を受け次の世代に影響した者たち、日本から西洋へ、西洋から日本へという双方向の影響の要になった者たちなどを取り上げ、ジャポニスムの全体的な広がりを明らかにしたい。

日時:2016年10月21日(金)、10月22日(土)
会場:帝京大学 霞ヶ関キャンパス(10月21日) (地図) ・拓殖大学 文京キャンパス国際教育会館(10月22日) (地図)
主催:ジャポニスム学会
共催:公益財団法人畠山文化財団
協力:帝京大学
[入場無料]

【プログラム】
◆ 10月21日(金)
第1セッション エクスカーションおよび展覧会見学「ジャポニスムの揺籃」[※事前申込み制、定員30名]
11:00-13:00   JR両国駅東口―葛飾北斎誕生地・居住地を巡る史跡見学(徒歩)-江戸東京博物館「よみがえれ! シーボルトの日本博物館」展見学(約90分、導入解説付き)
ナビゲーター:岡部昌幸(帝京大学教授)

第2セッション 研究発表  [定員80名、申込み不要]
会場:帝京大学 霞ヶ関キャンパス教室4・5(平河町森タワー9階)
14:30‐14:40 趣旨説明
宮崎克己(昭和音楽大学教授・ジャポニスム学会理事長)

14:40-15:10 発表1:大津順子(美術史家)
「ロベール・ド・モンテスキウと日本文化」
15:10-15:40 発表2:林久美子(日本学術振興会特別研究員)
「日本美術愛好家レイモン・ケクランの活動と人的交流」

[休憩]

16:00-16:30 発表3:岡部昌幸(帝京大学教授)
「ビュオーとビゴー、夢見る日本と日本で見た夢」
16:30-17:00 発表4:宮崎克己
「レオン・ド・ロニー『アントロジー・ジャポネーズ』をめぐる人々」

司会:隠岐由紀子

◇ジャポニスム学会賞授賞式および懇親会
17:30ー17:45  2016年度ジャポニスム学会賞・奨励賞授賞式
17:45ー19:00  懇親会

◆    10月22日(土)
第3-5セッション [※事前申込み制、定員82名]
会場:拓殖大学 文京キャンパス 国際教育会館(F館)3階

10:00-10:15 主催者挨拶
馬渕明子(国立西洋美術館館長・ジャポニスム学会会長)
長田憲幸(公益財団法人 畠山文化財団常務理事)

第3セッション 基調講演
10:20-11:20 基調講演:ミシェル・モキュエール(Michel Maucuer、フランス国立ギメ東洋美術館学芸員)
“Two types of collections, two types of collectors: Georges Clemenceau and collectors of Japanese art in France at the end of the 19th century”(英語での発表)

司会:木田拓也

第4セッション 研究発表
11:30-12:00 発表5:ラウラ・ディミトリオ(Laura Dimitrio、Professor, Liceo Scientifico Lussana)
“The Beginning of Japonisme in Italy and Drawings by Giuseppe Palanti for Costumes of Madama Butterfly (1904)”

12:00-12:30 発表6:石井元章(大阪芸術大学教授)
「イタリアのジャポニスム批評―ヴィットーリオ・ピーカとウーゴ・オイエッティの周辺」

司会:鶴園紫磯子

[昼休憩]

第5セッション 研究発表
14:00-14:30 発表7:田中厚子(アクセス住環境研究所代表)
「住宅のジャポニスム-松木文恭、エドワード・モース、グリーン&グリーン」
14:30-15:00 発表8:南明日香(相模女子大学教授)
「1910年代前半の日本における西洋の浮世絵研究の受容」
15:00-15:30 発表9:味岡千晶(美術史家・日本美術コンサルタント)
「英米のMingeiネットワーク1910-1930年代」

司会:村井則子

15:30-16:00 コーヒーブレイク

第6セッション ディスカッション
16:00-17:30    馬渕明子
池田祐子(京都国立近代美術館主任研究員)
橋本順光(大阪大学准教授)
司会:人見伸子

【参加申込み方法】
(A)21日(金)午前のエクスカーション、および、(B)22日(土)シンポジウムについては会場の都合上、参加希望者は下記の要領で事前申込みをお願いします。
ジャポニスム学会あてに、メール(japonisme@world-meeting.co.jp)またはFAX(03-3341-1830)で、①参加プログラム名((A)21日(金)午前・エクスカーション/(B)22日(土)シンポジウム)、②お名前、③会員/一般、④メールアドレスまたはFAX番号、そして、⑤エクスカーション参加希望者は緊急連絡先(携帯電話番号など)、をご記載のうえお申込み下さい。先着順に参加証をお送りいたします。なお、お送りいただいた個人情報については、このシンポジウムの事務連絡のみに使用します。
申込み期間:2016年9月10日(土)~10月10日(月)(エクスカーション先着30名、シンポジウム先着82名)
詳しくは、ジャポニスム学会ホームページ(https:// japonisme-studies.jp/)をご覧下さい。

※ 1日目と2日目のシンポジウム会場が異なりますので、ご注意ください。

21日(金)の会場:帝京大学霞ヶ関キャンパス(平河町森タワー9階)
〒102-0093 千代田区平河町2-16-1
東京メトロ有楽町線、半蔵門線、南北線 「永田町駅」より徒歩約1分(4番出口)
東京メトロ銀座線、丸ノ内線 「赤坂見附駅」より徒歩約6分(7番出口)
<交通アクセス> http://www.teikyo-u.ac.jp/access/kasumigaseki.html

22日(土)の会場:拓殖大学文京キャンパス 国際教育会館(F館3階)
〒112-8585 東京都文京区小日向3-4-14
東京メトロ 丸ノ内線 茗荷谷駅より徒歩約5分 文京キャンパス正門前を右折、突き当りの建物。
<交通アクセス> http://www.takushoku-u.ac.jp/access.html

 

■ 8月19日 サントリー美術館「ガレ」展見学例会

日    時:2016年8月19日(金) 18:00−20:00
※誘導都合のため開始時間は厳守でお願いいたします。
場    所:サントリー美術館
展 覧 会:オルセー美術館特別協力「生誕170周年 エミール・ガレ 展」
集合場所:サントリー美術館入口前 (六本木ミッドタウン、ガレリア3階)
内   容:18:00−18:15 「展覧会概要・イントロダクション」
サントリー美術館・土田ルリ子学芸副部長(本学会会員) (於:美術館内特別スペース)
18:15-20:00 同展自由見学

なおアクセス等の詳細は、以下のサイトをご覧ください。 http://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2016_3/

 

■ 7月23日 第4回学芸員勉強会

この勉強会では、日本内外の美術館・博物館における東西文化交流の視点を含んだ展覧会、あるいはこの視点で読み解くことの可能な収蔵作品等に関する情報の交換や集積を行い、文化交流にまつわる研究活動等の一助とすることを目指します。会員の方で、美術館・博物館等の学芸員の方、学芸員経験がおありの方、あるいはこうした活動にご関心がおありの方、どなたでもご参加いただけます。また、非会員の方でも、会員のご紹介がおありでしたら、お越しいただくことができます。4回目の勉強会は、以下の内容と日時で行います。事前予約等は必要ありませんので、参加ご希望の方は、直接会場にお越しください。

日時:2016年7月23日(土)15:00~17:30
場所:東京国立近代美術館工芸館 展示室・会議室 (http://www.momat.go.jp/cg/
講師:木田拓也氏(東京国立近代美術館工芸館 主任研究員)

【テーマ】
① 戦前期の日本とアジア—「ようこそ日本へ:1920−30年代のツーリズムとデザイン展」(2016年)、「越境する日本人:工芸家が夢みたアジア1910s−1945展」(2012年)などをめぐって
② 東近美における工芸とデザイン〜「工芸館」とは何だったのか

【当日のスケジュール】
15:00〜15:30  所蔵作品展「こども+おとな工芸館 ナニデデキテルノ?」を各自自由見学。
15:30〜17:30  会議室(一階、約20席)にて勉強会。
(15:30までに会議室にご参集ください。工芸館の正面受付で「ジャポニスム学会の学芸員勉強会」とお申し出ください。なお、会議室での勉強会からのご参加も可能です。)

 

■ 平成28年度 関西例会

日時:2016年6月26日(日)13時30分〜17時
場所:京都国立近代美術館1階講堂 (http://www.momak.go.jp/

<プログラム>

13:00 受付・開場
13:30〜13:35 あいさつ [宮崎克己:本会理事長:昭和音楽大学]
[司会:人見伸子:成蹊大学]

13:35〜14:20 発表1[石井元章:大阪芸術大学教授]
「ヴェネツィアの新しい美術における川村清雄」
内容:明治期の洋画家川村清雄に関する新知見について。一昨夏・昨夏にヴェネツィア・ロンドンで発見した新資料に基づき、川村とヴェネツィアの国際的画家サークルとの交流、そしてジャポニスムとも言える川村の作風の変化を考える。
14:20〜14:35 質疑応答

14:35〜15:20 発表2[橋本順光:大阪大学准教授]
「鏡を初めて見た夫婦の物語ー英国における松山鏡の翻案と民話化ー」
内容: 鏡を初めて見た夫婦についての笑い話である「松山鏡」は、ちりめん本をはじめ、19世紀から複数の英訳が刊行された。なかでもWarwick Gobleの挿絵には、小林永濯の明らかな転用が見受けられる。物語の翻案も、1894年にはStrand Magazine(Allan Wright画)に掲載され、1903年にはRosina Filippiによる戯曲The Mirror(挿絵はAlfred Parsons)が上演されるなど、影響は広範囲に及んだ。鏡識らずといわれる他地域の類話と比較することで、松山鏡の翻案が英国で民話として流通した可能性を指摘したい。
15:20〜15:35 質疑応答

15:35〜15:55 休憩

15:55〜16:25 発表3[岡部昌幸:帝京大学教授]
「みづゑの水源と水脈ージョン・バーレイ・ジュニア、浅井忠門下と間部時雄(仮)」
内容:明治期に隆盛した浅井忠門下の水彩画の系譜について、間部時雄を中心に作品を分析する。

16:25〜17:00  京都国立近代美術館所蔵の浅井忠門下水彩画鑑賞および質疑応答
※ 岡部先生に選んで頂いた水彩画数点を講堂で鑑賞。

17:15〜18:30  茶話会
会場:「京都モダンテラス」または「スターバックス(京都ロームシアター店)」
※ 茶話会は席の予約が不可能なため、当日の随意参加とします。

18:45〜21:00  懇親会
会場:「聖護院 嵐まる」 東大路通丸太町下ル東側  tel .075-761-7738
会費:5000円程度 お店のHP: http://ameblo.jp/kyoto-lunch-club/ (地図
※ 定員10名(発表者除く)、先着順、申込み制。なお混乱を避けるため、出欠に関して、会場のお店と直接連絡をとることはご遠慮下さい。

 

■ 第6回畠山公開シンポジウム開催要項 

日時:2016年10月21日(金)、22日(土)

会場:第1日目:帝京大学 霞ヶ関キャンパス(地図)、第2日目:拓殖大学 文京キャンパス(地図)(いずれも予定)

趣旨:1980年の学会創立以来35年あまり、ジャポニスム学会ではさまざまな東西交渉を研究、啓蒙してまいりました。本シンポジウムでは作家にかぎらず、今まで十分に語られてこなかった収集家や画商、学者等、ジャポニスムに介在した立役者、担い手など、人物に焦点をあて、19世紀から20世紀のジャポニスムの立体構造を総覧したく思います。広く欧米各国に例を求め、絵画・工芸など美術をはじめ、文学・演劇・音楽ほか、多様なジャンルで、自ら影響を受け次の世代に影響した者たち、日本から西洋へ、西洋から日本へという双方向の影響の要になった者たちなど、発表者がそれぞれに一人を中心に数名の人物をまとめ、ジャポニスムの全体的な広がりを明らかにしたいと存じます。

組織委員会:宮崎克己(ジャポニスム学会理事長)、長田憲幸(畠山文化財団常務理事)、南明日香(ジャポニスム学会理事、シンポジウム担当)、木田拓也(同、シンポジウム担当)、岡部昌幸(同、例会担当)、小山勝美(ジャポニスム学会実行委員)

主催:ジャポニスム学会   共催:公益財団法人畠山文化財団   協賛:帝京大学(予定)

発表者の募集:上記の趣旨に沿って発表してくださる学会員を募集します。5月9日(月)までに、800~1000字の発表概要を付して、お申し込みください。メール(添付ファイル)あるいは書面で、学会事務局内組織委員会までご送付ください。

発表者の決定:応募者に加えて海外・国内の発表招待者を検討し、国別、ジャンル別、年代別などのバランスを考慮した原案を組織委員会でつくり、理事会で決定します。発表者は原則として、シンポジウム後に発表内容をとりまとめ、2017年3月発行予定の『ジャポニスム研究』第36号別冊に論文として掲載するものとします。(原稿締切りは2017年1月初旬)

 

■ 2016年度第一回例会
日時:2016年3月26日 (土) 14:00−17:30
★13:30より受付窓口を設けますので、館内駐車場前・新館通用口(エントランス)にご集合ください。
会場:東京都庭園美術館 新館会議室および館内(自由見学)
内容:アカデミック・ワークショップ「ガレとジャポニスムを考える」               【第1部】
14:00−16:00 発表と討論 (於:会議室)
プレゼンテーター  池田まゆみ (北澤美術館主席学芸員、「ガレの庭」展監修者)
コメンテーター    隠岐由紀子 (ジャポニスム学会理事)
土田ルリ子 (サントリー美術館学芸員、本学会員)
高波真知子 (渋谷区松濤美術館副館長、本学会員)
司会     岡部 昌幸 (帝京大学教授)

【第2部】 16:10−17:30 「ガレの庭」展見学(自由見学)

※1 参加者は当日、受付後、展覧会をご自由に見学できます。
※2 会議室収容人数(35名)の関係がありますので、3月18日(金)までに事務局宛にメールか電話でお申込みください。
※3 プログラム終了後、希望者により、プレゼンテーターを囲む懇親会(茶話会)を予定しております。場所、白金台。10〜15名、2000円を予定。事前の申込みは必要ありません。

 

第36回 ジャポニスム学会総会 および 学会賞受賞者記念講演会

日 時:2016年2月6日(土)
場 所:拓殖大学C館1階C101教室
13:30 受付開始
14:00~14:45 総会 (15分間の休憩)
15:00~16:30 記念講演会
南 明日香氏(相模女子大学教授)「一次資料との向き合い方」

なお詳細については、1月中旬に改めてお知らせいたします。

 

 

2015年度

 

1月15日 第 3回 学芸員勉強会のお知らせ

3回目の勉強会は、以下の内容と日時で行います。事前予約等は必要ありませんので、参加ご希望の方は、直接会場へお越しください。なお終了後、近隣で懇親会を開催予定です。

日 時:2016年1月15日(金)17:00~19:00
場 所: 拓殖大学内F館、国際教育会館F301教室
(〒112-8585 東京都文京区小日向3-4-14)
交通アクセス:東京メトロ 丸ノ内線 茗荷谷駅下車 徒歩3分
http://www.takushoku-u.ac.jp/summary/bunkyo-campus.html
テーマ:「ボストン美術館 華麗なるジャポニスム展—印象派を魅了した日本の美」
(第3回ジャポニスム学会展覧会賞受賞)について
講 師:遠藤 望氏(世田谷美術館学芸部企画担当課長)
演 題:「大規模展の光と影と—「ボストン美術館 華麗なるジャポニスム展」における学芸業務について」

 

第5回 畠山公開シンポジウム  「KOGEIとジャポニスム――産業と芸術で見直す近代」

主催:ジャポニスム学会
共催:公益財団法人 畠山文化財団
協賛:帝京大学
会場:帝京大学 霞ヶ関キャンパス
日程:2015年11月27日(金)、28日(土)

【趣旨】
欧米でジャポニスムがわきおこった19世紀後半は日本ではおおむね明治時代にあたるが、ジャポニスムに対して明治日本はどのように応えたのか、工芸の領域における動向を検討する。明治期にはジャポニスムを背景に、日本から海外に向けて、欧米人のまなざしを意識しながら、その目を楽しませるかのような工芸が制作され、さかんに輸出された。明治政府もまた工芸を輸出産業の重要な柱と位置づけ、海外への工芸の輸出を後押しした。その一方で、明治政府は万博などに際して、日本を代表する名工に作品の制作を委嘱し、優れた「美術工芸」を出品してそれを日本独自の「美術」として宣揚した。このように「工芸」は産業であると同時に美術でもあるという二重の性格を帯びており、それがまた日本の「工芸」の位置を特異なものにしてきたといえる。近年、こうした歴史的背景を踏まえ、「工芸」を単純にCRAFTと訳すのではなく、あえてKOGEIとして海外にアピールしようとする動きがあらわれてきた。また、「超絶技巧」と呼ばれるタイプの明治工芸に対する人気が日本国内においても高まりを見せてもいる。こうした現状を踏まえ、あらためてジャポニスムと工芸について振り返り話し合いたい。

【プログラム】

11月27日(金)

◆第1セッション 見学会 エクスカーション「明治の匠の技による作品の見学会」[定員30名]
9:30‐12:00
「榛原」(日本橋2丁目、和紙舗)
「長谷宝満堂」(銀座1丁目、明治工芸・古美術商)
1806年(文化3年)創業の日本橋の和紙舗で、是真、暁斎などの画家との協力、万国博覧会の参加でジャポニスムに貢献した「榛原」と、明治の七宝や蒔絵、金工、京薩摩など日本の細密工芸の紹介、普及に貢献した古美術商「長谷宝満堂」を見学いたします。

※参加証送付とともに、集合時間、集合場所を後日お知らせいたします。

◆第2セッション 若手研究セミナー
14:30‐15:05
高橋知大(帝京大学大学院博士前期課程)
発表1 「ドイツにおける日本刀の影響-明治・大正期の収集を中心に」
15:05‐15:40
志水圭歩(学習院大学人文科学研究科美術史学専攻研究生)
発表2 「フランス陶磁におけるジャポニスムと折衷主義:1878年パリ万博への参加工房を中心に」
司会・コメンテーター 佐々木秀憲(川崎市岡本太郎美術館学芸担当係長)

◆第3セッション 記念講演会 [定員80名]
16:00‐17:00
村田理如(清水三年坂美術館館長)
「明治工芸に魅せられて:コレクターから見た明治工芸」

◆ジャポニスム学会賞授賞式および懇親会
17:15‐17:30 2015年度ジャポニスム学会賞・奨励賞授賞式
17:30‐20:00  懇親会
※会場:帝京大学霞ヶ関キャンパス・ラウンジ

11月28日(土)10:00‐17:30

シンポジウム[定員80名]
10:00‐10:10
主催者挨拶
馬渕明子(国立西洋美術館館長・ジャポニスム学会会長)
長田憲幸(公益財団法人畠山文化財団常務理事)

【第4セッション 基調講演 国家と日本工芸】
10:10‐11:00
樋田豊郎(前秋田公立美術大学長)
基調講演1 「ジャポニスムとKOGEI:官吏と商工業者の為の美術」
11:00‐11:50
ニコル・ルーマニエール(大英博物館IFACハンダ基金日本美術キュレーター)
基調講演2 「イギリス・ヴィクトリア朝の日本工芸蒐集にみる国家方針:大英博物館コレクションからA.W.フランクス、アーネスト・サトウを中心に」

【第5セッション ジャポニスムと輸出工芸】
13:00‐13:35
宮崎克己(昭和音楽大学教授・ジャポニスム学会理事長)
発表1「ジャポニスムにおける双方向性:工芸の貿易と交流」
13:35‐14:10
南明日香(相模女子大学教授)
発表2「西欧における鐔コレクション:ジャポニスム期から第一次世界大戦後まで」
14:10‐14:45
黒川廣子(東京藝術大学大学美術館准教授)
発表3「輸出向けの工芸品のコンセプトと在外作品:金工品を中心に」

【第6セッション 輸出工芸の多様性】
15:00‐15:35
木田拓也(東京国立近代美術館主任研究員)
発表4「万博にみられる日本陶磁の正統」
15:35‐16:10
沼田英子(横浜美術館主席学芸員)
発表5「開港地の輸出工芸:芝山細工」
16:10‐16:45
岡部昌幸(帝京大学教授)
発表6「トランスペアレンシーのジャポニスム:蒔絵アルバムからガラス・スライドへ」

【第7セッション ディスカッション】
17:00‐17:30
ディスカッション
司会   隠岐由紀子(美術史家)

【交通案内】
◆東京メトロ有楽町線、半蔵門線、南北線「永田町駅」より 徒歩約1分 (4番出口)
◆東京メトロ銀座線、丸ノ内線「赤坂見附駅」より 徒歩約6分 (7番出口)

帝京大学霞ヶ関キャンパス Teikyo University Kasumigaseki campus
〒102‐0093
東京都千代田区平河町2-16-1 平河町森タワー9階
電話 03-5213-4502
ホームページ http://www.teikyo-u.ac.jp/university/campus/kasumigaseki.html

 

ジャポニスム学会[関西例会]琳派400年記念 ジャポニスムと琳派
日 時:2015年7月25日(土)第1部 11時~13時/第2部 14時30分~17時
場 所:第1部 細見美術館/第2部 京都国立近代美術館

第1部の作品鑑賞会および懇親会は事前申込みが必要です。ご希望の方は、下記の学会連絡先までお申し込みください。申込み締切りは7月15日ですが、定員になり次第、締め切らせていただきますので、ご諒承ください。なお第2部の研究会は事前申込み不要で、一般の方の参加も可能です。琳派400年を記念したタイムリーな企画ですので、ふるってご参加ください。

◆ 第1部:細見美術館所蔵「琳派」作品鑑賞会

[概要]細見美術館は琳派、なかでも他に先駆けて江戸琳派と神坂雪佳の優品を数多く収蔵した美術館として知られています。第1部では、細見美術館のお茶室「古香庵」にて、細見良行館長お勧めの琳派作品を、細見館長の解説とともに鑑賞します。その後、場所を館内の「カフェ・キューブ」に移し、昼食ないしお茶を頂きながら、コレクターの視点からみた「琳派」やその今日的影響などについて、細見館長と歓談します。

[プログラム]
10:45 受付
11:00~12:00 細見美術館所蔵琳派作品鑑賞会(3F 古香庵)
12:00~13:00 細見良行館長と歓談(B1F カフェ・キューブ)

最大参加人数:20名(要事前申込み:学会員限定:7月15日〆切)
参加費:無料、但し「カフェ・キューブ」での飲食費は自己負担。

◆ 第2部:「ジャポニスムと琳派」研究会

[概要]19世紀半ばから欧米の造形芸術に大きな影響を与えた日本美術には、浮世絵とならび「琳派」の作品群があります。本研究会では、当時と現在、さらには日本国内と欧米とにおいて、「琳派」の定義づけや意味に関し、どのような相違もしくは変化があったのかを検証し、「ジャポニスムと琳派」の今日的問題を議論します。

[プログラム]
14:00 受付(京都国立近代美術館1F講演室)
14:30~15:15 発表1「琳派のゆらぎ-「継承と変奏」の諸相」
福士雄也(京都国立博物館研究員)
15:15~16:00 発表2「ジャポニスムと琳派:装飾再考?
―ルイ・ゴンス、ロジェ・マルクス、エミール・ガレ、クロード・モネ」
稲賀繁美(国際日本文化センター教授)
16:00~16:15 休 憩
16:15~17:00 ディスカッション[ディスカッサント:隠岐由紀子(美術史家)]

**********************************

◆ 懇親会

第1部・第2部終了後、懇親会を開催します(要事前申込み:7月15日〆切)。

場   所:京料理 かじ(http://www.kyoto-kaji.jp/index.html
京都市中京区丸太町通小川東入南側 TEL 075-231-3801
地下鉄烏丸線「丸太町」駅4番出口から徒歩7分:市バス202号系統「府庁前」下車すぐ
京近美からタクシーで約10分(約1200円)

時    間:18時~20時半頃
参加人数:最大20名(ただし発表者を除く)
参加費用:約6000円

※ 京都駅へのアクセス:会場から地下鉄丸太町駅までは徒歩約7分、丸太町駅から京都駅までは約10分です(乗り継ぎには先頭車両が便利です)。
タクシー利用の場合は、会場から京都駅まで約15分です。

 

■ 5月30日成蹊大学においてジャポニスム関連のワークショップ

 

7月4日14時から日仏会館で河鍋暁斎とジョサイア・コンドルについてのシンポジウム

 

■ 第三回ジャポニスム学会展覧会賞が決定
ジャポニスム学会では、昨年開催された「ボストン美術館 華麗なるジャポニスム展」と「ホイッスラー展」の二つに、
展覧会賞を授与することなりました。詳しくは学会賞の頁をご覧ください。

 

■ 2015年度 第1回例会

テーマ:挿絵画家・橘小夢(たちばなさゆめ)とジャポニスム

日 時:2015年5月9日 (土) 13:00-17:00

会 場:東京大学山上会館会議室201・202

★スケジュール

12:30- 会場受付

【シンポジウムの部】

13:00  開会挨拶 (岡部昌幸 帝京大学教授)

13:05  講師紹介

13:10-14:00  司会 岡部昌幸

発表1「橘小夢―日本の妖美」中村圭子(弥生美術館学芸員)

14:10-15:00  司会 窪田憲子(大妻女子大学短期大学部教授)

発表2「優奇世の画家 橘小夢―ヨーロッパでの受容の可能性について」

加藤めぐみ(都留文科大学文学部准教授)

15:00-15:30 フォーラム・総合討議  司会 岡部昌幸

…会場移動…

【見学会の部】

15:45-17:00 「日本の妖美 橘小夢展」(弥生美術館)

★なお、17:30-19:30 近隣の「はん亭」根津本店にて講師を囲む懇親会を予定しております。 会費5500円(予定)、人数12名(申込み先着順)とさせていただきます。

例会への参加をご希望の方は、懇親会の申込みも含め、4月30日(木)までに下記へご連絡ください。シンポジウムには一般の方の参加も可能です。

申し込み及び問合せ:

ジャポニスム学会 TEL: 03-3350-0363   FAX: 03-3341-1830

japonisme@world-meeting.co.jp

 

■ 2015年度 第1回学芸員勉強会

2015年度 第1回学芸員勉強会

日時:2015年4月10日(金曜日)17:00より

場所:ブリヂストン美術館 受付は美術館1Fホール入口、参加費無料

テーマ:ブリヂストン美術館が建物の全面改修のため長期閉館となる前に所蔵作品研究見学会を行います。

スケジュール:17:30~美術館展示室事前見学

18:10~美術館1Fホールにて勉強会

プレゼンテーター:宮崎克己(元ブリヂストン美術館副館長、学会理事長)

19:40 終了

* プリヂストン美術館の所蔵作品からジャポニスムと考えられる作品、もしくはそう主張されることのある作品を選び、関連作品のスライドを写しつつ問題性を話し合います。学芸員のみならず、実作品に即して考える姿勢の研究者(非会員を含む)に広く参加を呼びかけます。奮ってご参加ください。

 

■ 2015年度第35回総会開催

今年度の総会を、下記の通り開催いたします。正会員の方は、電子メールにて2015年3月20日(金)までに出欠表(欠席時は委任状)をお送りください。準会員、学生会員、賛助会員の方は、総会にはオブザーバーとして参加していただけます。

総会終了後、第35回学会賞受賞者のリカル・ブル氏と第2回奨励賞受賞者の安永麻里絵氏による講演を予定しております。なお、学会員以外の一般の方も講演を聞くことはできます。

日時:2015年3月28日(土) 14:00 より

会場:帝京大学 霞ヶ関キャンパス 教室4・5

http://www.teikyo-u.ac.jp/access/kasumigaseki.html

13:30 総会受付開始   14:00~14:45 総会

議案:1) 2014 年度事業報告

2) 2014 年度決算報告・監査報告

3) 2015 年度事業計画案審議

4) 2015 年度予算案審議

5)役員改選

6) その他

14:45~15:00 休憩

15:00~15:10 受賞者への副賞贈呈式

15:10~16:10  第34回ジャポニスム学会賞受賞記念講演

リカル・ブル氏

“Shunga and Japonisme: The Impact of Japanese Erotica in Europe”

(英語講演・英文および翻訳原稿を配布)

16:10~16:30 質疑応答

16:30~16:40 休憩

16:40~17:40  第2回ジャポニスム学会奨励賞受賞記念講演

安永麻里絵 氏  「多視点的比較芸術学の実践を目指して

美術史家カール・ヴィートの日本滞在と『日本の仏教彫刻』に関する研究」

17:40~18:00 質疑応答

18:00~19:00 懇親会(軽食、参加費無料)

 

 

2014年度

 

■ 第4回畠山公開シンポジウム「ジャポニスムの全貌~ホイッスラーから何が始まったのか」

日時:2014年10月3日(金)、4日(土)
会場:京都国立近代美術館1階講堂(※入場無料)
〒606-8344 京都市左京区岡崎円勝寺町
電話 075-761-4111 ホームページ http://www.momak.go.jp/
主催:ジャポニスム学会
共催:公益財団法人畠山文化財団、京都国立近代美術館・京都市美術館(10月4日のみ)

趣旨: 本シンポジウムは、京都国立近代美術館の「ホイッスラー展」、京都市美術館の「ボストン美術館 華麗なるジャポニスム展」開催に合わせ、ジャポニスムの最初期に位置するホイッスラーとその作品を再検討したうえで、ジャポニスムの発展全体を俯瞰的にとらえなおすことを目的としています。異国趣味、モチーフ、画中画、空間表現、画面構成、色彩や筆触、装飾性、署名や額縁など、ホイッスラーの作品にはジャポニスムと関連するあらゆる要素が観察されます。ホイッスラーを起点としてジャポニスムの諸問題を深く、幅広く捉え直すことは、まさに有意義な試みだと言えるでしょう。

プログラム
10月3日 (金)
12時30分~14時30分 (受付は12時20分より京都国立近代美術館1階講堂前)
◆見学会 (学会員限定)
京都市美術館「ジャポニスム展」および京都国立近代美術館「ホイッスラー展」の自由見学。

15時~17時 (受付14時30分~)
◆ 若手研究者セミナー
15:00-15:40:発表1 松原史(京都大学大学院博士後期課程)
「ホイッスラーとその時代を彩る日本のテキスタイル―室内装飾調度としての刺繍品を中心に―」
15:40-16:20:発表2 田中竜也(豊橋市美術博物館学芸員)
「ウォルター・クレインのジャポニスム-挿絵、装飾デザインを中心に-」
16:20-17:00:発表3 板橋美也(法政大学専任講師)
「フランク・モーリー・フレッチャーがつないだイギリスとアメリカのジャポニスム」
司会 橋本順光(大阪大学准教授)

10月4日(土)
10時~17時 (受付9時30分~)
◆ シンポジウム
10:00-10:15 ごあいさつ:宮崎克己(ジャポニスム学会理事長・昭和音楽大学教授)/
長田憲幸(公益財団法人畠山文化財団常務理事)
【セッション1:講演と発表】司会 橋本順光(大阪大学准教授)
10:15-11:15 基調講演:馬渕明子(国立西洋美術館館長)
「ジャポニスムの新側面」
11:15-12:00 発表1: 小野文子 (信州大学准教授)
「ホイッスラーのジャポニスムとその広がり」
【セッション2:発表】司会 岡部昌幸(帝京大学教授)
13:00-13:45 発表2:三浦篤(東京大学教授)
「1860年代のホイッスラー-異国趣味と画中画の視点から」
13:45-14:30 発表3:鶴園紫磯子(ピアニスト・桐朋学園大学講師)
「ホイッスラー-音楽的タイトルがもたらしたもの」
14:30-15:15 発表4:橋本順光(大阪大学准教授)
「ホイッスラーが切り結んだ日本-橋・花火・禅-」
【セッション3:ディスカッション】
15:30-17:00 ディスカッション  司会:宮崎克己

18時~19時30分
◆懇親会 (学会員限定)
参加費:  6000円
場所: 京都駅周辺を予定

 

■ 2014年 第2回例会

世田谷美術館との共催で、講演会およびシンポジウムを開催いたします。
この催しは、世田谷美術館で開催中の展覧会にちなんでおりますので、
一般にも公開されます。
参加ご希望の方は、7月25日(金)までに、ジャポニスム学会事務局宛に、
お名前とお電話番号、FAX番号かメールアドレスを記載のうえ、FAXまたはメールにて
参加をお申し込みください。

日時:2014年8月2日(土曜日) 世田谷美術館
主催:ジャポニスム学会、世田谷美術館
参加費:無料
定員:100名(学会員用の席として70名分用意しています。)

10:30 受付開始(1F講堂)
11:00 開会の辞 遠藤望世田谷美術館館長挨拶
司会 宮崎克己
11:10~11:50 学会賞受賞記念講演
廣瀬緑「アール・ヌーヴォーのデザイナーM.P.ヴェルヌイユ」
11:50~12:00 質疑応答
12:00~13:30 食事休憩
13:30~16:10 シンポジウム「ジャポニスムの諸相」
三浦篤「フランス絵画と浮世絵の関係再考―マネを中心に」
猿渡紀代子「ポール・ジャックレー展、日仏の状況」
中地幸「アメリカのジャポニスム演劇・文学とその背景」
村井則子「ボストン美術館と日本美術―ジャポニスムを越えて」
司会 隠岐由紀子
16:10~16:25 休憩
16:25~17:45 発表者全員を交えたシンポジウム
司会 岡部昌幸
17:45 閉会の辞  宮崎克己

 

■ ジャポニスム学会後援シンポジウム

例会と日が重なりますが、8月2日に豊田市美術館で以下のジャポニスム学会後援のシンポジウムが
開催されますので、お知らせいたします。

日時:8月2日
場所:豊田市美術館
展覧会:「ドイツとオーストリアの雑誌とデザイン 1890-1910」
(会期2014年7月12日~9月15日)

シンポジウム:「アート(芸術/技)の坩堝――世紀転換期ドイツ語圏の芸術誌」

10:15-12:15 基調講演
インゲボルク・ベッカー (ベルリン ブレーハン美術館前館長)
13:30-16:00 シンポジウム
池田祐子(京都国立近代美術館主任研究員・ジャポニスム学会会員)
井戸田総一郎(明治大学文学部教授)
高橋麻帆(田村書店・ジャポニスム学会会員)
西川智之(名古屋大学大学院国際言語研究科教授)
古田香織(名古屋大学大学院国際言語研究科准教授)

 

■2014年第1回例会見学ツアー「ジャポニスム遠足をしませんか―美術館めぐりと街歩き」

新緑の中、ジャポニスムに関連する2つの展覧会を観覧し、移動中に美術史関連めぐりの
散歩を行います。歩きやすい服装・靴でご参加ください。地下鉄・タクシーによる移動、
途中参加可。詳細は会員向けニューズレターをお読みください。

日時:4月26日(土)13時~18時頃(途中参加可)
定員:20名(先着申込順)

スケジュール:
13時    三菱一号館美術館 広場側入口に集合
「ザ・ビューティフル展」見学(自由)
14時30分  三菱一号館美術館 広場側入口に集合
14時30分~ ジャポニスム遠足:日比谷・銀座の美術史関連史跡巡りツアー
(ナビゲーター 帝京大学教授・岡部昌幸)
帝国ホテルのライト作品、鹿鳴館跡ほか
(天候等の状況により内容変更あり)
16時15分  汐留ミュージアム4階(美術館階)エスカレーター前に集合
「印象派の陶磁器」展見学(自由)

 

■2014年度総会

2014年度の総会を下記の通り開催いたします。正会員の方は、2月22日までに出欠表(欠席時は委任状、詳細は案内状(doc)を参照)をお送りください(連絡先)。準会員、学生会員、賛助会員の方は、総会にはオブザーバーとして参加していただけます。 総会終了後、第1回奨励賞の受賞者の三谷理華氏による講演が行われます。

日時: 2014年03月1日(土)14時~17時
場所: 帝京大学 霞ヶ関キャンパス 教室4・5
http://www.teikyo-u.ac.jp/kasumigaseki.html
総会 13:30 総会受付開始
14:00~14:45 総会
議案  1)2013 年度事業報告
2)2013 年度決算報告・監査報告
3)2014 年度事業計画案審議
4)2014 年度予算案審議
5) その他
14:45~15:00 休憩
15:00~16:00 第1回ジャポニスム学会奨励賞受賞記念講演
三谷理華氏(静岡県立美術館 上席学芸員)
「ラファエル・コランの極東美術コレクション―新出旧蔵品に ついて」
16:00~17:00 フォーラム(質疑応答)および懇親会(軽食・無料)

 

 

2013年度

 

■ ジャポニスム学会11月例会(関西例会)

以下のとおり、例会が開催されますので、ふるってご参加下さい。参加ご希望の方は、当日
講堂受付に直接、お越しください。なお、会場の都合により、100名の定員で締め切らせて
いただきます(今回の例会は参加証の発行はございません)。

日時:2013年11月9日(土)
13:00より受付開始
会場:京都国立近代美術館1階講堂(チケットなしでご入場いただけます)
http://www.momak.go.jp/

研究発表:
13:30-13:55
前崎信也会員(立命館グローバル・イノベーション研究機構専門研究員)
「明治期における竹工芸の輸出について ―ハンブルグ美術工芸博物館所蔵作品を中心に―」

14:10-14:35
高橋麻帆会員(田村書店、京都大学博士)
「ジャポニスムの里帰りとしての「ヌーボー式」と「セセッション式」及び「マルホフ式」― アール・ヌーヴォーから分離派、ウィーン工房へ-」

14:45-15:15
ディスカッサントとの質疑応答
ディスカッサント 池田祐子会員(京都国立近代美術館)
司会 橋本順光会員(大阪大学文学研究科)

15:15-15:35
全体討議

※ 当日の会場では「皇室の名品-近代日本美術の粋」展(単館開催)と、お向かいの京都市美術館では
「竹内栖鳳-近代日本画の巨人」展(京都展のみの作品出展予定)が開催されます(ご観覧の際には入場
券のご購入が必要になります)。

■ 発表要旨
「明治期における竹工芸の輸出について ―ハンブルグ美術工芸博物館所蔵作品を中心に―」
前崎信也会員(立命館グローバル・イノベーション研究機構専門研究員)

日本における竹を素材に用いた工芸作品は、縄文の籃胎漆器に端を発するとされており、現代まで時代を問わず造り続けられてきた。中でも唐物写しの花籃は、近世末期から近代にかけて流行した文人文化の中で珍重され、その技術は本歌を凌ぐ程に成熟したとされている。そして、明治維新により外国貿易の門戸が広がると、陶磁器や金属器、漆器と同様に竹工芸も盛んに輸出され、欧米諸国で人気を博した。明治初期に来日し美術工芸の調査を行ったクリストファー・ドレッサー(1834-1904)はその著書Japan: its architecture, art, and art manufactures の中で “The Japanese are the best basket-makers in the world, and they alone have raised the manufacture to an art industry” と述べている。彼の竹工芸に対する高い評価を裏付けるかのように、欧米の数多くの美術館・博物館が日本の竹工芸作品を所蔵しているが、その実態はこれまであまり知られてこなかった。
発表者は2011年と2012年に延べ2週間をかけて、ハンブルグ美術工芸博物館所蔵の竹工芸作品約200点のデジタル化を行った。本コレクションは主に1870年代初頭から1900年代後半迄に蒐集され、大阪の初代早川尚古斎(1815-1897)の作品を多く含むなど、質・量ともにヨーロッパ有数の竹工芸コレクションである。本発表では本コレクションの内容、蒐集された背景を中心に、明治期における日本の竹工芸の輸出と海外での受容について述べる。

「ジャポニスムの里帰りとしての「ヌーボー式」と「セセッション式」及び「マルホフ式」
― アール・ヌーヴォーから分離派、ウィーン工房へ-」
高橋麻帆会員(田村書店、京都大学博士)

明治後期から昭和初期にかけて、日本の庶民の生活が和風から洋風に変化しようとしていた際、ウィーン分離派やウィーン工房、さらにダルムシュタット芸術家コロニーといったドイツ語圏の芸術運動が少なからぬ影響力を持っていた。1900年頃には、パリから到来した「アール・ヌーボー式」が流行していたが、それはすぐに日本人の感覚には合わないものとして批判されるようになる。対照的にもてはやされたのが、「セセッション式」や「マルホフ式」と呼ばれた上記のドイツ語圏風の様式であるが、それらの様式はあまりに流行して一般層にまで広まったために、「西洋式」や「前衛」の意味でも多用され日本独自の様式に発展してしまい、今日振り返ってその定義を試みることが非常に困難なほどである。
オーストリアやドイツの様式を日本の様式に取り入れようと先頭に立っていたのは武田五一や伊東忠太ら建築家たちであった。彼らには、それらの本場の様式はそもそも19世紀の西洋におけるジャポニスムの影響下に生み出されたものなのだから日本のデザインにも適合するという確信があった。さらに彼らはジャポニスムの里帰りを喧伝することで、新しい西洋風の様式を広めようとしていた。本発表では、まず彼らの政治的な意図を言説の中に確認した上で、当時の日本における西洋の様式受容がフランスからドイツ語圏に代わっていく様を追いたい。

 

 

■ 第3回 畠山公開シンポジウム「水墨のジャポニスム― 越境する書と画」
主催:ジャポニスム学会
共催:
公益財団法人 畠山文化財団
協力:
帝京大学、公益財団法人 畠山記念館、株式会社 荏原製作所
会場:
帝京大学 霞ヶ関キャンパス、畠山記念館(見学会)
日程:
2013年10月18日(金)、19日(土)

趣旨:
近年、日本中世・近世の墨跡や水墨画が、欧米の研究者・収集家のあいだで注目されており、 それとともに現代の書、水墨画も熱い視線を浴びるようになった。またふりかえってみるに、 ジャポニスムが盛り上がっていた19世紀後半の西洋においても、浮世絵、琳派、蒔絵など 色彩豊かで装飾的なものだけでなく、日本の筆遣いやモノクロームの表現に魅せられた者 たちが存在していた。
西洋では、日本・東洋文化のもっとも奥深い部分をなす水墨をどのように理解してきたのか、 それらからどのような影響を受けてきたのか、ここではどのようなコレクションが形成 されたのか...、このシンポジウムでは、このジャポニスムの隠れたもう一つの系譜について 探ってみたい。
パネリストとして、国内・海外で活躍する現代の書家と日本画家、言葉と造形の両面から 西洋における水墨の受容を考える美術史家・文化史家が、それぞれの立場から発表し、 意見をかわす。またワークショップでは、若手のジャポニスム研究者たちが、 このテーマを自分の問題意識からとらえなおし、ディスカッションを行なう。
畠山記念館では、「書の美―和歌のこころ・禅のこころ―」展を開催しており、 その見学会もシンポジウムの一環として組みこまれる。また関連事業として、 帝京大学美術史演習によるワークショップも開催される。
ジャポニスム学会が企画運営し、公益財団法人畠山文化財団が資金・運営の バックアップをする畠山公開シンポジウムは、一昨年の「西洋における中国/ 日本――17~19世紀のシノワズリーとジャポニスム」、昨年の「アメリカの ジャポニスム――日米文化交流の歩みと知られざる偉人・執行弘道」を受け、 今回が3回目となる。毎回、シンポジウムの成果は報告書としてジャポニスム学会より刊行され、 ジャポニスム研究の貴重な蓄積となっている。

 

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ポスター裏面 ポスター裏面

プログラム

10月18日(金)【シンポジウム関連事業】

9:30-11:30:「水墨の技法と表現を愉しむ」帝京大学美術史演習によるワークショップ
(東京永田町、帝京大学霞ヶ関キャンパス)

【第1セッション 見学会】

13:00-14:30:畠山記念館「書の美―和歌のこころ・禅のこころ―」展見学会
( 東京白金台、畠山記念館)

【第2セッション ワークショップ】

15:30-17:30:若手研究者によるワークショップ(東京永田町、帝京大学霞ヶ関キャンパス)
「版と墨の変容-暁斎とヤンセン」
小林優(足立区立郷土博物館専門員)
「高島北海の席上画とその筆致」
鵜飼敦子(東京大学東洋文化研究所特任研究員)
「ジョージア・オキーフと水墨画」
玉井貴子(早稲田大学大学院博士後期課程)

10月19日(土)

【第3セッション 水墨の現在】

10:00-10:10:開会のあいさつ
馬渕明子(国立西洋美術館館長・ジャポニスム学会会長)

10:10-10:15:共催のあいさつ
長田憲幸(公益財団法人畠山文化財団常務理事)

10:15-11:00:「水墨のジャポニスム・概観」
宮崎克己(美術史家・ジャポニスム学会理事長)

11:00-11:40:「現代書家の眼から」
菊山武士(書家)

11:40-12:20:「水墨画は可能か?」
三瀬夏之介(日本画家)

【第4セッション 受容の軌跡】

14:00-14:30:「欧米美術館における水墨画コレクション」
板倉聖哲(東京大学 教授)

14:30-15:00:「欧米における書の理解」
水田至摩子(畠山記念館 学芸課長)

15:00-15:30:「西洋における水墨画の受容」
南明日香(相模女子大学 教授)

【第5セッション 総合】

15:45-17:00:共同討議「水墨の交流とその未来」

17:00-17:15:閉会のあいさつ
岡部昌幸(帝京大学教授)

17:30-19:30:懇親会

 

■ ジャポニスム学会7月例会

研究発表、解説ならびに見学会による例会を自由学園明日館にて開催いたしました。

日時:7月20日(土)
14:00より受付開始
会場:自由学園明日館大教室としま
〒171-0021 豊島区西池袋2-31-3
電話番号: 03-3971-7535
http://www.jiyu.jp/kanren/contact.html

交通:JR池袋メトロポリタン口より徒歩5分
JR目白駅より徒歩7分

研究発表:
14:15-15:15
清水恵美子(お茶の水女子大学)「戦間期の日米美術交流―米国で開かれた日本画展覧会」

解説:
15:15-15:45
大久保美春(比較文化研究者)「フランク・ロイド・ライトと日本、そして自由学園明日館」

当日は10:00-17:00の間、随時、フランク・ロイド・ライト設計の 明日館を見学することができます。

参加費:500円(当日、研究発表会場受付にてお支払いください)
定員:35名

 

■ 2013年度総会と学会賞受賞記念講演会

日時:2013年02月16日(土)13時~16時30分
場所:帝京大学 霞ヶ関キャンパス 教室4・5
総会:議案
1)2012 年度事業報告
2)2012 年度決算報告・監査報告
3)2013 年度事業計画案審議
4)2013 年度予算案審議
5) その他

第33回学会賞授賞式、および、記念講演会
今井朋 氏
「19世紀末の日本美術蒐集家の眼差し
ナンシー市立美術館所蔵シャルル・カルティエ=ブレッソン・コレクション 」

 

 

2012年度

 

■ 2012年度第4回例会

 

2012hata_s■  第2回 畠山公開シンポジウム「アメリカのジャポニスム ―日米文化交流の歩みと知られざる偉人・執行弘道ー」

主催:ジャポニスム学会
共催:公益財団法人畠山文化財団
日時:2012年11月17日(土)10時00分 ~ 18時00分
会場:東洋文庫ミュージアム2Fホール 東京都文京区本駒込2-28-21
(http://www.toyo-bunko.or.jp/museum/)
参加対象:一般公開(会員入場無料、非会員 資料代500円)

プログラム

開会の挨拶:坂本満(ジャポニスム学会 会長)、斯波義信(財団法人東洋文庫 文庫長)

第一部 アメリカのジャポニスム (10:10~12:30)
司会 中地幸 (都留文科大学教授)

基調講演:「アメリカのジャポニスム―その歴史と注目点―」
児玉実英(同志社女子大学名誉教授)

発表1:「日本文化発信者としての幕末維新期の米国留学生」
塩崎智(拓殖大学教授)

発表2:「ニューヨークのジャポニスム―20世紀初頭のアメリカ美術」
金田由紀子(青山学院大学教授)

第二部 美術工芸におけるジャポニスムと陰の功労者、執行弘道 (14:00~17:00)
司会 羽田美也子(日本大学講師)

発表3:「アメリカにおけるジャポニスム陶磁器」
五味良子 (名古屋市博物館学芸員)

発表4:「エドワード・モース、フランク・ロイド・ライトと執行弘道」
大久保美春(比較文化研究者)」

発表5:「起立工商会社のニューヨーク支店」
樋田豊郎(秋田美術工芸短期大学学長)

発表6:「執行弘道と日米における美術振興の発展」
岡部昌幸(帝京大学教授)

第三部 パネルディスカッション (17:10~18:00)
司会 岡部昌幸(ジャポニスム学会理事長・帝京大学教授)

閉会の挨拶:高木陽子(ジャポニスム学会事務局長・文化学園大学教授)

開催趣旨
19世紀後半から20世紀初頭にかけてのアメリカにおける日本受容とその影響の跡は、 我々の想像をはるかに超える大きなものでした。しかし、「ジャポニスム」と呼ばれた この多方面にわたる混沌とした現象は、ヨーロッパの亜流にしか過ぎなかったので しょうか。今回のシンポジウムでは、アメリカのジャポニスムを歴史的に振り返り、 その独自性を明らかにするとともに、橋渡しとなった仲介者や紹介者たちの業績を 掘り起こします。

 

■ 2012年度第3回例会【世界に広がる型紙 型紙研究の最前線】

日時:9月29日(土)14時―16時
会場:三重県立美術館 講堂 150名収容可能
交通:http://www.bunka.pref.mie.lg.jp/art-museum/guide/access.htm
備考:29日例会当日の13時より16時まで館内で伊勢型紙技術保存会(担当六谷泰英会長)による実演会が予定されており、 観覧者は無料でご覧いただけます。

1. 2012年度第3回例会【世界に広がる型紙 型紙研究の最前線】(一般公開)

プログラム

  • 司会: 橋本順光
  • 発表者:
    • 生田ゆき(三重県立美術館) 「モスクワにおける型紙」(仮)
    • 鈴木暁世 (福岡女子大学) 「20世紀初頭のアイルランドにおける型紙の受容と展開」
  • ディスカッサント:
    • 馬渕明子
    • 高木陽子

2. 希望者による伊勢型紙工房見学会(会員限定)

日時:2012年9月30日(日)10時~12時頃
見学先:伊勢型紙資料館(三重県鈴鹿市[近鉄白子駅徒歩5分])
伊勢型紙技術保存会会長六谷泰英氏工房(三重県鈴鹿市[近鉄鼓ヶ浦駅徒歩5分])
内容:伊勢型紙の代表的な販売商人である寺尾家邸宅を利用した「伊勢型紙資料館」を見学します。伊勢型紙における、型商、彫り師などの産業構造を知る格好の施設です。その後、伊勢型紙技術保存会会長 六谷泰英氏の案内で現在の伊勢型紙彫刻職人の工房を見学し、彼らが江戸時代から受け継いできた技術と伝統を見学します。
ご案内人: 伊勢型紙技術保存会 会長 六谷泰英氏
定員:20名(先着順)

 

■ 2012年度第2回例会【研究発表会】

日時:2012年7月28日(土)14:00 – 16:45
会場:日本女子大学・西生田キャンパス九十年館A棟・第一会議室
〒214-8565 川崎市多摩区西生田1-1-1
交通:http://www.jwu.ac.jp/grp/access.html
備考:・入場無料、どなたでもおいでください。
・学外者はバス、正門、東門において記名の上、入講証を受け取ってください。

プログラム

  • 司会: 馬渕 明子(日本女子大学教授)
  • 発表者:
    • 粂和沙(日本女子大学)「十九世紀末イギリスにおける日本趣味の室内装飾―屏風中心に」
    • 安永麻里絵(東京大学)「フォルクヴァング美術館の日本美術初期コレクション とドイツにおけるジャポニスム受容」

 

■ 例会発表者を募集しました(4月5日に締め切りました)。
本年6~8月ごろに予定している例会のために、会員によるジャポニスムに関する研究発表を募集しました。

 

■ 2012年度第1回例会
【国際シンポジウム】「鍬形蕙斎の画本芸術 ~江戸からパリへ~」

日時:2012年3月2目(金)17:00 – 20:00
会場:日仏会館 1階ホール
〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿 3-9-25
http://www.mfj.gr.jp/acces/index_ja.php
主催:日仏会館フランス事務所
共催:実践女子大学文芸資料研究所、共立女子大学総合文化研究所、ジャポニスム学会
備考:入場無料、要申込(contact@mfj.gr.jp)
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プログラム

  • 司会:
    • 馬渕 明子(日本女子大学教授)
    • 内田 保廣(共立女子大学教授)
  • 挨拶:岡部 昌幸(ジャポニスム学会理事長)
  • 発表者:
    • マティ・フォラー(ライデン国立民族学博物館キュレーター、ライデン大学教授)
      「蕙斎の略画式シリーズ-1850年代まで(あるいはそれ以降)のベストセラー-」
    • クリストフ・マルケ(INALCO教授、日仏会館フランス事務所所長)
      「フランスにおける蕙斎の略画式シリーズの受容-パリに渡った版木を中心に」
    • 今井 朋(ルーブル学院)
      「ナンシー私立美術館における蕙斎『鳥獣略画式』の発見について」
    • 佐藤 悟(実践女子大学教授)
      「『人物略画式』の画題」
    • 日野原 健司(太田記念美術館主幹学芸員)
      「蕙斎 vs. 北斎-『略画式』と『北斎漫画』をめぐって」
    • 中野 三敏(九州大学名誉教授)
      「蕙斎と『蔵点賦』」

 

■ 2012年総会
総会終了後、第32回学会賞授賞式、受賞者のマヌエラ・モスカティエッロ氏の記念講演が行われます。

日時:2012年02月18日(土)13時-16時
場所:文化学園大学国際会議室 C401
(地図) http://www.bunka.ac.jp/contents/accessmap.htm
(校内案内図) http://www.bunka.ac.jp/contents/campusmap.htm 

当日スケジュール:

12:30:総会受付開始
13:00~13:40:総会
議事: 1)2011 年度事業報告
2)2011 年度決算報告・監査報告
3)2012 年度事業計画案審議
4)2012 年度予算案審議
5) その他

(休憩)

14:00~14:20:第32回学会賞授賞式
14:25~15:45:第32回学会賞受賞記念講演
マヌエラ・モスカティエッロ氏
「ジョゼッペ・デ・ニッティスのジャポニスム 」(仮題)
16:00:閉会

 

 

2011年度

 

■ 2011年度第5回例会 【研究発表会】【見学会】

日時:12 月18 日(日)13:00―17:00
会場:京都国立近代美術館 1 階講堂 〒606-8344 京都市左京区岡崎円勝寺町 http://www.momak.go.jp/
参加費:無料

当日スケジュール

【研究発表会】司会:橋本順光氏(大阪大学准教授)

13:00:受付開始

13:15-13:50:リンダ・ガルワーネ 氏(大阪大学院生)
「オペレッタ『ゲイシャ』のロシアにおける成功―ロシア版の特徴を中心に―」(質疑10分)

13:50-14:25:山田晃子 氏(大阪大学院生)
「20世紀初頭のイギリスにおけるファッションのジャポニスム―1900 年‐1916 年のQueenを中心に―」(質疑10分)

14:25-14:35 休憩

14:35-15:50:宮崎克己氏(美術史家・ジャポニスム学会監事)
「グラフィック・イメージの東西環流~北斎、ボッティチェルリ、ミュシャ、夢二・・・」(質疑応答15分)

【見学会】(会員対象)

16:00-17:00:「川西英コレクション収蔵記念展 夢二とともに」 自由見学・自由解散

[発表要旨] リンダ・ガルワーネ氏 「オペレッタ『ゲイシャ』のロシアにおける成功―ロシア版の特徴を中心に―」 ロシアのジャポニスムはヨーロッパからの影響で起こり、ヨーロッパから日本をテーマ とする作品が輸入され、人気になったと言われている。シドニー・ジョーンズのオペレッ タ『ゲイシャ』(1896)のロシアにおける成功も一般的にヨーロッパで流行したジャポニス ムの結果と見なされている。確かに、エキゾチズムの対象としての日本への興味は『ゲイ シャ』が高く評価された大きな原因であった。しかし、『ゲイシャ』は1897 年に初演し、 1950 年代までも上演され続けたことを考えると、ロシア語に繰り返し改作されたり、登場 人物のセリフに当時 の最新情報を挿入したりして新趣向を盛り込んだことがむしろ、この オペレッタの成功の原因であったと思われる。本発表では、様々な『ゲイシャ』のロシア 語訳や上演記録を考察することで、ロシアにおける『ゲイシャ』の特徴やロシアの日本人 表象におけるその重要性を明かにする。 山田晃子氏 「20世紀初頭のイギリスにおけるファッションのジャポニスム―1900 年‐1916 年のQueen を中心に―」 本発表の主眼は、当時のイギリスの女性向け新聞であるQueen の記事を分析することで、 20 世紀初頭のイギリスのファッションにおける日本の着物の影響について明らかにするこ とである。イギリスでのジャポニスムファッションの流行には、フランスからの影響が大 きかったことは疑いない。しかし、イギリスでもリバティやハロッズをはじめとする同地 の百貨店がそれぞれ独自にデザインし、中には日本と直接の交渉を持っていたところもあ った。そして、そのように製作されたドレスなどは、フランスに劣らぬ勢いで、イギリス の女性の間でも広く流通していたことがうかがえる。本発表では、これらのドレスについ て、時期を追ってのデザインの変容とともに、武術など同時期に流行した他の日本文化と の関わりにおいてどのように位置づけることができるのかを、図像を中心として考察した い。 宮崎克己氏 「グラフィック・イメージの東西環流~北斎、ボッティチェルリ、ミュシャ、夢二・・・」 1890 年代のフランス、イギリス、ドイツでは、ポスター、版画、雑誌、イラスト、絵はが き、マンガ、装幀など、新しい形態のグラフィック・アートがいっせいに開花した。そこ では中世、ビザンチン、ルネッサンスなど西洋の伝統的イメージだけでなく、外国、とり わけ日本のイメージが大量に流れ込み、融合して新しいものをつくりだしていた。 こうしたグラフィック・イメージの革新は、1900 年以後日本にも波及し、従来の浮世絵的 画像が一新する。この講演では、少女像、カキツバタ、夜空など、大流行したいくつかの イメージの源泉とその伝播に注目し、それらが短期間に世界を環流したさまを明らかにす る。

 

■ 2011年度 畠山公開シンポジウム 「西洋における中国/日本 ― 17~19世紀のシノワズリーとジャポニスム ―」

主催:ジャポニスム学会
共催:公益財団法人畠山文化財団
日時:2011年11月5日(土)10時15分 ~ 16時30分
会場:根津美術館(東京都港区南青山6-5-1)B1F 講堂 (http://www.nezu-muse.or.jp/)
参加対象:一般公開(会員入場無料、非会員1000円、非会員学生500円)

プログラム

午前の部

開会の辞・挨拶:岡部昌幸(ジャポニスム学会理事長、帝京大学教授) 西田宏子(根津美術館副館長)

基調講演:「エグゾティスムとしてのシノワズリーとジャポニスム」 坂本満(ジャポニスム学会会長)

基調講演:「異国趣味、14~19世紀のヨーロッパのシノワズリー」 フランチェスコ・モレーナ(フィレンツェ美術館所轄文化財監督局)

午後の部

「東洋風小部屋の装飾と『漆(japan)』」 日高薫(国立歴史民俗博物館教授)

「ドイツ王侯による肥前磁器収集と陳列室の意匠」 桜庭美咲(国立歴史民俗博物館 機関研究員)

「1940年代の曙光 ‐日本におけるシノワズリ―/ ジャポニスム研究史から」 岡部昌幸

シンポジウムフォーラム 「シノワズリーとジャポニスムのはざまで」

コメンテーター:宮崎克己 (美術史家)、水田至摩子(畠山記念館学芸課長)

司 会:藤原貞朗 (茨城大学准教授)

開催趣旨
17~18世紀の西欧において、東洋美術の影響を受けた美術工芸が多数出現しました。 それらは「シノワズリー」と総称されていますが、じつは、中国からだけでなく 日本からの影響が混在しています。プレ・ジャポニスムというべきシノワズリーの 時代、いかなる日本の美術品がどのように愛好されたのでしょう。それは19世紀の ジャポニスムと関連しているのでしょうか。こうした問いかけを軸に、西洋における 中国/日本を総合的に捉え直し、日本や中国の影響が世界的規模となった今日の 国際交流の意味を問い直します。

 

■ 2011年度第1回例会  見学会「株式会社大倉陶園」
(本例会は東日本大震災のため延期になっておりましたが、再企画されました) 主催: ジャポニスム学会 協力: 株式会社大倉陶園 会場: 株式会社大倉陶園 〒245-0052 神奈川県横浜市戸塚区秋葉町20番地 日時: 2011年9月27日(火)15時~17時頃 14時30分 JR東戸塚駅東口エレベーター下に集合 定員: 20名 募集・参加方法: (☆本例会は学会員対象です) 学会員の方は、9月15日までにメールまたはFAXにて学会事務局にお申し込みください。参加証を発行します。先着順。 開催趣旨: 株式会社大倉陶園は、「良きが上にも良きものを」という大倉孫兵衛・和親父子の理念のもと1919年に創業された、硬質磁器の白さや手描き絵付、岡染めや蒔絵付という特徴ある技法を長く伝えてきている日本の洋食器メーカーです。 本社工場にて精密機器に似た製造過程を、展示室にて手描き作品等を見学します。参考資料 (pdf)

 

 

■ 2011年度第3回例会【研究発表会】

日時:2011年7月9日(土)14:30開始
場所:お茶の水女子大学・大学本館・1階・第5講義室(128室) http://www.ocha.ac.jp/access/index.html 〒112-8610 東京都文京区大塚 2-1-1 Tel. 03-3943-3151
交通:東京メトロ丸ノ内線「茗荷谷」駅より徒歩7分 (当日は正門よりお入りください)
参加費:無料

当日スケジュール:

14:15:受付開始

14:30-15:30:南明日香氏(相模女子大学) 「ジョルジュ・ド・トレッサン(1877-1914)にみる20世紀初頭の日本美術研究の諸相」 (15分 質疑応答)

15:45-16:45:藤原貞朗氏(茨城大学) 「アンリ・フォシヨンとポスト・ジャポニスムの美学」 (15分 質疑応答)

17:00:終了

 

 

■ 2011年度第2回例会【見学会】「もてなす悦び―ジャポニスムのうつわで愉しむお茶会―」展

日時:6月25日(土)午後3時30分
会場:三菱一号館美術館     http://mimt.jp/
交通:東京メトロ千代田線「二重橋前」駅(1番出口)から徒歩3分 JR「東京」駅(丸の内南口)・JR「有楽町」駅(国際フォーラム口)から徒歩5分

当日スケジュール:

15:30:集合(美術館裏手、一号館広場側入口前) (美術館には正面入口と、丸の内ブリックスクエア一号館広場側入口の2箇所の入口がありますので、ご注意ください。)

15:40-16:10:(館長応接室) 発表「もてなす悦び展について」   岡部昌幸氏

16:15-18:00:館内にて展覧会自由見学(当日の閉館は午後6時です。)

~三菱一号館美術館 「もてなす悦び―ジャポニスムのうつわで愉しむお茶会―」展について~ 開催趣旨: ジャポニスムの流れの中で、イギリスやアメリカ合衆国などで作り出された美しい日常的な品々―陶磁器や銀器、ガラス作品や服飾品―が、どのようにして人々の暮らしに深く入り込み、人生を豊かに彩っていったかを探ろうとする本展の開催に際し、コレクションの紹介者であり、展覧会の学術協力者でもある発表者が、コレクションと展覧会の背景とコンセプトを簡潔に紹介します。

 

■ 2011年総会
 総会終了後、第31回学会賞受賞者の柴田依子氏の記念講演、および芳賀徹先生の特別講演が行われました。

日時:2011年02月19日(土)13時-17時
場所:東京大学駒場キャンパス18 号館ホール http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam02_01_17_j.html

当日スケジュール:

12:30:総会受付開始

13:00~13:40:総会
議事: 1)2010 年度事業報告 2)2010 年度決算報告・監査報告 3)2011 年度事業計画案審議 4)2011 年度予算案審議 5) その他

(休憩)

14:00~15:00:第31回学会賞受賞記念講演 柴田依子氏 「ポール=ルイ・クーシューの生涯と俳句のジャポニスム」(仮題)

(休憩)

15:15~16:15:特別講演 芳賀徹氏 「文学とジャポニスム」(仮題)

16:30:閉会

 

2010年度

 

■ 2010年度第5回例会

シンポジウム「ジャポニスムとマンガ:“二つの日本美”」

■主催:ジャポニスム学会、京都精華大学国際マンガ研究センター
■日時:2010年12月5日(日)13:00 ~ 17:30
■場所:京都国際マンガミュージアム 1階多目的映像ホール
(関連ちらしのページ)
■対象:学会員および一般
■聴講料:無料(マンガミュージアム入場料は別途必要)

 

当日スケジュール

【シンポジウム】
12:30  開場

13:00  開会挨拶・趣旨説明

13:15 ~ 14:30
第Ⅰセッション[司会:橋本順光(大阪大学 准教授)]
パネリスト(発表順)
○ 三浦 篤(東京大学 教授)
「ジャポニスムとマンガをめぐる問題提起」
○ 宮崎克己(美術史家)
「浮世絵からマンガへ―ジャポニスムとしての
グラフィック・アーツとその里帰り」
○ 岡部昌幸(帝京大学 教授)
「ロー・アートからハイ・アートへ価値転換する歴史的沸点―
《北斎漫画》が引き起こしたジャポニスム波紋、
日本近代画壇・出版界の重層的発展、ロイ・リキテンスタイン
の戦後アメリカ美術背景」

14:45 ~ 16:00
第Ⅱセッション[司会:吉村和真 ( 京都精華大学 准教授)]
パネリスト(発表順)
○ 小山ブリジット(武蔵大学 教授)
「マンガのルーツ:西洋の読者のために
〈One Thousand Years of Manga〉 を書いた理由」
○ 宮本大人(明治大学 准教授)
「北斎は入っているか―明治・大正期の「漫画」言説における
浮世絵の位置づけについて」
○ ジャクリーヌ・ベルント(京都精華大学 教授)
「越境する描線 ミュシャとマンガの接点をめぐって」

16:15 ~ 17:30 全体討議[司会:橋本順光・吉村和真]

17:30  閉会挨拶

【懇親会】(会員のみ・要事前申込み)
18:30  懇親会
「四季の味 すぎうら」京都市下京区高辻通烏丸東入
tel 075-344-1480
会費:5000円(酒量により多少の増減あり)

内容:
日本のマンガに対する欧米での熱狂は、しばしば新しいジャポニスムと呼ばれます。19世紀に浮世絵がもてはやされたように、現代はマンガが流行しているという見立てといえるでしょう。マンガやアニメを学びに日本を訪れる留学生はもはや少数派ではありませんし、海外の日本研究機関においてもマンガを無視することはできず、従来の日本研究と関連づけるさまざまな試みが行われています。しかし、20 世紀末から始まるとされるこれらのジャポニスムは、100余年前のジャポニスムとどのような点で共通し、相違しているのか、両者の本格的な検証はまだまだ不十分といわざるをえません。今回のマンガ研究とジャポニスム研究との出会いから、たとえば、『鳥獣戯画』を起源とするマンガ史の成立を、海外に向けて宣伝された日本美術史と比較する試みや、かつては工部省・農商務省、今度は経産省が、ジャポニスムを殖産興業の機会としてとらえているといった比較も可能になるかもしれません。そうした歴史的な広い視野からジャポニスムとマンガの関係をとらえつつ、昨今のグローバルなマンガ熱はかつてのジャポニスムとどこまで共通点があり、どこが大きく異なっているのか、そしてそれはなぜなのか。これらの疑問と問題提起を視野に入れた今回の企画は、マンガ研究者とジャポニスム研究者との本格的な相互交流の試みとして、重要な第一歩となる可能性を秘めているといえるでしょう。

 

■ 2010年度第4回例会(研究発表・講演・学会賞授賞式)

■主催:ジャポニスム学会、横浜美術館
■日時:2010年11月20日(土)13:00〜16:30
■場所:横浜美術館レクチャーホール
■対象:学会員および一般
■聴講料:無料

スケジュール

12:30開場

【研究発表】13時00分―14時15分
(1)呉明善会員「青騎士とジャポニズム」
(2)赤木悠子会員「日佛芸術社の活動について ―展覧会・出版・画廊―」

休憩15分

【講演】14時30分―16時00分
フラヴィ・デュラン=リュエル氏
「印象派の画家たちと画商ポール・デュラン=リュエル
―ドガとの関係を中心に」(逐次通訳付き)

【展覧会紹介】16時00分―16時15分
沼田英子会員/横浜美術館学芸員「ドガ展について」

閉会挨拶
終了後自由に展覧会鑑賞。

【学会賞授賞式・懇親会】(会員のみ)
18時半―20時(横浜美術館・カフェ小倉山)
会費:一般3000円 学生1500円

会員の方へ:
当日は一般のお客様も参加されますので、定員数の関係から、早目のご入場をお薦め致します。 学会賞授賞式および懇親会に参加ご希望の方は、メールまたはFAXにて 事務局までお申し込みくださるようお願いいたします。(締め切り 11月18日)

 

 

■ 2010年度第3回例会

見学会「東京都庭園美術館「きらめく装いの美 香水瓶の世界」展」
※事前解説付き

■主催 ジャポニスム学会

■協力 東京都庭園美術館

■会場 東京都庭園美術館 中三階多目的ルーム及び展示室
〒108-0071 東京都港区白金台5-21-9

■日時 平成22年10月2日(土)
16:00~16:20 中三階多目的室(定員50名)で20分ほど展覧会概要を解説
16:20~18:00 各自自由観覧後、自由解散。

■募集・参加方法 (☆本例会は学会員対象です)
ジャポニスム学会での事前申込制とする。申し込みのあった会員に参加証のついたメールを事務局から送付する。参加者はその参加証を正門および美術館入り口で提示し入館する。入り口附近に事務局実行委員(会員)が待機し、中三階に誘導する。中三階多目的ルーム前で学会員が受付を行う。参加証での入館(無料)は当日限りとする。

 ~「東京都庭園美術館「きらめく装いの美 香水瓶の世界」展」について~
■開催趣旨
古代より現代まで、各時代背景やさまざまな美術様式を取り入れた香水瓶の数々を、歴史的建造物である東京都庭園美術館の装飾空間で鑑賞する。ラリックをはじめとする香水瓶にはジャポニスムを指摘できるものもあり、また展示空間である旧朝香宮邸は西洋館でありながら、和を取り入れた意匠などにジャポニスムの回帰を発見することができる。

 

■ 2010年度第2回例会

シンポジウム「ブラングィンとその時代 ジャポニスムの視点から」

【プログラム】
日時 2010年4月24日(土)13:00-16:00(開場12:30)
場所 国立西洋美術館講堂
主催 ジャポニスム学会

当日スケジュール

13:00-14:45:個別発表
大屋美那(国立西洋美術館主任研究員):
「フランク・ブラングィン、美術館のデザインと壁面装飾」
橋本順光(大阪大学准教授):
「ブラングィンの日本と日本のブラングィン」
小野文子(信州大学准教授):
「木版技術の伝播を通して考えるジャポニスムの広がり」

14:45~14:55:休憩

14:55~16:00:総合討論「ブラングィンとその時代 ジャポニスムの視点から」
司会:宮崎克己(美術史家)

内容:
国立西洋美術館の「フランク・ブラングィン展」にあわせ、ブラングィンと日本をめぐるシンポジウムを開催します。ベルギー生まれのイギリス人画家ブラングィンは、同館のコレクションの礎を築いた松方幸次郎の蒐集助言者として知られますが、壁画から家具、版画制作など多彩な分野で活動し、日本の芸術家や文化とも興味深い関係を結んでいます。日本との関係からブラングィンの多面的な活動を再考する今回のシンポジウムは、従来の枠組をこえたアプローチを模索するジャポニスム研究に新しい視点と材料を提供する機会となることでしょう。

参加方法:
学会員の方は、4月20日までにメールまたはFAXにて学会事務局にお申し込みください。参加証を発行します。
一般の方は、当日12時より館内正面インフォメーションにて、先着順で無料聴講券を配布します。ただし、展覧会鑑賞には別途観覧券が必要です。

 

■ 2010年度第1回例会 ジャポニスム学会創立30周年記念大会

日時:2010年3月13日(土)13時-20時
場所:第1部:東京芸術劇場大会議室(池袋)
第2部:リストランテ池袋文流

当日スケジュール

12時30分~:受付開始

13時~ 第1部 東京芸術劇場大会議室(池袋)にて研究発表
・ナビ派ジョルジュ・ラコンブにおける北斎「神奈川沖浪裏」の受容五十嵐梢(聖心女子大学大学院博士課程)

・フランス出版界のジャポニスム-フェリックス・レガメー作「OKOMA」を中心に
隠岐由紀子(帝京平成大学専任講師)演奏つき研究発表

・20世紀初頭のフランス詩と音楽におけるエスプリの変遷-ジャポニスムとの関連
鶴園紫磯子(桐朋学園大学講師)
バリトン:根岸一郎 フルート:坪井由紀シンポジウム

・学会創設者たちの世代が語る「ジャポニスムと浮世絵・・・、今再び」
芳賀徹・高階秀爾・瀬木慎一・坂本満・小林利延

8時30分~ 第2部 リストランテ池袋文流懇親会 「ジャポニザンたちの夜会」資料展示など催しあり

 

 

■ 2010年総会

(準会員、学生会員、賛助会員の方も、オブザーバーとして総会に参加してい ただけます)。総会終了後 第30回学会賞受賞記念講演(土田ルリ子氏「エミール・ガレが見た日本の美意識」)が行われます。

日時:2010年01月9日(土)13時-17時
場所:東京大学 山上会館 大会議室(東京大学本郷キャンパス)
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_00_02_j.html

当日スケジュール:

13:00:総会受付開始
13:30~14:45:総会
議事: 1)2009 年度事業報告
2)2009 年度決算報告・監査報告
3)2010 年度事業計画案審議
4)2010 年度予算案審議
5) その他

15:00~17:00:第30 回学会賞受賞記念講演
土田ルリ子氏「エミール・ガレが見た日本の美意識」

17:00:閉会

 

2009年度

 

■ 2009年度 国際シンポジウム「型紙とジャポニスム―各地域における展開」

日時:2009年11月7日 9時30分-18時25分
場所:日本女子大学 新泉山館 大会議室
主催:日本女子大学 人間社会学部
後援:ジャポニスム学会
助成: 財団法人 吉野石膏美術振興財団

200904asチラシ 表 (pdf)200904bs

 

チラシ 裏 (pdf)

 

<プログラム>

9:30~ 9:35 開会挨拶
第一部 研究発表 [ 使用言語:英語 *通訳は付きません]
9:35~ 9:55
“Development of the Ise Katagami after the Edo period:from the Research of the Collection of Suzuka City” 生田ゆき(三重県立美術館 学芸員)
9:55~10:15
“Some Observations on Katagami in Western Public Collections” ジュヌヴィエーヴ・ラカンブル(オルセー美術館 名誉上席学芸員)
10:15~10:35
“Josef Hoffmann (1870 – 1956) – Designer and Teacher:The Importance of Katagami for his Work and Teaching” ヨハネス・ヴィーニンガー(オーストリア国立工芸美術館 学芸員)
10:35~10:55
“Katagami Collection in Germany – Vorbilder as Official Strategy” 池田祐子(京都国立近代美術館 主任研究員)

10:55~11:10 休憩

11:10~11:30
“Katagami Collection in the Netherlands and the United Kingdom” 高木陽子(文化女子大学 教授)
11:30~11:50
“Katagami and Japonisme in Holland around 1900 : Technique, Iconography and Multi-culturalism” マリヤン・グロート(ライデン大学 講師)
11:50~12:10
“Katagami Design in Contemporary British Textiles” 阿佐美淑子(三菱一号館美術館開設準備室 学芸員)
12:10~12:30
“Alsatian Industries and Katagami” 馬渕明子(日本女子大学 教授)

12:30~13:30 昼休憩

第二部 講演・パネルディスカッション

13:30~15:00
「染型紙の歴史と染織史的意味」[日英 逐次通訳付き] 長崎巌(共立女子大学 教授)

15:00~15:15 休憩

17:00~18:20 パネルディスカッション[日英逐次通訳付き] 司会 岡部昌幸(帝京大学 准教授)

18:20~18:25 閉会挨拶

18:30~20:30 ジャポニスム学会賞授賞式、懇親会 (於 桜楓2 号館)

内容:
日本で染織産業の道具であった染め型紙は、19世紀末に大量に輸出され欧米各地の装飾工芸美術館や学校に保存され、西洋の美術とデザインにインパクトを与えました。
本シンポジウムは、平成20-22年度科学研究費補助金 基盤研究(B)「染め型紙のジャポニスムへの影響に関する研究」(代表:馬渕明子)研究グループの中間報告として開催されます。
国内外の研究者を招き、各地域のコレクションの成立由来と全貌、デザイナー・美術家にどのように利用されたか、その結果生まれた作品の特徴、ジャポニスムに何をもたらしたかを報告し、情報交換の機会としたいと思います。シンポジウム参加費は無料です。
なお、シンポジウム終了後、ジャポニスム学会賞授賞式・懇親会を予定しています。(会費 一般3,000 円、学生2,000 円)。

 

 

2009年度 国際シンポジウム「知られざる英語圏のジャポニスム」

日時:2009年7月11日10時-18時
場所文化女子大学 文化女子大学国際会議室 新宿 (地図)
主催:ジャポニスム学会、ロンドン芸術大学、トランスナショナル・アート研究所(TrAIN)、文化女子大学、文化ファッション研究機構

プログラム

10:00-10:10: 開会挨拶

第一部 TrAIN研究会メンバーによる発表とジャポニスム学会からのレスポンス

10:10-10:30: 「英米ジャポニスムの研究史-工芸から日本庭園へ」
渡辺俊夫氏(ロンドン芸術大学)

10:35-10:55: 「山中商会とアメリカ:20世紀前半期にもたらされた「日本美術」」
小熊佐智子氏(国立西洋美術館)

11:00-11:20: 「デザイン戦略としてのジャポニスム」
菅靖子氏(津田塾大学)

11:25-11:45: 「ラッセル・ライトと「アジアン・モダン」」
菊池裕子氏(ロンドン芸術大学)

11:45-12:45: 稲賀繁美氏(国際日本文化研究センター)によるコメントと討議

12:45-13:45: 休憩

第二部 ジャポニスム学会員による発表とTrAINからのレスポンス

13:45-14:05: 「1890年代から1930年代イギリスにおける浮世絵版画技法の受容」
板橋美也会員(東京大学院)

14:10-14:30: 「イギリスの染型紙とジャポニスム」
高木陽子会員(文化女子大学)

14:35-14:55: 「臨界期のジャポニスム 日露戦争後の英国における武士道と柔道の受容」
橋本順光会員(大阪大学)

15:00-15:20: 「自己実現としての「東洋」受容―アメリカ人女性による岡倉覚三の支援について」
村井則子会員(テンプル大学日本校)

15:25-15:45: 「アメリカにおけるジャポニズム小説の流行」
羽田美也子会員(日本大学)

15:45-16:00: 休憩

16:00-17:00: 渡辺俊夫氏によるコメントと討議

17:00-17:50: フロアからの質疑応答を含む全体討議

17:50-18:00: 閉会挨拶

内容:
昨年12月8日に行われましたシンポジウム「ジャポニスムの過去・現在・未来」で、 パネリストの渡辺俊夫教授が紹介されたプロジェクト英語圏の「忘れられたジャポニスム」は記憶に新しいことと思います。このたびプロジェクトメンバーの学術交流を兼ね、TrAIN、文化女子大学、ジャポニスム学会の共催によりシンポジウムを開催することになりました。いわゆる美術だけにとどまらない庭園や工芸、デザイン、そして文学に思想といった英語圏の多様なジャポニスムを総合的にとらえようとする格好の機会になるかと思います。
発表は日本語で行われます。

 

 

2009年度第2回例会

「京都学:前衛都市・モダニズムの京都」展・シンポジウム
ひとつの京都学 美術・工芸・建築・都市

日時:2009年6月20日(土)午後1時~午後5時 ※開始時刻が変わりました。
場所:京都国立近代美術館一階講演室
主催:京都国立近代美術館・京都新聞社
後援:ジャポニスム学会

<プログラム>

1時00分~:ごあいさつ
稲賀繁美(国際日本文化研究センター・座長)

1時10分~:発表1 「19世紀末京都美術界の一動向-田村宗立、伊東忠太を中心に-」
山野英嗣(京都国立近代美術館)

1時50分~:発表2 「岡崎公園の誕生-都市文化施設地区の形成-」
丸山 宏(名城大学)

1時30分~:発表3 「ゴットフリート・ワグネルと旭焼、そして京都」
佐藤一信(愛知県陶磁資料館)

3時10分~:発表4 「京都における染織の伝統と近代化」
藤井健三(財団法人西陣織物館)

3時50分~:休憩 (10分)

4時00分~:総括・ディスカッション
(進行:稲賀繁美)

内容:
美術館の建つ岡崎公園一帯の整備や平安神宮建立の契機となった第4回内国勧業博覧会(1895年)を中心に、時代の大きな転換期における京都の芸術文化さらには産業の動向を様々な視点から考察する ことで、現代の京都を巡る課題と今後の可能性を考えるきっかけとなれば幸いです。

なお都合により、シンポジウム開始時刻が、展覧会チラシなどとは変更になりました。ご了承の上、お間違えのないよう、お願い申し上げます。(先着100名、聴講無料)

 

 

2009年度第1回例会

「上野伊三郎+リチ コレクション展
~ウィーンから京都へ、建築から工芸へ」 見学会(解説付)

日 時 5月31日(日)午前11時~
場 所 目黒区美術館(ワークショップ室+企画展室)
解 説 池田祐子氏(京都国立近代美術館主任研究員・ジャポニスム学会 理事)

・ ワークショップ室で30分程度展覧会趣旨の解説後、各自自由に展覧会鑑賞。
展覧会の詳細については、目黒区美術館のHPならびに京都国立近代美術館のHPをご参照下さい。
http://www.mmat.jp/
http://www.momak.go.jp/Japanese/exhibitionArchive/2008/370.html

■ 2009年総会を3月28日に開催しました。また総会後に、第29回学会賞授賞者の宮崎克己氏による記念講演「空間のジャポニスム」がありました。

日時 2009年3月28日(土) 13時30分より
会場 東京大学・学際交流ホール(東京大学駒場キャンパス、正門入りすぐ右、アドミニストレーション棟3階 京王井の頭線、「東大駒場前」駅下車1分)

スケジュール
13:00    総会受付開始
13:30-14:45 総会
15:00-17:00 記念講演 宮崎克己氏「空間のジャポニスム」

※ 記念講演には、会員以外の方も自由に参加できます。

 

シンポジウム「いま“日本”とは?――現代を疾走する3人に聞く」を開催しました。

【プログラム】
日時 2009年1月24日(土)13:30-17:00(開場13:00時)
場所 東京都庭園美術館ホール
パネリスト 川俣正氏(造形作家)、妹島和世氏(建築家)、中村一美氏(画家)(五十音順)
司会 宮崎克己(美術史家・ジャポニスム学会理事)
主催 ジャポニスム学会
助成 畠山文化財団

【内容】
「ジャポニスム」とはもともと、19世紀後半から20世紀初頭にかけて、西洋の芸術家たちが日本の美術などを「発見」し影響を受けたことを指します。しかし今回の企画では視野をひろげ、私たち自身にとっての“日本文化”と日本の文化環境について考えてみたいと思います。作家たちには、それぞれ簡単に自分の作品をスライド(パワーポイント使用)で紹介していただいた上で、(1)日本あるいは海外を制作の場とすることの意味、(2)日本あるいは海外の過去の美術と自分の制作との関係、などについてうかがいます。

【参加費区分】
(A)学会員1,000円 (B)学会員(学生)500円 (C)一般1,500円 (D)一般(学生)1,000円
参加を希望される方は、(1)氏名 (2)所属 (3)住所 (4)電話/FAX番号 (5)メールアドレス (6)参加費区分 (7)懇親会参加の有無を明記の上、EメールまたはFAXにて、ジャポニスム学会事務局(→連絡先)にお申込みださい。折り返し参加証をお送りいたします。(先着順、申込締切2009年1月17日)

※終了後に下記会場にて第29回ジャポニスム学会賞授賞式および懇親会を行います。
授賞式 17:45~18:00
懇親会 18:00‐20:00 (懇親会費・一般4000円、学生2000円)
場所  Cafe 茶洒Kanetanaka

 

 

2008年度

 

『ジャポニスム研究』第28号(2008年12月発行)

論文1本、研究ノート1本、シンポジウム報告、展覧会評ほか

 

■ 第4回例会

「日仏芸術交流の150年」
日時 2008年11月22日(土)、23日(日)
場所 日仏会館ホール

日仏美術学会・日仏会館主催、ジャポニスム学会後援シンポジウム

第1日目:「19世紀後半の美術交流」
司会 高階秀爾(財団法人大原美術館館長)

第1セクション「ジャポニスムの新しい視野」
ジュヌヴィエーヴ・ラカンブル(オルセー美術館名誉上席学芸員)
「修好通商条約前後の第二帝政期における日本美術の知識」
クリストフ・マルケ(仏国立東洋言語文化研究学院教授)
「地獄のジャポニスム―フランスにおける春画の受容とその影響について」
馬渕明子(日本女子大学教授)
「型紙とナンシー派」

第2セクション「フランス・アカデミスムと日本近代洋画」
ブリュノー・フカール(パリ第4大学名誉教授)
「日本人画家たちの師:コラン、ローランス、ピュヴィ・ド・シャヴァンヌ」
三浦篤(東京大学教授)
「ラファエル・コランとその弟子たち」
荒屋鋪透(財団法人ポーラ美術振興財団ポーラ美術館学芸部長)
「ジャン=ポール・ローランスと日本」

第2日目:「20世紀の芸術交流」
司会 芳賀徹(京都造形芸術大学名誉学長)

第3セクション「1900年前後の多彩なる往来」
今橋映子(東京大学准教授)
「日本人のパリ写真 − 福原信三とピクトリアリスムの転換期」
宮崎克己(美術史家)
「フランス絵画の到来 林忠正から松方幸次郎まで」
ミカエル・リュケン(仏国立東洋言語文化研究学院教授)
「印画と印象 − 複製美術時代の美術交流」

第4セクション「両大戦間とそれ以後の文学・芸術」
フランソワーズ・ルヴァイアン(CNRS研究ディレクター)
「1920年代から60年代のフランスと日本における芸術の近代性」
柳沢秀行(財団法人大原美術館学芸課長)
「パリの日本人画家、日本美術界におけるパリ」
稲賀繁美(国際日本文化研究センター教授)
「西欧モダニズムに対峙する日本の伝統工藝(1900-1953)
―アンリ・フォシオンの考察を導きに」

 

■ 第3回例会

ジャポニスム学会・東京国立博物館共催シンポジウム
「フランスのジャポニスム――陶磁器を中心に」

日時 2008年7月12日(土)
場所 東京国立博物館 平成館大講堂
三浦篤氏「フランスにおける陶磁器のジャポニスム
-《セルヴィス・ルソー》とその後の展開-」
大久保純一氏「ルソーのテーブルウェアと幕末・明治の日本版画」
今井祐子氏「フランス陶磁器におけるジャポニスムの諸相とその背景
-日本陶器への開眼からシャプレ、カリエスらの作陶へ-」
土田ルリ子氏「エミール・ガレにみるジャポニスム」

 

■ 第2回例会

日時 2008年6月7日(土)
場所 日本女子大学目白キャンパス
研究発表1: 粂和沙氏
「ジェームズ・ロード・ボウズ―日本人との交流を中心に―」
研究発表2: 嶋田華子氏
「演劇のジャポニスム―『日本の誉』の上演を巡って」

 

■ 第28回ジャポニスム学会総会および第1回例会

日時 2008年3月22日(日)
場所 京都国立近代美術館1階講堂
午前中の総会後、午後から第28回学会賞受賞記念講演会を兼ねたジャポニスム学会・ 京都国立近代美術館との共催のシンポジウムが行われました。

【プログラム】
「ポスターの東西交流―ジャポニスムを中心に」

基調講演:岡部昌幸(帝京大学准教授)
「ジャポニスム革命の一側面-ポスター芸術の誕生と現代における美術館受容」
(第28回ジャポニスム学会賞受賞記念講演)
発 表 1:坂本 満(金沢市立美術工芸大学客員教授)
「広告媒体としてのポスター、その起源」
発 表 2:冨田 章(サントリーミュージアム[天保山]主席学芸員)
「フランスのポスターにおけるジャポニスム」
発 表 3:池田祐子(京都国立近代美術館主任研究員)
「ドイツにおけるポスターのジャポニスム
-エミール・オルリークとフリッツ・ルンプフを中心に」
発 表 4:竹内次男(京都工芸繊維大学教授)
「日本に見る海外ポスター-京都工芸繊維大学所蔵作品を中心に」

 

 

2007年度

 

■ シンポジウム「ジャポニスムの過去・現在・未来」ならびに、第28回ジャポニスム学会賞授賞式
以下の日程で、シンポジウム「ジャポニスムの過去・現在・未来」、ならびに第28回ジャポニスム学会賞授賞式を行います。

日時:2007年12月8日(土)1:00-7:00(12:30より受付開始)
会場:畠山記念館 東京都港区白金台2丁目20-12 tel. 03-3447-5787
最寄駅:都営浅草線 高輪台駅/メトロ南北線&都営三田線 白金台駅

【プログラム】
・ シンポジウム:畠山記念館 講堂 1:00-5:00
- 大島清次先生・嘉門安雄先生の御業績とジャポニスム学会の歴史について紹介
- パネリストによる報告
川本皓嗣(大手前大学学長・比較文学)
「ジャポニスム再考ー回顧と展望」
渡辺俊夫(ロンドン芸術大学教授/日英美術交流史)
「忘れられたジャポニスム-1920年代から50年代にかけてのイギリス・アメリカ における日本趣味を探る」
深井晃子(京都服飾文化研究財団理事・西洋服飾文化史・美術史)
「表層から構成原理へ-ジャポニスムとモード」
稲賀繁美(国際日本文化研究センター教授・文化交渉史)
「日本美学の批判的検討のために」
三浦篤(東京大学教授・フランス近代美術史)
「ジャポニスム研究の広がりと深化-フランスの現状を踏まえて」
- パネル・ディスカッション
川本皓嗣 渡辺俊夫 深井晃子 稲賀繁美 三浦篤(コーディネーター)

・ジャポニスム学会賞授賞式 畠山記念館 双清亭 5:00-5:30
授賞者 :岡部昌幸氏(帝京大学准教授)
対象業績:「ジャポニスムのテーブルウエア -西洋の食卓を彩った”日本”- 」展の企画および同展図録掲載論文「ジャポニスムのテーブルウエア-19世紀末、欧米の食卓を彩った日本の美意識」(会場:松下電工汐留ミュージアム 会期:2007年2月9日-5月6日)

・懇親会:畠山記念館 双清亭 5:30-7:00(参加費2,500円)

・畠山記念館本館では「茶の湯の美-利休から宗旦へ」展を開催しております。シンポジウム参加者は無料で入場いただけます。また、畠山記念館双清亭にて当日にかぎり、学会賞授賞者の岡部昌幸氏の企画による美術展示会を設けております。早めにお越しくださるか、休憩時間などに是非、ご見学ください。

※ご参加される場合は、FAXにてジャポニスム学会事務局にお申し込みください。(03-3368-2827)その際、氏名、所属、住所、電話番号、FAX番号、メールアドレス、懇親会の参加の有無(懇親会費2,500円)をご記入ください。

※定員100人に達したところで、締め切らせていただきます。申し込みにたいしては、後日ご参加の可否につきましてご連絡を差し上げます。申し込み期限は12月2日(日)となっております。

※会場付近に昼食ととれるお店はいっさいございません。シンポジウム会場への食べ物の持ち込みをご遠慮いただいております。最寄り駅の周辺もお店の数は多くはないため、手前の駅などでお済ませください。

※参加費は、学会員、畠山記念館友の会会員は500円、一般は1,000円、一般(学生)は500円となっております。

 

 

2007年度第3回例会
以下のように、見学会を開催いたしました。
日時: 10月13日(土) 13:30~
場所: 日本女子大学 目白キャンパス 百年館低層棟 104教室

*JR目白駅前からバスで約5分「日本女子大前」下車
*東京メトロ有楽町線、護国寺駅から徒歩15分
*ホームページをご参照ください http://www.jwu.ac.jp/map/index.html

発表
13:30~ 井内香菜「オルガ・ボズナニスカとジャポニスム」
15:00~ 小川里枝「チェコのジャポニスム 19世紀末~20世紀初頭のグラフィックを中心に」

 

■ 2007年度第1回例会・見学会
以下のように、見学会を開催いたしました。
日時: 4月28日(土) 14:00~16:00
場所: 松下電工 汐留ミュージアム
見学: ジャポニスムのテーブルウェア――西洋の食卓を飾った“日本”

 

■ 林忠正シンポジウム報告書刊行
2005年秋に開催された林忠正の国際シンポジウムの報告書、『林忠正―ジャポニスムと文化交流』(ブリュッケ)が2007年2月に、日英2カ国語で刊行されました。定価5000円(+税)のところ、ジャポニスム学会員に限り、1部送料込みで4000円で販売してもらえることになりました。ご希望の方は、電話、ファックス、メールのいずれかの方法で、学会員である旨明記し、住所氏名を記して下記へお申し込みください。本に振替用紙を添えて送られますので、速やかにお支払いください。
ブリュッケ 電話:042-580-0058 ファックス:042-580-0136 メール:brucke@whi.m-net.ne.jp
(但し、近日中に変更の予定あり)

 

 

2006年度

 

2006年12月16日(土)東京大学本郷キャンパスにおいて、第4回例回ならびにジャポニスム学会の授賞式
発表1:
林 久美子(東京大学大学院)「フェリクス・レガメー: 第二回来日時(1899年)の足跡―日仏文化交渉史の試み」
内容:本発表では、フェリックス・レガメーの第二回来日時(1899年)の足跡に焦点を当てる。今回、新聞等の新資料の発見によって彼の来日時の行動や、日本の美術界に対する見解、様々な美術家たちとの実際の交流の様子などが明らかとなってきた。また、彼の図画教育視学官としての報告書『東京の学校におけるデッサンとその教育』を取り上げる。本書は、「毛筆画・鉛筆画論争」に揺れ動いていた明治期の図画教育の実態を、外部の視点から捉えたものとして貴重である。さらに、「普通教育としての図画」という意味では、日本と同様、フランスも未だ揺籃期にあり、フランスも日本から情報を得ようとしていたことなども新たに指摘できると考える。

発表2:
彬子女王(オックスフォード大学大学院)「標本から美術へ―19世紀の日本美術蒐集: シーボルト、アンダーソン、フェノロサ」
内容:19世紀は、西洋人による日本絵画への意識が変化した時代である。本発表では、シーボルト、アンダーソン、フェノロサと言う、当時を代表する日本絵画のコレクターたちのコレクションを通して、その意識の変遷を検討した。シーボルトの時代は「日本」と言う国を理解するための標本に過ぎなかった日本絵画が、19世紀後半のフェノロサの時代に至り、「美術」として認識されるようになる。その丁度中間に位置したアンダーソンは、その二者をつなぐ橋渡しの役割を果たしたのである。

両氏による充実した発表と質疑応答の後、第27回ジャポニスム学会の授賞式が行われ、著書『バーナード・リーチの生涯と芸術』(ミネルヴァ書房、2006年3月10日出版)で本年度の授賞者となった鈴木禎宏氏に学会から賞状と賞金が授与された。

 

2006年11月18日(土)、東京国立博物館にて2006年年度3回例回
第3回例会として東京国立博物館平成館における「没後100年林忠正コレクション ポール・ルヌアール展」の見学会が行われました。林忠正の縁者である木々康子氏によって3時まで定例講演会が大講堂で行われた後、ジャポニスム学会例会として小講堂において、林忠正が200枚近くも収集したポール・ルヌアールの素描について、隠岐由紀子 氏がこの「知られざる報道画家」の才能と作品の魅力を30分ほど紹介。その後、会員は平成館企画展示室で同展を見学しました。

 

2006年7月15日(土)、箱根ラリック美術館において2006年度ジャポニスム学会第2回例会
2005年3月に開館したばかりの箱根ラリック美術館において、ジャポニスム学会例会が開催されました。午前中には学芸主任の橋本公氏の解説を交えて見学会があり、若くして宝飾細工師として活躍し、ガラス工芸への華麗な転進を遂げたルネ・ラリック(1860-1945)の生涯を紹介する常設展と、企画展「舞い踊る文様」(2006年10月22日まで)を見学しました。企画展では、江戸時代からの伝統手法を受け継ぐ京唐紙と、一般公開が始まった湯島の旧岩崎邸の壁紙にも採用されている金唐紙が、ラリックの作品とともに展示されています。 午後からは「ラリックとジャポニスム」と題して、橋本公氏の講演が行われました。豊富な図版を使ってラリックの全体像をたどりながら、フィリップ・ビュルティやシャルル・アヴィランドとも親戚関係にあったという家系の問題や、ビングが編纂した『芸術の日本』との関わりなど、多角的視点から「ルネ・ラリックとジャポニスム」のテーマが論じられました。発表後には、会員諸氏を交えて活発な質疑応答が行われました。(箱根ラリック美術館企画展:http://www.lalique-museum.com/kikakuten.html)。閉館間際には、美術館内に設置されているオリエント急行を見学いたしました。このサロン・カーは、普段は予約制カフェ「ル・トラン」として、一般に公開されております。(http://www.lalique-museum.com/letrain.html)

講演:橋本 公氏(箱根ラリック美術館)「ラリックにおけるジャポニスムの影響?ビュルティ・アヴィランドを中心に」
内容:「芸術作品でありながらも”普段使い”ができるもの」―生活の中における美を追求した点で、ルネ・ラリックが貫いた基本制作姿勢は、ある意味、ジャポニスム的であった。
またラリックは、娘シュザンヌが写真家ポール・アヴィランドに嫁いだことで、リモージュの名門アヴィランド家と親戚関係になった。ポールの父シャルルはアヴィランドの経営者であり、磁器工房「オートゥイユ・スタジオ」を設立しジャポニスム的な作品を多く残した。娘の結婚をきっかけに、ラリックの制作環境はよりジャポニスムの影響下に置かれるようになったのである。草分けのジャポニザン、フィリップ・ビュルティとシャルル・アヴィランドの功績を検証し、ラリックとの接点をたどった。

■前会長大島清次先生のご論考が日本文化センターで公開
大島清次先生の著作「知の墓標―言葉について」(未刊行)が、 京都にある日本文化センターで公開されています。 「ジャポニスム研究は日本研究である」との信念に基づく先生の ご論文に興味のある方は、日本文化センター(http://www.nichibun.ac.jp/)へ アクセスしてみてください。

 

■2006年3月18日(土)、学士会館分館において2006年度総会ならびに学会賞記念講演会
ジャポニスム学会総会が2006年3月18日(土)学士会館分館にて開催されました。総会では、2005年度の活動報告があり、収支決算が承認されました。そして 2006年度の活動予定が公表され、予算案が審議の上、承認されました。 さらに、規約の一部改正となる準会員制度が提案され、審議の結果、会費5000円 とすることで総会決議されました。総会の後、第26回ジャポニスム学会賞を授賞した羽田美也子氏による講演「20世紀アメリカのジャポニズム-小説と映像を中心に」が行われました。

講演:羽田美也子氏「20世紀アメリカのジャポニズム―小説と映像を中心にー」
内容:19世紀になって世界に門戸を開いた日本は、以後「文明」に対する西欧の考えに様々な挑戦をつきつけることになる。彼らの世界観を揺るがす日本に対する恐れと不安、その一方で「ムスメの住む夢の国」への憧れも常にもち続けられる。20世紀アメリカにおいて出版されたジャポニズム小説には、19世紀的特質は失われたとはいうものの、依然としてこのふたつの相反する感情が引き継がれている。映画になると、更にピクチャレスクにデフォルメされた形で表現されている。ムスメ賛美と、非文明人である黄色人種への嫌悪感というアンビヴァレントな感情が何の疑問もなく同居することができるということを、我々は19世紀後半から20世紀初頭のアメリカにおける熱狂的な日本熱と、平行しておこる排日の歴史のなかにみることができる。ムスメ賛美の長い歴史はファンタジーの国「ニッポン」幻想をつくりあげ、現実の日本と混同されながら現在に至っている.

 

■2006年2月25日(土)、神奈川県立近代美術館葉山との共催で、2006年度ジャポニスム学会第1回例会
神奈川県立近代美術館葉山との共催により第一回例会が開催され、「パウラ・モーダーゾーン=ベッカー」展の見学と、以下の発表が行われました。
発表1:水沢 勉(近代美術館企画課長)「展覧会の実現にいたるまで」
発表2:佐藤洋子(ジャポニスム学会理事)「パウラ・モーダーゾーン=ベッカーにおける浮世絵の触発」
発表の後、20世紀転換期のヨーロッパ美術状況及び美術教育について、質疑応答が行われました。

 

 

2005年度

 

■ ジャポニスム学会25周年を記念して、日本女子大学と提携して国際シンポジウム「林忠正-ジャポニスムと文化交流への貢献」11月11日から13日

ジャポニスム学会25周年記念国際シンポジウム「林忠正-ジャポニスムと文化交流への貢献」は、日本女子大学新泉山館大会議室において11月11日(金)から13日(日)にかけて、海外からの研究者も招いて日英同時通訳で行われ、日本発の国際美術商、林忠正をめぐり国内外のパネリストによる発表やディスカッションが繰り広げられ、多くの新資料公開や活発な意見交換が行われました。

11月19日の日本経済新聞は、文化欄を大きくさいて、このシンポジウムを会場写真付で報じました。以下にその全文をご紹介します。

「和洋文化交流の好例/研究領域に幅・双方向に作用--解釈広がるジャポニスム」
印象派や後期印象派に対する浮世絵の影響として広く知られる「ジャポニスム」の研究領域が大きく広がってきた。対象とするジャンルや時代、地域が従来より広く解釈され、「ジャポニスムの定義そのものが変わろうとしている」という声さえ聞かれる。
数多く小説出版・・・今年2月に出版された羽田美也子『ジャポニズム小説の世界』。ここでいうジャポニズム小説とは、日本を舞台に日本人が登場する外国人筆者による小説のこと。同書では19、20世紀の米国で出版された作品を探し出し概説している。J・L・ロングの『蝶々夫人』などごくわずかしか知られていなかったこの種の小説が数多く出版され、多くの読者を獲得していた事実は驚きだ。「ジャポニスム」はもともとフランスの美術収集家P・ビュルティが1872年に使い出した言葉。19世紀後半のフランスがその中心と考えられ、浮世絵がモネやゴッホらに与えた影響がよく知られているように、絵画を中心とした研究が主流だった。
ところが馬渕明子日本女子大教授によると近年の研究は、ジャンル面では建築やファッション、文学、音楽へ、時代は19世紀から20世紀へ、地域もフランスから欧米全体へと広がっている。米国人建築家フランク・ロイド・ライトが日本建築に学び、フランスの作家ドビュッシーが北斎の作品に「驚くべき遠近法」を見出したといった例がそれに当たる。
林の業績に脚光・・・羽田氏が米国文学に研究を推し進めたとすれば、C・デランク『ドイツにおける〈日本=像〉』は、20世紀のドイツへと研究を押し広げた著作だ。「サムライと芸者」といったステレオタイプの日本イメージ、絵画や写真、建築における日本受容を論じている。そうした動きが両大戦間まで至っているとの見方は、ジャポニスムが20世紀初頭には衰えたとする考えに再考を迫る内容だ。
今月11日から13日まで日本女子大学(東京都文京区)で開かれたシンポジウム「林忠正-ジャポニスムと文化交流への貢献」はジャポニスムの成立に重要な役割を果たした美術商、林忠正(1853?1906年)がテーマ。林には浮世絵の名品を大量に海外流出させた人物といった負の評価もあったが、シンポジウムは林の優れた業績を印象づける内容で、そのこと自体がジャポニスム研究の懐を深めている。
フランス以外の西欧諸国から参加したパネリストは、尾形乾山のやきものや刀のつばといった工芸品が西洋における装飾美術の再評価を促した実例を数多く紹介、浮世絵の影響中心に語られがちな従来のジャポニスム・イメージから踏み出した発表が多かった。
こうした研究の進展について、宮崎克己ブリヂストン美術館副館長は「これまでは物の移動とか作品間の影響関係とかが主に注目されてきたが、最近は情報がどう行き交ったかに関心が移行している」と分析する。
「逆輸入」の実態・・・林が浮世絵や工芸品を西洋にもたらす一報で、西洋初の本格的な北斎伝を書いたエドモン・ド・ゴンクールに知識面での助力を惜しまず、明治期に確立された「美術」「工芸」などの概念の形成に深く関与したという研究成果が発表された。こうした理解は、情報や知識面での交流を探るジャポニスム研究の比重が増していることを示す。
手塚恵美子日本女子大助手の発表は、明治の画家、浅井忠が日本美術の影響を受けたアールヌーボーのデザインを取り入れるなど、ジャポニスムの逆輸入の実態を探る内容。ジャポニスムをめぐる動きが日本から西欧への一方的な影響ではないという視点は重要だ。
「ジャポニスムは20世紀に入ると、趣味やスタイルの受容を超え、インターナショナルなものに溶け込んだ」とは、瀬木慎一総合美術研究所所長の見解だが、研究はそうした目に見えにくい領域に入り込んでいる。
高階秀爾大原美術館館長はこう語る。「現代のグローバリゼーションには文化を壊す面があるが、ジャポニスムは文化の多様性を認め合うことで成立した。ジャポニスムは国際的な文化交流の好例とも言える」
ジャポニスム研究は射程を大きく広げ、影響関係といった固定的な視点を脱することによって、海外との付き合いを避けては通れない現代、いかに文化交流を行うかを考察するためのモデルにもなりうる。(編集委員 宝玉正彦)。

※ジャポニスム:日本美術の美意識や造形原理を取り入れた西洋美術の思潮を意味する用語で、19世紀後半のフランスで使われ出した。とくに印象派への影響が有名。似た意味の「ジャポネズリー」は「日本趣味」というほどの意味。

 

 

■2005年度ジャポニスム学会第3回例会
第3回例会として研究発表会を7月23日、早稲田大学にて開催しました。
発表1:寺本敬子(一橋大学大学院) 「1867年・1878年パリ万国博覧会の日本出品に対するフランスの反応」
内容:万国博覧会における日本の参加は、ヨーロッパ社会に日本文物を広め、ジャポニスムの成立を促した。最初に日本(幕府等)が参加した1867年パリ万博は、それまで一部の愛好家にのみ知られていた日本の文物を広い範囲の人々が知る契機となり、ジャポニスムの端緒となった。そして次の1878年パリ万博では、明治政府による大規模な出品が行われ、ジャポニスムの拡大をもたらした。本発表は、ジャポニスムの発展に貢献した両パリ万博を取り上げて、日本出品に対するフランスの反応及びその変化を探った。フランス人の反応を分析する際は、フランスの新聞記事・図版を中心に、フランス政府の報告書、批評家の論評、また日本政府の報告書等を取り上げた。

発表2:奥田勝彦(武蔵大学大学院) 「フェリックス・ブラックモンと陶磁器のジャポニスム」
内容:銅版画家フェリックス・ブラックモンは、19世紀のエッチング復興運動において先導的な役割を果たし、しばしばフランスでの『北斎漫画』の発見者ともされている人物である。1866年、ブラックモンが『北斎漫画』や広重の『魚づくし』を拠り所にデザインしたファイアンス陶器のセット、「セルヴィス・ルソー」によって、陶磁器のジャポニスムが幕を開けた。今回の発表では、ブラックモンが芸術監督を務めたアヴィラン社オトゥイユ工房で制作された、「セルヴィス・パリジャン」、「動物セット」の2つの硬質磁器皿のセットにおける日本的モティーフの借用と、ブラックモンのジャポニスムの展開について考察する。

 

■2005年度ジャポニスム学会第2回例会
4月22日、第2回例回として、東京国立近代美術館において「ゴッホ展-孤高の画家の原風景」見学会が開かれました。会員は夕刻5時に学士会館分館の一室に集合。馬渕理事長を中心とした、予備知識をかねたフリートーキングの後、歩いて5分ほどのところにある東京国立近代美術館へ移動して、開催中のゴッホ展を見学しました。ゴッホだけでなく、同時代の画家たちの作品、彼が参照した浮世絵版画なども並び、ゴッホの生きた時代やジャポニスムの動向がうかがえる展示内容でした。

 

■ジャポニスム学会賞候補作品の推薦規定に変更
本年度からジャポニスム学会賞の候補となる書籍、論文などの推薦(自薦も含む)締め切り日を、従来より1ヶ月延長して5月末日までとし、対象作品は前年の1月1日より本年3月30日までの1年3ヶ月の間に出版されたものとする旨、3月5日の総会において告知されました。

 

■2005年度ジャポニスム学会総会
ジャポニスム学会総会が、2005年3月5日(土)東京本郷の学士会館にて開催されました。東京大学赤門脇の学士会館6号室にて、ジャポニスム学会2005年度総会が行われ、2004年度事業報告、2004年度決算報告、監査報告その後2005年度事業計画案の提起と予算案が審議にかけられ、いづれも満場一致で承認さました。
さらに2005-2006年の役員改選について、旧理事会から芳賀徹、坂本満、小林利延、三浦篤、宮崎克己、遠藤望の諸氏が理事の任をしりぞき、瀬木慎一、山口静一、佐藤洋子、小山ブリジット、新畑泰秀、橋本順光の諸氏が新理事となる理事交代案が審議され、これも満場一致の承認をえました。
総会の後、2004年度ジャポニスム学会賞を授賞した小野文子氏による講演「Japonism in Britain とその後の研究」が行われました。

講演:小野文子氏(信州大学教育学部芸術教育講座講師、グラスゴー大学ホイスラー研究センター客員研究員)「Japonisme in Britain とその後の研究」
内容:Japonisme in Britainを2003年3月に出版してから2年が経った。その後の研究で、J.McN.ホイスラーがロンドンで金子堅太郎と会食し、日本美術について語ったこと(本書の第2章に関連)、1878-9年にグラスゴーと日本の間で行われた物品交換は、日本が工業技術をグラスゴーから学ぶために、工芸品を贈って物々交換を申し入れたといわれてきたが、実は物品交換を申し込んだのはグラスゴーのほうであったこと(本書の第4章に関連)、が分かった。出版についてのエピソードと共に、これらの2点について発表し、記念講演とした。(ホームページ担当)

 

 

2004年度

 

■ 総会
第23回ジャポニスム学会総会・学会賞受賞記念講演会
2003年3月8日(土)於学士会館本館
総会 一般討議
1)2002年度事業報告
2)2002年度決算報告・監査報告
3)2003年度事業計画案審議
4)2003年度予算案審議
5)規則改正
6)役員改選
第23回ジャポニスム学会賞受賞記念講演会
「“Japon reve”― ゴンクールと林忠正をめぐって」
小山ブリジット氏

■理事会
第1回理事会(総会前)
2003年3月8日(土) 於学士会館本館
2002年度事業報告ならびに決算報告、監査報告
2003年度事業計画案ならびに予算案
退会報告(6名)
日本学術会議会員候補者ならびに推薦人・推薦人予備者候補選定
規約改正
次期役員候補者ならびに名誉会長・顧問

第2回理事会(総会後、選出された新理事による)
2003年3月8日(土)於学士会館本館
理事長に馬渕明子氏を選出
暫定的実務担当承認、実行委員指名

第3回理事会
2003年5月17日(土)於ブリヂストン美術館会議室
退会報告(3名)、入会審査(1名)
2003年度活動内容、スケジュール
事務局移転に伴う業務委託検討

第4回理事会
2003年10月11日(土)於ブリヂストン美術館会議室
入会審査(4名)
事務局業務委託契約について

■学会事務局移転
学会事務を10月1日付で(国際文献印刷社に業務委託、これに伴い、学会事務局を世田谷美術館より国際文献印刷社 内事務センターへ移転。
新事務局:〒169-0075東京都新宿区高田馬場3-8-8
国際文献印刷社事務センター内 ジャポニスム学会
担当:高田・高橋
TEL: 03-5389-6243 FAX: 03-3368-2822
E-mail: ssj-post@bunken.co.jp

■例会

第1回例会
2003年5月2日(金) 於ブリヂストン美術館
ギャラリー・トーク「スピリアールトとジャポニスム」高木陽子氏
見学「レオン・スピリアールト展」

第2回例会
2003年6月28日(土) 於江戸東京たてもの園
発表「小学校建築―明治のエキゾティシズム」 坂本満氏
園内見学と解説「たてもの園のジャポニスム三井邸、看板建築」
高波眞知子氏

第3回例会
2003年7月26日(土) 於うらわ美術館
見学「ウィーンの夢と憧れ 世紀末のグラフィック・アート」

第4回例会
2003年11月22日(土) 於東京都写真美術館
発表:三井圭司氏(東京都写真美術館学芸員)
「士―日本のダンディズム展について:二つの横井小楠像を中心に」
内容:(1)「写真と絵画の展覧会 士 日本のダンディズム」展の概要。(2)幕末から明治期の写真技法について 。 (3)二つの横井小楠像をめぐって(日本最初の営業写真師、鵜飼玉川について/鵜飼玉川制作「横井小楠像」/ 油彩画家・原田直次郎について/原田直次郎制作「横井小楠像」について/二つの横井小楠像の相違点)。(4)写真 と絵画の補完関係について。
発表:クロード・エステーブ氏(パリ国立東洋言語文化研究所)
「ピエール・ロチの長崎―上野彦馬の撮ったピエール・ロチとお菊さんの肖像写真」
内容:1885年7月29日、長崎の上野彦馬は海軍士官・小説家ピエール
・ロチと日本人女性の写真を撮った。小説『お菊さん』の中で、上野のこの肖像写真は重要な役割をはたす。ロチはこの写真についてその序文に書くだけでなく 、第45章でも緻密に描写した。これは明治20年代日本の大きな写真館の様子を記述するものとして、他に類を見 ない。ロチはまた、写真を大幅に修正してグラビアにし、『お菊さん』の挿絵にした。

■会報の編集・発行
『ジャポニスム研究』第23号 2003年9月30日発行
論文:小野文子「グラスゴーにおけるジャポニスム―G.ヘンリーとE.A.ホーネルを中心として」
論文:橋本順光「茶屋の天使―英国世紀末のオペレッタ『ゲイシャ』(1896)とその歴史的文脈」
シンポジウム評:渡辺俊夫“Reflection and Reality: The Influence of Japan on
American Arts,1853-2003”
展覧会紹介:猿渡紀代子「ポール・ジャクレー展」
展覧会情報、文献紹介ほか

■学会賞
2003年度24回ジャポニスム学会賞受賞者および対象業績
松村恵理氏 『壁紙のジャポニスム』 思文閣出版 2002年
選考経過・発表
4月30日締め切りの公募に対し、要件を満たすものとして1件の応募があった。6月28日の学会賞担当理事会において
審査、授賞を決定。10月20日付で発表、11月22日に授賞式を行った。

■広報
NEWS LETTERの発行(事務局)
1号(2月21日)、2号(3月27日)、3号(7月11日)、4号(10月20日)

学会ホームページの開設
9月1日ジャポニスム学会ホームページをインターネット上に開設。
コンテンツ:学会について、入会案内、会報、活動、学会賞、図書紹介、リンク、連絡先

 

 

2003年度

■ 総会

第23回ジャポニスム学会総会・学会賞受賞記念講演会
2003年3月8日(土)於学士会館本館
総会 一般討議
1)2002年度事業報告
2)2002年度決算報告・監査報告
3)2003年度事業計画案審議
4)2003年度予算案審議
5)規則改正
6)役員改選
第23回ジャポニスム学会賞受賞記念講演会
「“Japon reve”― ゴンクールと林忠正をめぐって」
小山ブリジット氏

■理事会

第1回理事会(総会前)
2003年3月8日(土) 於学士会館本館
2002年度事業報告ならびに決算報告、監査報告
2003年度事業計画案ならびに予算案
退会報告(6名)
日本学術会議会員候補者ならびに推薦人・推薦人予備者候補選定
規約改正
次期役員候補者ならびに名誉会長・顧問

第2回理事会(総会後、選出された新理事による)
2003年3月8日(土)於学士会館本館
理事長に馬渕明子氏を選出
暫定的実務担当承認、実行委員指名

第3回理事会
2003年5月17日(土)於ブリヂストン美術館会議室
退会報告(3名)、入会審査(1名)
2003年度活動内容、スケジュール
事務局移転に伴う業務委託検討

第4回理事会
2003年10月11日(土)於ブリヂストン美術館会議室
入会審査(4名)
事務局業務委託契約について

■学会事務局移転

学会事務を10月1日付で(国際文献印刷社に業務委託、これに伴い、学会事務局を世田谷美術館より国際文献印刷社 内事務センターへ移転。
新事務局:〒169-0075東京都新宿区高田馬場3-8-8
国際文献印刷社事務センター内 ジャポニスム学会
担当:高田・高橋
TEL: 03-5389-6243 FAX: 03-3368-2822
E-mail: ssj-post@bunken.co.jp

■例会

第1回例会
2003年5月2日(金) 於ブリヂストン美術館
ギャラリー・トーク「スピリアールトとジャポニスム」高木陽子氏
見学「レオン・スピリアールト展」

第2回例会
2003年6月28日(土) 於江戸東京たてもの園
発表「小学校建築―明治のエキゾティシズム」 坂本満氏
園内見学と解説「たてもの園のジャポニスム三井邸、看板建築」
高波眞知子氏

第3回例会
2003年7月26日(土) 於うらわ美術館
見学「ウィーンの夢と憧れ 世紀末のグラフィック・アート」

第4回例会
2003年11月22日(土) 於東京都写真美術館
発表:三井圭司氏(東京都写真美術館学芸員)
「士―日本のダンディズム展について:二つの横井小楠像を中心に」
内容:(1)「写真と絵画の展覧会 士 日本のダンディズム」展の概要。(2)幕末から明治期の写真技法について 。 (3)二つの横井小楠像をめぐって(日本最初の営業写真師、鵜飼玉川について/鵜飼玉川制作「横井小楠像」/ 油彩画家・原田直次郎について/原田直次郎制作「横井小楠像」について/二つの横井小楠像の相違点)。(4)写真 と絵画の補完関係について。
発表:クロード・エステーブ氏(パリ国立東洋言語文化研究所)
「ピエール・ロチの長崎―上野彦馬の撮ったピエール・ロチとお菊さんの肖像写真」
内容:1885年7月29日、長崎の上野彦馬は海軍士官・小説家ピエール
・ロチと日本人女性の写真を撮った。小説『お菊さん』の中で、上野のこの肖像写真は重要な役割をはたす。ロチはこの写真についてその序文に書くだけでなく 、第45章でも緻密に描写した。これは明治20年代日本の大きな写真館の様子を記述するものとして、他に類を見 ない。ロチはまた、写真を大幅に修正してグラビアにし、『お菊さん』の挿絵にした。

■会報の編集・発行

『ジャポニスム研究』第23号 2003年9月30日発行
論文:小野文子「グラスゴーにおけるジャポニスム―G.ヘンリーとE.A.ホーネルを中心として」
論文:橋本順光「茶屋の天使―英国世紀末のオペレッタ『ゲイシャ』(1896)とその歴史的文脈」
シンポジウム評:渡辺俊夫“Reflection and Reality: The Influence of Japan on
American Arts,1853-2003”
展覧会紹介:猿渡紀代子「ポール・ジャクレー展」
展覧会情報、文献紹介ほか

■学会賞

2003年度24回ジャポニスム学会賞受賞者および対象業績
松村恵理氏 『壁紙のジャポニスム』 思文閣出版 2002年
選考経過・発表
4月30日締め切りの公募に対し、要件を満たすものとして1件の応募があった。6月28日の学会賞担当理事会において
審査、授賞を決定。10月20日付で発表、11月22日に授賞式を行った。

■広報

NEWS LETTERの発行(事務局)
1号(2月21日)、2号(3月27日)、3号(7月11日)、4号(10月20日)

学会ホームページの開設
9月1日ジャポニスム学会ホームページをインターネット上に開設。
コンテンツ:学会について、入会案内、会報、活動、学会賞、図書紹介、リンク、連絡先

 

 

2002年度

 

■ 総会
第22回総会・座談会
2002年2月23日(土)於学士会会館分館
総会 一般討議
1)2001年度事業報告
2)2001年度決算報告・監査報告
3)2002年度事業計画案
4)2002年度予算案
5)未収金について
6)その他
座談会―ジャポニスム研究事始め―「学会創立時代を振り返る」 座長 大島清次理事長


■例会

第1回例会(見学会)
2002年6月2日(日)於府中市美術館
講演会「ドクトル・ドレッセル博士の日本漫遊」
佐藤秀彦氏(郡山市立美術館学芸員)
見学会「クリストファー・ドレッサーと日本展」

第2回例会(見学会)
2002年7月20日(土)於水月ホテル鴎外荘
研究発表「英国のオペレッタ『ゲイシャ』にみるジャポニスム―同時代の記録と歌詞の分析を中心に―」
橋本順光氏(横浜国立大学教育人間科学部専任講師)
見学会 鴎外荘

■ 会報の発行
『ジャポニスム研究』第22号 2002年9月発行

■ 2002年度第23回ジャポニスム学会賞
受賞者および対象業績
学会賞 小山ブリジット氏(武蔵大学人文学部教授)
Japon reve -Edmond de Goncourt et Hayashi Tadamasa (Paris : Hermann, 2001)
選考経過 4月30日締切りの公募に対し、要件を満たすものとして1件の応募があった。第2回理事会(9月5日)にて審査、受賞者を決定。
10月24日付で発表、12月7日に授賞式を行った。

■ ジャポニスム学会賞授賞式
2002年12月7日(土)於学士会会館分館

■ 理事会
第1回理事会
2002年2月23日(土)於学士会会館分館
2001年度事業報告並びに決算報告、監査報告承認。
2002年度事業計画案並びに予算案承認。
未集金と長期滞納者への対応について。
入会審査・退会者報告。
学会賞について
学術会議への学会登録について
その他

第2回理事会
2002年9月14日(土)於学士会会館分館
入会審査、退会報告。
2002年度会計中間報告。
2002年度学会賞審査。

臨時理事会
2002年12月7日(土)於学士会会館分館
規約改正案について

■ 実行委員会
第1回実行委員会 2002年1月26日(土)於ブリヂストン美術館
第2回実行委員会 2002年6月8日(土) 於品川プリンスホテル
第3回実行委員会 2002年7月20日(土)於鴎外荘
第4回実行委員会 2002年9月14日(土)於本郷
第5回実行委員会 2002年12月7日(土)於学士会会館分館

 

 

2001年度

 

■ 総会
第21回総会・ジャポニスム学会賞受賞記念講演会
2001年1月13日(土)於東京都庭園美術館
総会 一般討議
1)2000年度事業報告
2)2000年度決算報告・監査報告
3)2001年度事業計画
4)2001年度予算案
5)役員改選
第21回ジャポニスム学会賞受賞記念講演
「19世紀末ベルギーの書籍装飾とジャポニスム」 高木陽子氏(文化女子大学助教授)■ 例会
第1回例会
2001年4月21日(土)於大谷美術館
研究発表会
「モーティマー・メンペスの日本を題材とした作品と肖像画について―J. McN. ホイッスラーと河鍋曉斎の影響」
小野文子氏(グラスゴー大学大学院)
「司馬江漢と蘭書『歴史年代記』」 磯崎康彦氏(福島大学教授)


■例会
第2回例会(見学会)
2001年6月2日(土)於東京都美術館

レクチャー
「『アール・ヌーヴォー展』ショートレクチャー」河合晴生氏(東京都美術館学芸員)
見学会  「アール・ヌーヴォー」展

■ 連続講演会(ジャポニスム学会・ブリヂストン美術館共催)

2001年6月30日(土) 於ブリヂストン美術館
「ジャポニスムとは何か」高階秀爾氏(東京大学名誉教授)
2001年7月 7日(土) 於ブリヂストン美術館
「フランスのジャポニスム」三浦 篤氏(東京大学助教授)
2001年7月14日(土) 於ブリヂストン美術館
「モードのジャポニスム」深井晃子氏(京都服飾文化研究財団チーフキュレーター)
2001年7月21日(土) 於ブリヂストン美術館
「ウィーンのジャポニスム」馬渕明子氏(日本女子大学教授)
2001年7月28日(土) 於ブリヂストン美術館
「写真とジャポニスム」横江文憲氏(東京都庭園美術館学芸員)

■ 会報の発行

『ジャポニスム研究』第21号 2001年9月発行

■ 2001年度第22回ジャポニスム学会賞
受賞者および対象業績
学会賞 隠岐由紀子氏(明治学院大学・女子美術大学非常勤講師)
「ギュスターヴ・モローと仏教美術」『ジャポニスム研究』第20号、 2000年、15-32貢
選考経過 4月20日締切りの公募に対し、要件を満たすものとして2件の応募が あった。第2回理事会(6月30日)にて審査、受賞者を決定。
8月8日付で発表、11月17日に授賞式ならびに受賞記念講演を行った。

■ ジャポニスム学会賞授賞式ならびに受賞記念講演会
2001年11月17日(土)於学士会館本館
講演会
「19世紀後半のフランス絵画における仏教美術の影響」
隠岐由紀子氏(明治学院大学・女子美術大学非常勤講師)

■ 理事会
第1回理事会
2001年1月13日(土)於東京都庭園美術館
2000年度事業報告並びに決算報告、監査報告の承認。
2001年度事業報告並びに予算案承認。
入会審査。
役員改選。

第2回理事会
2001年6月30日(土)於ブリヂストン美術館
入会審査。
2001年度会計中間報告。
長期滞納者への対応について。
2001年度学会賞審査。
その他。

■ 実行委員会
第1回実行委員会 2001年1月13日(土)於東京都庭園美術館
第2回実行委員会 2001年4月21日(土)於北区滝野川会館喫茶室
第3回実行委員会 2001年6月30日(土)於ブリヂストン美術館
第4回実行委員会 2001年8月11日(土)於ブリヂストン美術館